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妊娠初期のネガティブ思考!言葉を言い換えればすべてがプラスに!

出産/妊娠
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妊娠初期とは?

妊娠初期の期間は

妊娠初期とは妊娠4週から15週までの期間を指します。

ちょうど妊娠が発覚したり、体調に変化が出始める頃です。

身体にはどんな変化が起こるの?

この時期の体調は個人差が大きいですが、少量の出血(着床出血)や、つわりを経験する方がいます。

人によって様々な症状があり程度も全く異なるため、ただでさえ体調が悪いのに、周囲に理解してもらえなくて苦しむこともあります。

気を付けなければいけないこと

妊娠初期は流産のリスクが高いうえに、体調も目まぐるしく変化するので、心身共に自己管理が難しくなります。

不安な症状があったり、つわりがつらいときは早めに受診し、少しでも安心できる環境を整えましょう。

妊娠初期にネガティブ思考になりやすい理由

ホルモンバランスの変化

赤ちゃんを子宮にとどめて育てるために、ママの身体は妊娠前とはホルモンバランスが大きく変化します。

そのホルモンが脳に作用したり、自律神経のバランスを乱すことで、なんでもないことに悲しくなったり、普段は平気なことでもイライラしてしまうのです。

つわりなどの体調の悪さ

体調が悪いとただでさえ弱気になったりイライラしたりしがち。

しかも妊娠中の身体のトラブルは、風邪などの体調不良と違ってすぐには治りません。

また、妊娠は病気ではないとわかっているので、ついつい無理をしてしまいがち。

動きたい気持ちという事を聞かない身体とのギャップで、情けなくなったりイライラすることが多いです。

体型の変化に対するストレス

妊娠初期でも、早い方はおなかがポッコリしたり、脂肪がつきやすくなったり、胸が張って痛くなったりと、様々な体型の変化が起こります。

みるみるうちにこれまでとは違う体型になっていくうえに、まだ胎動などを感じず赤ちゃんがいる実感もわきにくいので、体型の変化を受け入れるのに時間がかかる人も多いです。

崩れていくボディラインを気にして悲しくなったり、お気に入りの服がに合わなくなってしまうことにもストレスが溜まってしまいます。

流産などの不安

妊娠初期はまだまだ流産のリスクも高いです。

流産経験などがない方でも、やはり自分の身体はちゃんと赤ちゃんを守っていけるかと、不安になることが多いです。

その不安がストレスとなって、落ち込んだりイライラしてしまうこともあります。

出産や子育てに対する不安

妊娠・出産はとっても大きなライフイベント。

特に初めての妊娠ではわからないことも多く、「ちゃんと産めるかな?」「ちゃんと育てていけるかな?」などと不安になってしまいがちです。

真面目な人ほど「自分はちゃんといい母親になれるのか」と悩んでしまいがちなので、抱えるストレスも大きくなります。

夫の反応

「妊娠した」と伝えたとき、マンガやドラマのように飛びあがって喜んでくれた夫や、つわりで苦しんでいるときに自分を犠牲にしてまで献身的に世話をしてくれた夫は、世の中に何人いるでしょうか?

たいていの夫は飛び上がって喜ぶことよりも先に、父になることへのプレッシャーや、体調が悪くてつらそうな妻に何もできない無力感から、現実逃避をしてしまう期間がありますそのとき、妻は夫の態度をみて「この人は父親になる自覚があるのか」と落胆してしまいます。

夫のこの行動は子供ができることを真剣に受け止めているからこその反応なのですが、妻としても子育てのパートナーとしても、不安になってしまうことがあります。

周囲の反応

まだまだ妊娠の報告を迷う妊娠初期。

体調が悪くても「つわりで…」と言えないときなどは、周囲からも嫌な顔をされたりして、辛くなることもあります。

また、早めに妊娠報告をしても、「つわりは病気じゃないでしょ」なんて心無いことを言われたり、「お腹大きくならないけど赤ちゃん大丈夫?」などとやけに不安をあおられたりすることもあります。

