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子育て中でもメイクを楽しんでいるママさんにとって口紅は塗るだけで簡単に顔色をパッと明るくしてくれる便利アイテムですよね。
でも唇は他の部分と皮膚の構造が全く違っていてとってもデリケート！
口紅の落とし方を間違うと様々なトラブルを招いてしまいます。
そこで今回は意外と知らない口紅の正しい落とし方や口紅の必要性、またリップケアの方法などについてお伝えします！
唇の構造と起こりやすいトラブル
唇は他の部分の皮膚と違い角質層が薄く、皮脂腺も汗腺もないため肌の潤いを守るための皮脂膜を自力で作ることができません。
また肌を守るためのバリア機能もできないため紫外線などの外的刺激をとても受けやすい部分です。
そのうえ唇はものを食べたり話したりなど生活の中でたくさん動くところなので、他の部分以上に刺激や摩擦を受けて様々なトラブルが起こりやすいのです。
刺激を受けやすい唇についている口紅は正しい落とし方をしないと負担がかかってしまい次のようなトラブルが起こります。鏡で自分の唇をチェックしてみましょう。
シミ・くすみ・色素沈着
「唇の輪郭が黒っぽい、もしくは紫がかっている。」
「唇が全体的にくすんでいる。」
「唇にシミができている。」
などの状態が見られるようなら唇の色素沈着を起こしています。
原因は主に紫外線とリップメイクのクレンジング不足です。
バリア機能のない唇は紫外線の刺激をまともに受けやすいためメラニンが発生してしまいます。また口紅などのリップメイクの落とし残し紫外線があたると変色し、色素沈着やくすみが生じてしまいます。
これら2つが原因でシミやくすみ、色素沈着を起こしてしまうのです。
荒れ・乾燥
皮脂膜もできずバリア機能もない唇は潤いを保つ力も刺激から肌を守る力もないので、少しの刺激や外気、紫外線などですぐに乾燥したり荒れたりしやすいのです。
口紅の正しい落とし方
唇の健康を守るには正しく口紅を落とすことが大切です。お肌と同じく、落とすケアは最も重要なスキンケアです。
デリケートな唇はなるべく摩擦や負担をかけないように優しく落とすようにしましょう。
落ちない口紅などの特殊なタイプでなければ、普通のクレンジングでも落とすこと自体は可能ですが、デリケートな唇には負担が大きくなってしまいます。
また、子育てママさんにとっては化粧直しする時間があまりないため、落ちない・落ちにくいタイプの口紅を使っているという人も多いですが、このタイプの口紅は特に、落とし残しに注意しなければいけません。
普通のクレンジングだと落ちにくいのでゴシゴシこすってしまって刺激を与えてしまうので、必ず口紅専用のリムーバーを使うようにしましょう。
専用のリムーバーは口紅の成分に素早くなじんで浮き上がるので負担をかけずにしっかり落とすことができます。また専用のリムーバーは保湿成分も入っているものが多いのでメイクオフ後の乾燥ケアにもなります。
使い方はコットンにたっぷりリムーバーを含ませて、唇にあてて数秒置いてから優しくなでるように拭き取りましょう。
また通常の口紅ならオリーブオイルなどの美容オイルでも落とすことができます。これもコットンに含ませて唇に数秒あててから優しく拭き取りましょう。
クレンジングによく含まれている界面活性剤は洗浄力が強いので、落としすぎで唇の潤いが奪われて荒れや乾燥が起こりやすいのですが、オリーブオイルなどの天然の美容オイルなら唇を保湿しながら負担なく口紅を落とすことができるのでおすすめです。
おすすめリップリムーバー
ドラッグストアなどで手に入りやすいプチプラなリップリムーバーを2品ご紹介します。
カネボウ『リップフレッシュ』
数少ない唇専用のリムーバーです。
弱酸性のふき取り化粧水タイプのクレンジングで落ちないタイプの口紅も簡単にスルッと落とすことができます。
「クレンジングはどれも唇が荒れてしまうのにこれなら荒れなくなった！」「使用後に唇が柔らかく滑らかになる」といった口コミも多い人気製品です。
資生堂『パーフェクトリムーバー 』
水性・油性の二層式で振って使うタイプのポイントメイクリムーバーです。
ウォータープルーフや落ちないタイプの口紅も素早くしっかり落とすことができます。
植物性の保湿成分配合。弱酸性・無香料。
唇のトラブル防止&改善ケアの方法
唇はターンオーバーが早く、3日〜1週間ほどといわれています。
