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子供に伝わる話し方!ママの言うことを聞く子にできるおどろきの方法

子育て
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子どもが言うことを聞きたくなるママの話し方

親が一生懸命言って聞かせているのに、子供に上手く伝わっていない・・・はっきり言って労力と時間の無駄ですよね。

親の手間を省き、子育てでイライラしないためにも、上手な伝え方を身につけましょう!早速ポイントをご紹介していきます。

子供が理解できる話し方

子供は、「1回に1つ」「具体的なことを」言われると、理解でき、行動できます。

たとえば「このぬいぐるみを赤いカゴに入れてね」と言ってあげると、その通りに行動できます。しかし「1回に2つ以上」「抽象的なことを」言われると、理解が追いつかずに何をしてよいか分からなくなることがあるそう。

「急いで歯みがきして、保育園の準備をしなさい」といわれると、歯みがきすることまでは理解できても、保育園の準備とは具体的に何をやればよいのか、またいつまでにやれば良いのかがわからなかったり、歯みがきに集中して保育園の準備を忘れてしまったりして、結果それが親の目にはモタモタしているように見えてしまうのです。

言ったことを子供に確実に実行させるために、まずは親の話し方を工夫してみましょう。子供に指示を出すときには、以

下の2つのポイントに注意してみてください。

○ポイント1:あいまいな表現を避け、具体的に説明する

よく言ってしまいがちな表現なのですが、子供に「お片づけしなさい」「保育園の準備をしなさい」と言っても、子供がまだ小さい場合は「お片づけ」の意味を理解していなかったり、「準備」とは何をすればよいのか、具体的な行動を連想できないことがあります。

まずは「お片づけするよ。くまさんを茶色の箱にいれてね」「絵本をこの棚にいれてね。

お片づけお片づけ」というように、お片づけとは何をすれば良いのか、具体的な指示を出してあげるようにしてください。

何度も繰り返して言い聞かせるうちに、子供も「お片づけ」イコール「物を元あった場所に戻すこと」だと理解できるようになってきます。

「保育園の準備」というのも、最初のうちは「まずは白い靴下を履いてね」「いつも持っている黄色いかばんを持ってきて」と一つずつ具体的に指示を出すようにしてください。

○ポイント2:要求は1回に1つにする

「手を洗ってうがいして、服を脱いだらカゴにいれて」という話し方は、要求が多すぎて子供が混乱してしまいます。

「手を洗ってうがいして」まで覚えていたらまだ良い方で、混乱して何を言われたか全部忘れてしまう子もいます。

ママは忙しいので、一度にまとめていくつもの要求を言ってしまいたくなるのはわかるのですが、実は子供が3つ以上の要求をこなせるようになるのは4歳以降といわれています。

1つずつ確実に伝えるようにして、1つできたら次は2つ、2つできたら次は3つ、と段階的に要求を増やすようにしていってください。

「おててを洗ってね」→「手を洗ってうがいをしてね」→「手を洗ってうがいをしたら、服をカゴに入れてね」というように伝えるようにします。

もしかしたら2つの時点でつまずいてしまうかもしれませんが、そうしたらもう一度1つずつの要求に戻って、慣れてきたら2つに増やしてみる、など気長に練習しましょう。

いつか必ず出来るようになりますので、焦らず見守るようにしてください。


子供に「○○しなさい」と言ってもやらないのは、実は子供が何を言われているのかわかっていなかった・・・なんて、目からウロコだったのではないでしょうか。

その可能性があることが分かっただけで、親もイライラせずに冷静に対策を考えることができるようになりますね。大人には簡単にできることや理解できる言葉でも、子供にとっては難しすぎる、ということが多々あります。

今回まとめたポイントを参考にして、伝え方を工夫するようにしてみてください。次の段落でご紹介する、その他の方法もぜひ取り入れてみてください。

その他・子供に伝わる話し方のコツ

上記の他にも、子供に伝わりやすくする話し方のコツをいくつかご紹介します。

難しい言葉は言い換える

「地震が来たら頭を守って地面に伏せる」と言っても、小さい子には難しい言葉が理解できません。

それよりも実際に親がやって見せて、「ダンゴムシのポーズ」と子供に馴染みのある言葉で言い換えれば、子供もしっかり理解して覚えてくれます。

他にも大きな声を出して欲しいときは「ライオンさんの声で」、小さい声で話して欲しいときは「ねずみさんの声で」と言い換えると、「元気よくお返事」「静かにしなさい」と言うよりも、子供にとっては分かりやすいようです。

合言葉を活用する

保育園、幼稚園の子にとっては難しいことだと分かっていても、どうしても覚えておいて欲しい言葉の中に、防災や防犯に関わる注意事項などがあります。

そんなときは合言葉を活用して簡単に覚えられるようにしましょう。

有名なものだと「い・か・の・お・す・し」などがあります。防犯に関する5つの注意事項「いかない/のらない/おおきな声を出す/すぐににげる/しらせる」のそれぞれ頭文字を取ったものです。

似たようなもので防災の「お・は・し・も」(おさない/はしらない/しゃべらない/もどらない)や、小学生以上の子供を対象にした少年非行防止の「ま・け・な・い・よ」(まんびきしない/ケータイ危ない/なぐらない/いじめない/よあそびしない)などがあります。

とりあえず子供の言い分を聞く

「○○しなさい」と親の要求を伝えるだけでなく、子供が上手くできなかったり時間がかかっているときには、「どこが難しいの?」と聞いてみましょう。

子供が引っ掛かってしまっているところがわかれば、そこだけ親が手伝ってあげることもできますし、子供と一緒に解決法を考えたり、練習したりすることもできます。

急いでほしくてイライラする気持ちは分かりますが、親が怒っている雰囲気などを子供はめざとく感じ取ります。

萎縮して話したいことを話せない状況になってしまわないように、普段どおり穏やかに、を心掛けて子供の話を聞いてあげるようにしてください。


子供に言いたいことを伝える場合には、子供に分かりやすい、または覚えやすい言葉で伝えることが大切です。

上記でご紹介したほかにも、ママや保育士さんのクチコミを見ていると「体育座り」を「お山すわり」と言い換えたり、鼻を噛むときのことを「ブタの鼻」と表現していたりと、皆さん様々な工夫をされていました。

親が工夫しても、どうしても子供ができない場合は、しっかりと子供の話を聞いてあげると、案外簡単に解決策が見つかったりします。

親子ともに楽しみながら、分かりやすい方法を模索して、成長していけると良いですね。

まとめ

いかがでしたか?

子供は反抗して親の言うことを聞かないわけではなく、親に何を言われたのかが理解できないため、行動できていない場合があります。

そのため、子供に分かりやすい表現で1つずつやさしく説明してあげてください。

段階を踏んでいけば、同時に複数のことを言われても、行動できるように必ず成長していきます。

出来ないときにも腹を立てずに、ゆっくり一緒に練習したり、子供の話を聞いてあげるようにしてくださいね。

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