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顔のムダ毛どう処理するのが一番いいの!?ビューティードバイザーがすすめる7つの方法

健康/美容
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産毛は何のためにあるの?


昔は産毛を含む体毛は紫外線や外気などの外的刺激から肌を守る役割。そして毛の生え変わりの時期に毛が抜けるときに毛穴に詰まった汚れや老廃物も一緒に毛穴から排出させる役割があるとされていました。

でも現在では様々なスキンケア商品やお手入れの方法が充実しており、産毛の役割に充分代わることができます。

例えば毛穴の汚れなどは毎日のクレンジングや洗顔料で洗い落とすことができますし、スキンケアや日焼け止めなどで外的刺激から肌を守り健康な肌を保つこともできます。

このため今では顔の産毛は特に必要性のないものとされています。

顔の産毛処理の必要性と5つのメリット

鼻の下のヒゲ部分や眉毛などは生やし放題だと女性として恥ずかしい部分なので、たいていの女性は処理していると思います。

では顔全体にうっすら生えている産毛は定期的に処理していますか?ヒゲ部分や眉毛と違ってあまり目立たないので全く処理したことがない人が多いのではないでしょうか?

でも実は、顔の産毛処理には次の5つのメリットがあるのです。

メイクのノリと持ちが良くなる

産毛がファンデーションと肌の間で邪魔をしてしまうので肌にぴったり密着しません。

メイクの持続性は肌への密着度と比例するのでメイクの持ちも悪くなってしまいます。

でも産毛をなくせば同じファンデーションを使ってもノリと持ちが良くなるのを実感できるのです。

肌のトーンが明るくなり透明感が出る

日本人を始め東洋人の体毛や産毛の色は黒や茶色です。

産毛の1本1本はとても細くて薄いですが、毛穴の数だけ産毛も生えていることを考えると顔全体のトーンを暗くさせてしまう原因にもなります。

肌のくすみを感じている人はもしかすると産毛が原因かもしれませんね。

ニキビの予防効果がある

ニキビの原因になる余分な皮脂や汚れは産毛に絡みつきやすいため、毛穴がつまってニキビができやすくなります。

顔の産毛処理はニキビができている時はニキビを潰したり刺激を与える原因になるので避けたほうがいいですが、ニキビができる前の予防対策としては有効的な手段になります。

スキンケアの浸透力が高まる

浸透の邪魔になっていた産毛がなくなることで、化粧水などのスキンケアが肌内部にしっかりと染み込みやすくなります。

肌触りが柔らかくスベスベになる

産毛処理をすることで肌表面にある古い角質も取り除くピーリング効果も同時に得られるので処理後の肌ざわりが柔らかくスベスベになります。

顔のうぶ毛の処理方法

では顔のムダ毛、産毛処理の方法について詳しく紹介していきましょう。

セルフでの産毛処理方法

カミソリ

きちんと綺麗に剃りたい人はヘッドが小さめの「L字型」といわれる顔用のカミソリがベストです。

使い慣れていなくて怖いようなら顔用のT字型カミソリが初心者には比較的使いやすいでしょう。

正しい顔剃り方法
  1. 化粧水などで肌を整えた後、乳液やクリームまたは顔そり用専用のクリームなどを、毛の流れに逆らうようにして塗りながら産毛を立たせます。
  2. カミソリを持っていない方の手で肌を軽く引っ張りながら、毛の流れに沿ってカミソリを滑らせ産毛を剃っていきましょう。
    逆に毛の流れに逆らって剃る(逆剃り)は肌に必要な潤いや健康な角質まで剃り落としてしまうだけでなく、カミソリがつっかえてしまい切ってケガをする恐れがあるのでやめましょう。
    剃る順序はおでこ→眉間・鼻筋→眉毛の下→こめかみ→頬の上部→小鼻の横→頬の下部→唇の下(アゴ)→鼻の下(ヒゲ部分)というふうに進めていきましょう。
  3. 剃り終えたら濡らしたタオルやコットンで肌を拭き、冷たい水やタオルでお肌を冷やしましょう。
  4. 処理後はスキンケアでしっかりと保湿しましょう。

