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もう顔汗も怖くない!顔に汗をかく原因と化粧崩れ対策!

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顔に汗をかきすぎて化粧崩れがひどい…!

とお悩みのママさんはいませんか?

この症状、妊娠中や産後だけでなく、実は他にも様々な原因が考えられるんです。

そこで今回は顔に汗をかく様々な原因や改善方法、そして顔汗による化粧崩れ対策についてお話ししていきましょう。

顔に汗をかく原因

夏などの暑い季節は気温が高いので、当然汗をかきやすくなるものですよね。でも季節や気温に関係なく、顔に汗をかきやすい場合には様々な理由があります。

それは主に次の6つ。

妊娠中・産後が原因の顔汗

妊娠中や産後は顔に限らず全体的に汗をかきやすくなる傾向があります。

妊娠の後期の頃は特にお腹が大きくなるにつれ体に脂肪を蓄えやすくなっています。

脂肪量が増えると人間は汗をかきやすくなります。また妊娠中は体温も高めで代謝も活発なため、いっそう汗をかきやすい体質になっているのです。

そして産後は別記事「【産後のママ必見】すぐ出来る脇汗対策と汗ジミ防止法ご紹介!」などでもお話しした通り、ホルモンバランスの変化などが原因で汗をかきやすい状態になる傾向があります。

この時期の症状は「産褥期多汗症」ともいわれていて、産後のよくある生理現象です。

ほとんどの場合は産後の体の回復や授乳期を終える頃には治っていきます。

運動不足が原因の顔汗

運動をすると体全体の汗腺が目を覚まし活発化します。

でも逆に運動不足だと基本的に汗をあまりかかなくなるため、汗腺がうまく機能しなくなり休眠状態になってしまいます。

すると手足や下半身の汗腺が鈍くなり、あまりこの部分に汗をかかなくなります。

しかしこの時、顔を含む上半身の汗腺はこうした影響をあまり受けないため活発なままです。

そのため全身でかく分の汗が顔や上半身に集中してしまうのです。

日常的に運動をしている人の顔汗

そもそも汗をかくことは体温調節をするためでもあります。

『運動不足が原因の顔汗』とは相反する原因になりますが、日常的に運動をしている人の場合、運動によって汗腺が鍛えられているため、日常生活の中で体温が上がることがあると汗もかくという体の循環になっています。

そのため運動をしていなくても体温の上昇に合わせて汗もかきやすいという体質になっていることがあります。

この場合、顔に限らず全体的に汗をかきやすくなっています。

冷え性が原因の顔汗

女性に多い冷え性は手足や下半身の血行が悪く代謝も悪い状態です。

当然汗もかきにくくなっていて、特に手足や下半身の汗腺も細くなってしまいます。

その分、顔や上半身に汗が集中してしまう傾向があります。

食事が原因の顔汗

辛いカレーや香辛料の多い食事、脂身の多い肉類などを多く摂取すると発汗しやすくなります。

またお酒の飲み過ぎも発汗に影響します。

多汗症が原因の顔汗

妊娠中や産後でもなく、冷え性や運動不足でもないのに顔にばかり汗をかきやすいという場合、「多汗症」かもしれません。

多汗症になる原因には様々なものがありますが、例えば甲状腺などの病気、ストレスや緊張などの精神的なもの、香辛料や脂質の多い食べ物や過剰な飲酒などの食生活などが考えられます。

また毛深い人の場合、汗腺の刺激を受けやすい傾向があるようです。

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化粧崩れをおこす汗はドロドロ汗!

本来、汗は99%が水なのでサラサラとしています。

肌の皮脂膜やメイクの油分でおおわれている肌なら水を弾いていきます。

なので汗をかいてもサラサラと流れていくだけで、化粧崩れを引き起こすほどではないはずなんです。

でも多汗症や産後や妊娠中の多汗症状などの場合、アポクリン腺から出るドロドロでベタつく汗が活発化してしまいます。

こうした化粧崩れを防止するにはドロドロ汗を抑え、サラサラ汗にすることが改善のポイントになります。

顔汗に負けない!化粧崩れ対策!