ターンオーバーが早いということはそれだけケアの効果が現れるのも早いということです。諦めずしっかりケアして唇の乾燥やくすみ・シミを改善すれば、口紅のノリや持ち、発色や仕上がりも変わってきます。
正しく口紅を落とすことと同時に唇の美容ケアも心がけましょう。
ビタミンCを積極的にとる
ビタミンCはメラニンの生成を抑えてシミや色素沈着を防ぐ作用があります。
また皮膚や粘膜の再生を促すので乾燥して荒れた唇を早く治してくれる効果もあります。
ビタミンは体で作られないので食事やサプリメントなどから摂取してビタミン不足を防ぎましょう。ビタミン配合のリップクリームなどもおすすめです。
オリーブオイルパック
唇に使うので食用でも良さそうですが、紫外線予防も兼ね備えている美容オイルの方がおすすめです。
オリーブオイルを唇に縦に塗ってからラップを上から貼ってパックしてください。乾燥でガサガサが酷いようなら10分ほどおくと効果的です。
ラップを剥がして、唇の皮が剥けているようなら綿棒などで優しく取り除きましょう。
時間がないときは塗ってからマスクをして寝るという方法もあります。
ツヤツヤでプルっとした唇になりますよ。唇のラップパックはハチミツやリップクリームでも可能です。
リップベースを塗る
リップベースは口紅の前の下地として使用するものです。口紅のノリや持ちを良くしてくれますし、リップベースでワンクッション挟むことで口紅が唇に直接触れないのでつけている時も落とす時も負担が少なくて済みます。
保湿成分が配合されているものが多いので潤いを与えたり、唇のくすみをカバーすることもできます。
口紅を使いたいけど乾燥や荒れが気になるという人は1度試してみてくださいね。
しっかり保湿を
とにかく唇は乾燥しやすくデリケートです。しかも自力で唇の潤いを守ることも刺激から守ることもできません。
日中、唇の乾きを少しでも感じたら保湿力の高いリップクリームで保護し、潤いをあたえて荒れや乾燥を予防するようにしましょう。
また朝晩の保湿ケアには②で紹介したラップパックがおすすめです。
リップスクラブ
ビタミン摂取やリップケアをしても唇のくすみやシミが改善しない場合はリップスクラブがおすすめです。
唇も肌と同じく、スクラブマッサージで古い角質を取り除きターンオーバーを正常化することでシミやくすみの改善ができます。
リップスクラブは家庭にあるもので簡単に手作りできます。
リップスクラブの作り方
【シュガースクラブ】
- 砂糖（できれば精製されていないもの。きび砂糖など）
- オリーブオイルなどの天然美容オイル（なければ食用でも）
- ハチミツ
それぞれを2：1：1の割合で混ぜ合わせる。
唇につけて、力が入りすぎないように薬指を使って優しくマッサージしましょう。
お風呂上がりなど血行が良くなっている時にすると効果的です。
口紅の必要性
「私は口紅をつけないからリップオフにそんな手間をかける必要ないよね？」と思ったママさんも多いのではないでしょうか？
確かに子育て中のママさんというのは一般的にあまり口紅などのリップメイクをしない人が多いですよね。
赤ちゃんの時はよくママの顔や口に触りたがるものですし、忙しくて自分にかまう余裕がない状況ですからなんとなくメイクをすること、特に口紅をつけることを遠ざけてしまいがちです。
でもお子さんが大きくなってきたら赤ちゃんの時ほどむやみにママの口を触ったりもしなくなりますし、子育てにも慣れてきて時間や気持ちに余裕が生まれてきます。
そんな時、口紅はただつけるだけで顔色も気持ちも明るく華やかにしてくれるので、忙しいママさんたちにこそおすすめしたい便利なメイクアイテムなんです。
さらに口紅には日中の紫外線や乾燥や外的刺激から唇を守る効果もあります。特に室内でも紫外線は入ってくるので出かけなくても口紅をつけることは精神面でもスキンケアとしてもおすすめです。
そして落とす時はご紹介した方法で正しくきちんと落として唇をケアしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
口紅は美しく見せてくれるだけでなく日中の唇を守ってくれる効果もあります。
正しくきちんと口紅を落として綺麗な唇を守りましょう！そしてリップケアも忘れずに！
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