生活の変化

妊娠に伴い仕事を辞めたり、体調不良によって家事ができなくなったりなど、妊娠初期には生活も大きく変化します。

「赤ちゃんのため」と頭ではわかっていても、今まで当たり前にできていたことができなくなったりすると、知らないうちにどんどんストレスが溜まってしまいます。

ライフプランの立て直し

「〇歳でこれをやりたい!」などと目標を持っていた人は、妊娠や出産によってその予定が大幅に変更になることがあります。

子供ができることはとても嬉しいのですが、今まで目標にしてきたことが変更になったり中止になったりするのは、やはりストレスになってしまいます。

妊娠、出産、育児に対する先入観

「妊婦は幸せでなくてはいけない」「子供が生まれたら毎日大変」など、世間が作り上げた理想の価値観や、周囲から聞く話に、「自分もそうでなくてはならない」と無意識に縛られていませんか?

そういった価値観と今の自分を比べてしまい、そのギャップに苦しむこともありますが、妊娠や出産・子育ては本当に人それぞれ。

妊婦は幸せだけど辛いことも多いし、子供が生まれて大変でもそれを楽しめるママだっています。

世間の価値観と自分との違いを比べて落ち込むのはストレスになるのでやめましょう。

陥りやすいネガティブ思考とその対処(言い換え方法)

「夫は本当は子供が欲しくないのかも」

妊娠報告をしたときの夫の反応が思っていたのと違った場合や、夫が仕事などで毎日帰ってくるのが遅かったときなど、本当に自分と子供のことを愛しているのかなと不安になってしまうことがよくあります。

ポジティブに言い換え

夫は夫なりに、家族が増えるプレッシャーを抱えていたり、つわりやマタニティブルーで苦しむ妻にどう接していいのかわからずに戸惑っています。

「子供ができることに真剣に向き合っているからこその反応だ」と前向きに受け止めて、ネガティブを回避しましょう。

「ちゃんと育てられるかな?」

つわりで思うように家事をこなせなかったり、マタニティブルーで感情のコントロールができなくなったり、「自分は人間として未熟なんじゃないか」と思うようなことがあって、母になることを不安に感じてしまうことがよくあります。

ポジティブに言い換え

先のことを考えて不安になるのは赤ちゃんを守ろうと頑張っている証拠。

「これもママになる準備をしているからだ」と捉えて、体調や気持ちが優れないときには無理せずゆったりと過ごしましょう。

「生きてる価値がない」

妊娠すると仕事をやめたり、仕事内容を変更してもらったり、体調が優れなくて家事や身の回りのことさえできなくなってしまったり…

とくに妊娠初期にはできなくなることが増えて、落ち込んでしまったり、できなくなった自分を責めてしまいがちです。

ポジティブに言い換え

安静にしたり、ゆっくりと身体を休めることは、赤ちゃんを守るためにママにしかできない大切な仕事。

会社や家事も大切ですが、お腹の中の命は何よりも大切なもの。「他の誰にもできない役割を果たしているんだ!」と自信を持ちましょう。

まとめ

妊娠初期は体調も生活も目まぐるしく変化し、先が読めないこともたくさんあるので、不安になることがよくあります。

でも、不安が芽生えるのは当たり前のこと。今悩んだり苦しんだりしたぶん、とってもいいママになれるはずなので、自信をもって過ごしましょう♪

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ライター紹介 ライター一覧

星山春菜

星山春菜

メディカルアロマセラピスト&心理カウンセラーとして、婦人科や精神神経科の病に悩む患者様と、そのご家族に寄り添ってきました。

現在は初めての妊婦ライフ真っただ中!つわりやむくみなどに悩みつつ、アロマをフル活用して乗り切っています。皆様のお役に立てる記事を書けるようがんばります!