適度な運動

運動不足によって全身の汗が顔と上半身に集中してしまいます。

汗腺の働きの偏りを整えるためには日頃から適度な運動をしましょう。

全身の汗腺を活発化させることで顔汗による化粧崩れ対策になります。

首の後ろを冷やす

首の後ろを冷やすことで体温が下がるので顔汗がかきにくくなります。

メイク前や化粧直し時などに首の後ろを保冷剤や冷たいおしぼりなどで冷やすようにしましょう。

これ続けていくうちに体温調節機能が整い、顔に汗をかかないようになってきます。

手足を温める

働きが鈍っている手足や下半身の汗腺を温めることで目覚めさせましょう。

汗をかくまでゆっくり湯船に浸かったり、手足を手袋や靴下などを履いて温めるようにしましょう。

産後などで入浴が無理なようなら、膝から下だけ15分ほど足湯をしてもいいですね。

食事改善

食べ物が汗に影響するとお話ししましたが、反対に顔汗をかきにくくなる食べ物もあります。

顔の汗腺を鎮めて発汗を抑えたり、汗をサラサラにする作用があるのは大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きを持つので、産後の多汗の原因であるホルモンバランスを整えるのにも役立ちます。

顔汗に負けない!化粧崩れ対策!【ベースメイク編】

スキンケア後すぐにメイクはNG!

スキンケアをした後すぐだと、まだ化粧水や乳液などスキンケアが肌になじんでいない状態です。

肌の表面に残っているスキンケアの油分や水分とメイクが混ざってしまい、肌にきちんとのりませんし崩れやすくなります。

スキンケア後は最低でも5〜10分くらいは間を置いてからメイクに取り掛かりましょう。

この5〜10分の間は何か別の身じたくにあてるなどして時間を有効に使ってください。

化粧崩れ防止には化粧下地が重要!

メイクの土台は化粧下地です。

土台がしっかりしていれば崩れることはありません。

汗や皮脂に強いタイプの下地を使うようにしましょう。

パウダリーよりリキッド!

パウダリーファンデーションはサラサラの軽い使用感にするため、ファンデの粉の粒子が肌にあまり密着しないように大きめに作られています。

肌に密着しない分、ほかのファンデーションよりも汗や皮脂と混ざりやすい傾向があります。

リキッドファンデーションなら肌に密着しやすいので汗崩れを防止しやすいでしょう。

ファンデはとにかく薄くつける!

汗崩れにはリキッドファンデーションが最適ですが、パウダリーファンデーションに比べてカバー力がある分、うっかり厚塗りにもなりやすいです。

ファンデーションの厚塗りは化粧崩れの大きな原因になります。

これを防ぐにはファンデーションをとにかく薄くつけることがポイントです。

顔に直接ファンデーションを顔にチョンチョンとつけてから伸ばすのではなく、手のひらの指の付け根部分にファンデを伸ばしたものを、顔にトントンと押さえるようにしてつけるようにしましょう。

こうすればつけ過ぎを防げますし、肌になじみやすく自然な仕上がりになります。

この後に仕上げにスポンジでトントンと優しくたたき込むことで、肌表面のメイクの余分な油分を抑えながら、より肌にファンデが密着していきますよ。

化粧水スプレー&ティッシュ

ファンデーションなどのベースメイクが完了したら、化粧水スプレー(なるべく粒子の細かいもの。「アベンヌ」など)を顔全体に多めに吹き付けます。

その後、ティッシュを顔にパックをするようにして抑えていきましょう。

このひと手間を加えることで化粧崩れが軽減されます。

顔汗に負けない!化粧崩れ対策!【ポイントメイク編】

アイライナー・マスカラはウォータープルーフもしくはトップコートをつける

汗などによる化粧崩れで一番避けたいのはアイラインやマスカラが崩れて目の周りが黒くにじむといった「パンダ目」になってしまうこと。

目のキワ部分は特にメイクがにじみやすいので、アイライナーやマスカラは汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプに変えるか、もしくはマスカラならトップコートを使って、汗に負けない綺麗な目元をキープしましょう。

目のキワにフェイスパウダー

目のキワ、特に目の下のキワ部分はまばたきによってアイライナーやマスカラ、アイカラーなどが崩れて黒くにじみやすい部位です。

こうした「パンダ目」を防止するもう1つの方法は、目の下のキワ部分ギリギリにフェイスパウダーをつけることです。

アイメイクをする前にまずこれをしておくだけでアイメイクの崩れをかなり予防できます。

よくアイシャドウでこれをやっている人も多いですが、アイシャドウはフェイスパウダーに比べると粉の粒子が大きいため、肌への密着度がフェイスパウダーよりも弱いです。

フェイスパウダーの方がしっかりと目のキワに密着する分、化粧崩れを防ぐことができますよ。

アイシャドウはクリームやジェルタイプ 粉浮きせず肌に密着しやすい

アイシャドウはパウダータイプよりもクリームやジェルタイプの方が粉浮きもせず肌に密着しやすいため化粧崩れしにくいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

顔汗の原因は様々ですが、妊娠中や産後ママには特によくある症状の1つです。

今回ご紹介した対策法で上手に対応していきましょう。


 

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Nemonon: 元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています! 同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。