剃った後の肌は過敏になっているので敏感肌用などの低刺激のスキンケアがオススメです。

処理の頻度は産毛の毛周期が約20日間なので(多少個人差はあります)その周期に合わせると肌になるべく負担をかけずに処理ができます。

約3〜4週間に1度を目安にしましょう。ヒゲ部分などの気になる部分でも1週間に1度くらいにしておく方が肌のためにはベストでしょう。

やりすぎると肌に必要な角質までカミソリで削いでしまい赤みやかゆみ、かぶれなどのトラブルを招いてしまうので注意しましょう。

顔剃りの注意点やNG
  • 顔剃りの後は紫外線などの外的刺激でダメージを受けやすいので、朝など外出前に剃るのは控えましょう。
    ベストなタイミングは入浴後。毛穴が開いて肌が柔らかくなっている状態が処理しやすいでしょう。また洗顔後に蒸しタオルなどで毛穴を開かせてからでもいいですね。
  • 刺激を過度に与えないためにも同じ部分を何度もカミソリで剃るのはやめましょう。
    また肌に負担なく綺麗に剃るためにもカミソリが汚れたらその都度ふき取ってください。
    剃っていくと肌のクリームも減っていくので、その都度肌に塗り足しながら剃っていきましょう。
  • クリームや乳液の代わりに洗顔料や石鹸を使って剃るのはやめましょう。
    洗顔料や石鹸だと洗浄力があるため肌に必要な潤いや正常な角質までカミソリで毛と一緒に削ぎ落としてしまうことになります。
  • 入浴中に剃るのはやめましょう。お風呂場は部屋よりも照明が暗めです。産毛は細くて薄いので明るいところでないと見えづらくて危ないです。顔そりは明るい部屋で鏡を見ながら行うようにしましょう。
    また、カミソリをお風呂場に置きっ放しにしておくとサビついてしまい滑りにくく、きちんと剃れなかったりケガをする危険性があります。さらに雑菌が繁殖してしまい衛生面でも問題があるのでやめましょう。

顔用の電動シェーバー

使用方法はカミソリと同じですが、肌に直接触れないような作りになっているので肌が弱い人やカミソリに慣れていない人でも安全に使用できるので安心です。

デメリットは肌に直接触れない分、カミソリでの処理よりも毛が伸びて目立ち始めるのが早いです。

しかし肌への負担が少ない分、カミソリよりも短い頻度でも気になった時にすぐ処理できるのは電動シェーバーのメリットでしょう。

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器にはフラッシュ式という光脱毛タイプとサーミコン式という毛を焼き切るタイプ、毛を抜き取るタイプの3種類があります。

フラッシュ式は徐々に毛を減らしていくので今後の処理の頻度が少なくなります。しかし目立たなくなるまでにそれなりの期間がかかるので急ぎでの処理には向かないでしょう。

かたやサーミコン式や毛を抜き取るタイプの脱毛器はすぐにムダ毛を処理できるので急いで処理したい時に向いています。

尚、家庭用脱毛器には顔には対応していないものやヒゲ部分にしか使えないものもあるので、顔全体に使用したい場合は対応している器械かどうかを確認するようにしましょう。

サロン・クリニックでの産毛処理

レディースシェービングサロン

顔そりには資格が必要なのですが、理容室以外でも女性の顔そり専門のシェービングサロンというのがあり、そこで資格を持っているプロに顔そりをしてもらうことができます。

また美容室でも顔のシェービングサービスを設けているところもあります。

私は結婚式前のブライダルエステの一環で顔とデコルテや背中のシェービングをしてもらったことがあるのですが、肌触りが滑らかでスベスベになり肌のトーンもワントーン明るくなってビックリしたのを覚えています。

自分では特にムダ毛が気になるほど濃くないと思っていたのですが、自分では気づかなかっただけでしっかり生えていたんだと剃ってみることで実感し、プロのきれいな仕上がりにも感動しました。

セルフでの顔そりに自信がない人は1度プロにお願いしてみるのもいいかもしれませんね。

ワックス脱毛

脱毛用のワックスを温めてから肌に塗り、毛にワックスを密着させてから剥がして毛を抜き取る方法です。

よくエステサロンや脱毛サロンなどで行われています。

毛根から抜き取るので毛のないツルツルの状態が約2〜3週間続きます。

体のムダ毛と違い、顔のムダ毛は毛が細く初心者には難しいのでプロにお任せすることをおすすめします。また比較的肌が強い人の方が向いている処理方法だと思います。

医療レーザー脱毛

脱毛に関してはクリニックのレーザー脱毛がすべての脱毛方法の中で最も効果が高い方法です。もちろん産毛などの極細の毛にも対応していますし、医師の診断の元に安全な施術が受けられるので安心です。

顔の場合、だいたい2〜3回くらいで脱毛効果を実感し始め、完了するのは約6〜10回くらいが目安とされています。完了すればその後の自己処理は一切必要なくなります。

レーザーの種類はダイオードレーザーだと高い出力なので産毛などにも反応が高く、施術の痛みや肌表面への負担も少ないので顔の脱毛向きでしょう。

光脱毛

フラッシュ脱毛とも言い、主にエステサロンや脱毛サロンでの取り扱いが多いです。

クリニックのレーザー脱毛に比べると器械の出力が低いため脱毛効果も弱いです。しかしその分、施術後の赤みや施術中の痛みなどはかなり少ないでしょう。

>>尚、②〜④に関して詳しくは「セルフ脱毛で節約…ちょっとその前に 自分にあった脱毛方法を!8種類の脱毛方法を紹介」に記載していますので参考にしてください。

フォトフェイシャル

光の熱エネルギーによって肌細胞を活性化し、真皮層に働きかけ正常なターンオーバーやコラーゲン生成を促進することで肌にハリやツヤを与えたり、シミやくすみ、透明感を与える美肌治療です。

こうした美肌治療の副次的効果として顔の産毛やムダ毛の脱毛効果も期待できます。

料金は割高にはなりますが、せっかくなら脱毛だけでなく美肌効果も狙いたいという人にはおすすめでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

顔のムダ毛処理のさまざまな方法やメリットについてご紹介しました。

顔のムダ毛は最も人から見られやすい部分です。

これを機にぜひ、体のムダ毛だけでなく顔のムダ毛処理にもチャレンジしてみてくださいね!

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Nemonon

Nemonon

元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています!

同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。