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韓国で大人気の美容治療の「水光注射」。日本でも最近では最新の美肌治療としてとても注目を集めています。
でも注射系の治療の割には効果があまり感じられないかも…?なんて噂も?!
そこで今回は水光注射の効果や治療内容、またメリットデメリットについてなど詳しくご紹介していきましょう。
水光注射って何?
水光注射とはヒアルロン酸やビタミン、アミノ酸などの美肌効果のある保湿成分を皮膚の表皮の浅い層に直接注入することで肌質改善を図る美容施術です。
水光注射の効果
- 肌の水分量の増加
- コラーゲンの生成を促進
- ターンオーバーを促進
これらの作用によって肌にハリや弾力、ツヤを与えシワやくすみを改善し、ハリのあるみずみずしい素肌へと導きます。
同じような注入系の美容施術にはヒアルロン酸注射やレディエッセなどさまざまなものがありますが、これらの施術は全てハリを失ってしぼんだ部分の肌(シワ・くぼみ・たるみ)に注入することで皮膚を持ち上げてヘコんだ部分を物理的に膨らませてハリを出す施術です。
一方、水光注射の場合は肌全体の水分量や密度のアップを図り、肌質自体を美しくハリのある肌に変えていくという治療になります。
また水光注射の注入は注射器などではなく専用の機械を使用して注入していきます。主に治療に適した部位は額・目周り・頬・アゴ、また首やデコルテや手などにも適していて、シワやほうれい線、乾燥、たるみ、毛穴の開きなどの肌のお悩みに効果的な治療です。
水光注射って効果がないってホント??
水光注射は人気の美肌治療ですが、なかには「効果がない」なんて声も聞こえてきます。
でもそう言われるのにはちゃんと理由があるようです。それは「他の注入系治療と比較すると、間接的な美肌改善なので即効性があまりない」ということ。
注入系治療であるヒアルロン酸注射などは、ヒアルロン酸を直接注入することで物理的にハリのないヘコんだ部分をふっくらさせて平らにするといった即効性がある治療です。
一方、水光注射は肌の水分量を増やすことでターンオーバーやコラーゲン生成を促すことで肌質改善をしていく治療なので、ヒアルロン酸注射などと比べると間接的な治療かもしれません。
そのため他の注入系治療に比べて即効性は望めない分、「効果がない」と感じる人もいるのかもしれません。それが「効果がない」という声があがってしまう原因かもしれませんね。
またレーザー治療なども同じように即効性はないものがほとんどですが、水光注射などの直接肌に針を刺すという施術はレーザー治療に比べるとやはり多少は痛みのリスクがあります。
でも「痛みのリスクの割に即効性がない」というのも「効果がない」と感じさせる理由のようです。
でも他の注入系治療と比べても、肌の内側から肌質改善をしてくれるので、先々のことを考えると根本的な美肌改善効果が得られる画期的な治療とも言えるでしょう。
水光注射の治療を詳しくご紹介!
