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ホルモンバランスの変化によって、気分の浮き沈みが激しくなることの多い妊娠期間。
急に悲しくなって落ち込んだり、今までは平気だった些細なことに腹が立ったりと、ママ自身も「どうして?」と戸惑うくらい気分にムラが生じるときがありますよね。
そんなとき、おすすめなのが映画。
それも、心に効く「感動映画」です。そんな「感動映画」を見て、モヤモヤした気分をリフレッシュしちゃいましょう!
素敵な映画の世界に浸れば、クヨクヨしていた気分も吹き飛んじゃいますよ。
それに、ママと赤ちゃんが一心同体のこの時期なら、感動を共有することもできちゃいます。
今回は、見た人はもう一度、見てない人は深く感動できる「ディズニー&ジブリおすすめの映画」をご紹介します!
妊娠中のリフレッシュには映画が効く!
「ディズニー」や「スタジオジブリ」の映画作品のテーマは、夢と愛、そして勇気。そんなストーリーに感動し、誰に気兼ねすることなく涙を流すことは、よい気分転換になりますよね。
人が感動したとき、あるいは悲しい時に涙を流すと、「セロトニン」の分泌が増えるというのをご存知ですか?
「セロトニン」とは別名「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質で、自律神経の副交感神経を活発にする働きがあります。
つまり、リラックス効果が高まる働きがあるんですね。泣くとスッキリするのは、このような理由からです。
「感動して泣く」ことは、精神の安定にも一役買っているというわけですね。
それでは、何度見ても感動できる!「おすすめの感動映画」をご紹介しましょう!
感動がいっぱい!妊婦さんにおすすめの映画【ディズニー編】
単なる娯楽ではなく、見る人の心を励ましてくれる「ディズニー映画」。
ストーリーの中で主人公が壁にぶつかりながらも懸命に生きる姿は、これから出産という大きな仕事が迎えるママたちにとって「がんばろう!」という気持ちにさせてくれますよね。また、ディズニー映画はテーマ曲や挿入歌も素晴らしいものがいっぱい!
ストーリーに加え、音楽、登場するキャラクターなど何通りにも楽しめちゃうのが、ディズニー映画のすごいところですよね。それでは、みていきましょう!
「トイ・ストーリー」
主人公は、少年アンディがいつも遊ぶおもちゃのカウボーイ人形「ウッディ」。
人間がいなくなるとウッディたちおもちゃは動き出し、おしゃべりを始めます。
それは、まるで童謡「おもちゃのチャチャチャ」のよう。1~4まであるシリーズはどれも、大好きなアンディのことを思うおもちゃたちの健気さに感動するストーリーです。
ウッディたちのアクション映画顔負けの冒険も必見です!エキサイティング&感動のディズニー映画です。
「インサイド・ヘッド」
11歳の女の子ライリーの脳の中が舞台。
そこにはいるのは、「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情たち。
物語は、ライリー一家がミネソタの田舎町から父の転勤でサンフランシスコに転校したところから始まります。
転校して最初の日、不安や悲しみが押し寄せとうとうライリーは教室で泣き出します。そんなライリーを助けるべく、脳の中ではこの5つの感情たちが奮闘します。
5つの感情たち、それぞれのキャラクターの特色をつかんでいておもしろい!「こんなことってある~!」と自分に重ねあわせて分析できちゃいますよ。
感動なのは、ライリーの小さな頃の妄想の友達「ビンボン」が記憶のゴミ捨て場で消えてしまうシーン。
思わず涙がこぼれますが、「ヨロコビ」が苦境を乗り越える姿は勇気をもらえるシーンでもありますよ。
「塔の上のラプンツェル」
塔の上での生活しか知らない少女ラプンツェル。
一年に一度だけ見える空を上っていく「光」を間近で見るため、思い切って塔の外へ飛び出します。途中、出会ったお尋ね者のユージーンと一緒に「光」を探す冒険の始まり!
ラプンツェルとユージーンの二人が「光」を見つけるシーンは、ランタンが飛び交い、幻想的でその美しさに圧巻です!
また、ラプンツェルを助けるためにユージーンが犠牲になってしまうシーンでは、涙がどっとあふれて気分はすっかりラプンツェルです(泣)。
そのほか、ラプンツェルが離れ離れになっていた本当の両親に再会できる場面では、思わず「一緒に抱きしめ合いたい!」と思ってしまうほど感動しますよ。
「モンスターズ・インク」
一つ目小僧のような姿のマイクと鮮やかなライトブルーの毛で覆われた猛獣?
のようなサリーは、子どもの悲鳴を集めてエネルギーに変え、モンスターの世界に供給しているモンスターズ株式会社で働いているモンスター。
単なるモンスターもの?と思われがちですが、モンスターと少女ブーの心の交流が見どころのハートウォーミングなストーリーです。
そう、笑いと感動の両方を味わえる映画なんです。サリーとマイクがブーと別れるシーンは、私までさみしくなって泣けてきました。
そして、修理されたブーの部屋のドアを再び開けるラストのシーンはさらに泣けちゃいますよ!!
