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角質がボロボロ…そんなお肌に正しい角質ケアの方法とは?

健康/美容
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自活力を取り戻そう!「角質培養」というスキンケア方法

今までに「角質培養」というのをどこかで目にしたことはありませんか?

角質培養は毛穴、ニキビやニキビ跡、角栓、乾燥や敏感肌などなど、ありとあらゆる肌トラブルを改善に導くための美容方法として以前からネットなどで注目されている美容方法の1つです。

簡単にいうと、今までのやり過ぎのスキンケアをやめて、最低限でシンプルなスキンケアに変えるという方法です。

やり過ぎのスキンケアとはどんなものかというと…

  1. ピーリングやスクラブなどで角質を除去する
  2. 界面活性剤などの化学成分が配合されたスキンケアを使う
  3. ゴシゴシこする、なんども洗うといった肌に負担を与える洗顔

といったものがあげられます。

これらのスキンケアを毎日、長期間続けてしまうことで肌は刺激や負担を受け続けることになります。

すると自然なターンオーバーやバリア機能、肌が自ら美しく生まれ変わる力(自活力)など肌本来が持つ機能が低下してしまい、角質がボロボロになってしまいます。その結果、さまざまな肌トラブルを招いてしまうというわけです。

どちらかというと「角質培養」というよりも「角質層をいたわり守る」といったほうが近い表現かもしれませんね。

ポイントはとにかくやりすぎない!刺激の少ないシンプルケアを意識すること!

そうすることで肌本来が持つ自活力、再生力を取り戻すというのが角質培養という美容法なのです。

角質培養はどんな肌質でもできる角質ケア方法

健康で美しい肌は正常なターンオーバーなくしては存在しません。

逆にあらゆる肌トラブルの原因は肌のターンオーバーの乱れ、遅れが原因であり、その原因は加齢や紫外線などの外的刺激などさまざまです。

このターンオーバーの遅れをなんとかするにはとにかく肌表面に溜まっている古い不要な角質を取り除いて、ターンオーバーを促進し正常に戻さなければいけないというのが一般的な角質ケアの考え方です。

しかし角質培養の美容法はこの考えとは真逆になります。

例えばピーリングなどで人工的に古い角質を無理やり剥がしてしまうと、その後出来上がる肌細胞が未熟なまま表皮に押し上げられてしまい、バリア機能がきちんと働かず刺激に弱いトラブル肌になってしまう。

なので無理に角質を取らずに自然な肌のターンオーバーのサイクルに任せましょうという考え方です。

これを別の言い方にすると「ターンオーバーは無理に促進しないほうがいい」という考えでもあるのですが、アトピーなどの非常に弱い敏感肌にとって安心して行える効果的な方法だともいえます。

なぜなら敏感肌にとってはピーリングなどをすると刺激にしかならず、ターンオーバーを正常化する前に炎症などの肌トラブルを招く可能性があるからです。

アトピー肌の症状に「落屑(らくせつ)」というものがあります。落屑とは死んだ皮膚が剥がれて、皮膚の代謝(ターンオーバー)とともに剥がれ落ちていくことをいいます。

こうした落屑は見た目には角質がボロボロになった皮向けの状態なので深刻に思いがちですが、けして肌にとって悪いことではありません。

皮が剥がれていくことで古い皮膚が排除されて、健康できれいな皮膚になるまでそれを繰り返すという、肌本来が持つ皮膚代謝の自然な流れでもあるからです。

つまり敏感肌やアレルギー肌など、どんな肌質でも皮膚の代謝というのは常に行われるものだから、肌に刺激を与えることで自然なターンオーバーの邪魔をしないようにすることが最重要だというわけです。

このことからも角質培養はあらゆる肌質に対応している万能な角質ケア方法といえるのかもしれません。

「角質培養」の方法

先述したように、この美容法は「角質を培養する」というより「角質層をいたわって守る」方法です。

つまり今までのスキンケアでやっていたことを減らし、刺激を極力避け、とにかくシンプルなスキンケアを心がけていくことになります。

では具体的な方法についてお話ししていきましょう。

洗い過ぎない!つけ過ぎない!

摩擦などの刺激を避けるには単純に肌にさわる頻度を減らすことでもあります。例えば

  1. 洗顔時もゴシゴシと力を入れて洗い過ぎない、何度も洗わない
  2. 洗顔後のスキンケアも化粧水と乳液のみや、オールインワンジェルを使うなどアイテム数を減らす
  3. クレンジング不要なくらいの軽いメイクにする

などです。

洗顔、スキンケア、メイクなどすべての行程においてとにかく「最低限だけ」を心がけ、肌への負担を避けるようにしましょう。

合成界面活性剤などの余計な化学成分の化粧品を使わない

特にクレンジングオイルなどには合成界面活性剤が多く使われています。

クレンジングオイルは洗浄力が強いのでしっかりメイクを落とす力はありますが、その分肌への負担は大きいです。

界面活性剤などの化粧品の化学成分の刺激により、肌のバリア機能やターンオーバーのリズムを崩してしまうこともあるので使用を避けるようにしましょう。

人工的に角質を取ろうとしないようにする

ピーリングなどで人工的に古い角質を取り除くことでターンオーバーの遅れを促進させるのが一般的な角質ケアですが、促進してターンオーバーを早くなると、それも正常なリズムのターンオーバーとはいえないのです。

あくまで自然のリズムに任せる。意識的に角質を取ろうとせずに自分の肌の再生力を信じて気長に待つのがポイントです。

角質培養ケアを続けていると、今までのやりすぎケアで弱っている肌が表面に出てきます。未熟な肌細胞が表皮に押し上げられているので、刺激に弱く保湿力も少ないため乾燥や肌トラブルも出やすくなります。

ここでつい、いろいろスキンケアをしたくなってしまいますが、それでは元に逆戻りです。ここはグッとこらえてピーリングや毛穴パック、スクラブなどは一切やらないと決め、最低限の洗顔と保湿を続けるようにしましょう。

つまり肌が健康に美しく再生する角質培養のメカニズムは…

ファンデーション塗らない or 洗顔料のみで落とせるファンデーションを使う

  • W洗顔不要に。シンプルに洗顔のみで済む。
  • 皮脂膜、肌の潤いを取り過ぎを防ぐ。
  • 刺激による角質層の乱れを防ぐ。
  • バリア機能とターンオーバーが正常に!
  • あらゆる肌トラブルがなくなり肌の機能が安定したきれいな肌になる!

角質培養は効果が現れるまで少し時間がかかりますし、途中の段階で乾燥やゴワつき、くすみや角栓などが見られるようになり、思わずピーリングなど手をかけたくなる時期もあると思います。

またメイクもあまりしないことが理想なので、外出の機会が多い生活の中では少し実践しにくい美容法かもしれません。

ですが、出産直後などあまり外出したりメイクをする機会のない子育ての時期にはうってつけの美容法かもしれません。むしろこの時期は新しい美容法を試すチャンスだと思ってチャレンジしてみるのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

角質培養はどんな肌質の人でも気軽に試しやすい角質ケア方法です。

肌が持つ再生力を信じて、徹底したシンプルケアで肌の自活力を最大限に引き出してあげましょう!

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Nemonon

Nemonon

元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています!

同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。