では水光注射の治療について詳しくみていきましょう。
治療ペース
最初は2〜4週間に1回のペースで3〜5回ほど続け、その後は数ヶ月に1回、半年に1回のペースで継続していくと効果の持続性が保たれる。
施術時間
顔全体は約20〜30分。麻酔クリームなどを使用する場合は30〜60分ほどプラスされる。
ダウンタイム
ほぼ無い。施術後メイク可。場合によっては施術後数日ほどは赤みや腫れなどの症状が残ることがある。
治療費用
保険外診療のため、クリニックによって費用はまちまち。
水光注射の場合、ヒアルロン酸のみの注入だけではなくビタミンやアミノ酸、コエンザイムなどの美容成分も合わせて注入するため単品の注入はさほど高くなくてもトータルコストがかかりやすい治療。目安としては約30000〜50000円ほど。
水光注射の効果は使用する美容成分によって効果が異なる
水光注射は基本的にヒアルロン酸がオーソドックスですが、他の美容成分と組み合わせることで相乗効果が得られます。
- ヒアルロン酸…保湿力UP・乾燥小じわ改善・ハリを与えキメを整える
- プラセンタ…くすみ改善・肌を強くする・アンチエイジング
- ビタミン…美白・ニキビ・毛穴・抗酸化作用
- トラネキサム酸…肝斑・シミ・くすみの改善
- コエンザイム…抗酸化作用・ハリやツヤUP・アンチエイジング
- ミネラル…健康な肌細胞の維持・肌老化予防・代謝促進
- PRP(自分の血小板の成分を濃縮して抽出したもの)…肌細胞の活性化・肌の質感の向上
水光注射のメリット&デメリット
水光注射のメリット
水光注射の効果は先にもお話しした通り、肌の水分量をUPさせハリやツヤ、潤いを与えて美しい肌作りができることです。そして特にアンチエイジングに期待できる美容施術です。
では、他の美容施術と比較した時に水光注射にはどんなメリットがあげられるかというと、主に次の3つになります。
確実に水分量をUPさせられる施術
肌の真皮内に直接、ヒアルロン酸を注入するので化粧品などと比べると直接的・圧倒的に水分量を増やすことが可能です。
またヒアルロン酸以外の美容成分も直接真皮内に注入できるため、美容効果もダイレクトに感じられるのも魅力的です。
施術範囲が広い
美容レーザーなどは基本的に顔のみがほとんどですが、水光注射の場合は顔だけでなく首やデコルテ、またレーザーでは難しい手の甲や目周りなどもできます。
手元は意外に年齢が出やすい部位なので施術可能なのが魅力ですね。
素早く広範囲に施術が可能
水光注射は専用の機械を使って注入していくわけですが、1ショットにつき一気に5針ほど刺していきます。
そのためひと針ずつ行う施術よりも大幅にスピーディーに広い範囲でも均一に施術していくことができます。
痛み・出血・ダウンタイムが少ない
極細の針であることと、肌の内側から吸引しつつ施術していくことから一般的に痛みや出血が少ない施術になります。
また肌への負担も少ないためダウンタイムもほとんどなく、施術後はすぐにメイクが可能です。
水光注射のデメリット
肌質や体質によって施術できない場合がある
次の場合は施術ができない場合があります。
- 妊娠中・授乳中の人
- 糖尿病や膠原病の人
- ヒアルロン酸のアレルギーやステンレスのアレルギーがある人
- ケロイド体質の人・敏感肌の人
- 皮膚疾患がある人
- 出血体質の人
- B型肝炎、C型肝炎、HIVの人
このように持病や体質、肌質によって受けたくても受けられない場合が他の施術に比べるとやや多いかもしれません。
永久的・半永久的な効果はない
水光注射は一回施術をすれば永久的、または半永久的に効果を得られるという施術ではありません。
そのため最初は2〜4週間に1回のペースで3〜5回ほど続け、その後は数ヶ月に1回、半年に1回といったペースで継続していくことで効果を持続していかなければいけないのです。
継続していくためのスケジュールや時間の確保などを考えると継続していくのが負担に感じるかもしれません。治療を始める前に負担のない治療プランを決めておくといいかもしれませんね。
トータルのコストが高額になりやすい
水光注射は基本のヒアルロン酸のみの注入というパターンはあまりなく、たいていはビタミンやビタミンなどの他の美容成分も混ぜて注入するものなので、トータルの金額が1回数万円かかります。
またこの施術は定期的に継続する必要があるので、長期的に考えるとトータルコストが高額になってしまう恐れがあります。
割引キャンペーンの時期を狙ったり、予算を決めてトータルコストを事前に計算した上で治療を始めるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
日頃のお手入れではお肌のお悩みがなかなか改善する様子がないという人は一度、最新美容治療の水光注射を試してみてはいかがでしょうか?
水光注射のメリットとデメリットをよく把握したうえで検討してみてくださいね。