「MR.インクレディブル」
ヒーローものと思いきや、「家族の絆」をひしひしと感じる感動のファミリー映画です。
ヒーローだって、家に帰ればお父さんやお母さん。家族のことはやっぱり心配ですよね。
子どもたちは子どもたちで、もがきながらも少しずつ成長していきます。
そんな、全く人間と変わらないヒーローの家族が一丸となって悪に立ち向かう姿は、思わず応援してしまいますよ!
家族の「あるある」も満載なので、これから赤ちゃんが生まれるママたちにとってもおすすめの感動映画です。
感動がいっぱい!妊婦さんにおすすめの映画【スタジオジブリ編】
日本の長編アニメーション映画の最高峰と言えば、やっぱりスタジオジブリの作品。
ワクワクするような独創的なストーリーもさることながら、キャラの濃い登場人物たちも魅力ですね。
妊娠中の気持ちのムラも、ジブリ映画を見て感動することで吹き飛ばしてしまいましょう!
「ハウルの動く城」
帽子店の娘ソフィは、荒地の魔女の魔法によって90歳のおばあちゃんにされてしまいます。
「こんな姿を誰にも見られたくない」と家を出た矢先、偶然出会った「ハウルの動く城」での生活が始まります。
ソフィおばあちゃんの冒険もの?と思いきや、実はソフィと美男子の魔法使いハウルの愛の物語なんですね。
愛の物語とは、まさに胎教にピッタリです。魔法を使うシーンがてんこ盛りなので、赤ちゃんが生まれた後や小さなお子様とも楽しんで見られる映画ですよ。
「千と千尋の神隠し」
不思議な世界に迷い込んだ少女・千尋が、豚にされた両親を助けるために奮闘するストーリー。
この世界を支配する魔女の「湯婆」に名前を取られると帰り道が分からなくなってしまうという、ファンタジー全開な設定も見どころです。
千尋を背中に乗せながら、最後にハクが自分の名前を思い出すシーンは、やっぱり何度見ても涙が出てきてしまいます。
ハクを助けるため、汽車で「銭ばあ」に魔女の印鑑を返しに行くシーンなど、美しい風景と素晴らしい音楽が織りなす数々の名シーンもこの映画の魅力です。
「もののけ姫」
自然と人間との共生をテーマに、アシタカとサンの生きる姿を描いたストーリーです。
名シーンが多く、そのどれもが「生きる」ことを考えさせられる感動の映画です。
祟り神に取り込まれそうになるサンを必死に助けるシーンは、アシタカの愛に心を動かされる人も多いはず。
アシタカはたたら場で、サンはシシ神の森というそれぞれの場所で暮らす選択も、お互いを尊重した結果であると深い愛を感じずにはいられません。
精霊たちが普通に出てくるのも、宮崎駿ワールドを堪能できておすすめです!
「風立ちぬ」
飛行機の設計に人生を掛けた二郎。
その夢を追いかけているさなかに出会った菜穂子は、不治の病と言われていた「結核」に侵されていました。
この映画と同名の小説、堀辰夫原作の「風立ちぬ」をベースに描かれ、また主人公の堀越次郎も実在の人物をモデルにしているストーリーです。
結核がいよいよ進み、サナトリウムに戻る菜穂子を見送るシーンや、菜穂子が亡くなったのを感じ取るシーンは涙、涙。
二郎や菜穂子など登場人物たちの人生を精いっぱい生きる姿は感動的で心に残ります。
ユーミンの主題歌「ひこうき雲」もこの映画の世界観にピッタリ!ユーミンを知らない世代のママたちにも、是非ストーリー、音楽共に心ゆくまで味わってほしい映画です。
「となりのトトロ」
スタジオジブリのアニメーション作品と言えば、やはり外せないのがこの映画。
父、そして幼い姉妹のさつきとメイが病気の母の療養のため、空気のきれいな田舎に引っ越してくるところから物語は始まります。そして、森で姉妹は「トトロ」に出会います。
子どもにしか見えない森の精?とも言える「トトロ」は、妹のメイがいなくなった時、「猫バス」にさつきを乗せてメイを見つけるのを手伝ってくれちゃうんですね。
メイが無事に見つかった時は、思わずほっとして一緒に涙してしまいます!個人的に感じることは、昔はさつきと同じ「子ども目線」で見ましたが、親になった今はしっかり「ママ目線」で見ているということ。
さつきやメイを自分の子供に当てはめて見ている自分がいました。
自分が入院している間に、子どもたちがこんなにいろいろな体験をして成長していたら、心配が尽きない反面、うれしいだろうな~とも思いました。
ただ、メイがいなくなるシーンでは、もし自分がそれを知ったら入院どころではなく、必死に探し回るだろうなと気が気ではありませんでした。
出産後も、是非赤ちゃんと一緒に見ていただきたい映画の一つです。
まとめ
日常の中では、深く感動することってなかなかないですよね。
「感動」や「共感」は精神の安定も図れるので、是非生活に取り入れていただきたいと思います。映画の世界に心ゆくまで浸ることができたら、また新たな気持ちで毎日を過ごせそうですね。
そして何より、「ディズニー」&「スタジオジブリ」の映画の素晴らしさは、子どもと一緒に楽しめるということ!
妊娠中も赤ちゃんが生まれた後も、そして子どもが大きくなっても、親子で感動を分かち合える映画と言えますね!