なかなか育児に参加してくれないパパ。
その理由は「子供が苦手」だから?!
二人の子供なのにどういうこと?
そんな「子供嫌い」な旦那さんをそのままにしておいては、夫婦間の溝に発展してしまう可能性も!
そこで今回は筆者が見た「子供嫌い旦那」のエピソードを紹介します。
そしてなぜ子供を嫌いだと思うのか、そんな子供嫌い夫をイクメンに変化させる10か条をお教えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
旦那が子供嫌い?!周りの「子供嫌い旦那」のエピソード
子供が嫌いな旦那さんは意外と周りにいるものです。
ここでは私が出会ったことのある、「子供嫌い旦那」のエピソードを紹介します。
エピソード1:子供に気づかれないように気配を消す「忍者旦那」
後輩夫婦は昔同じバイト先で知り合った仲です。
ある日、出先の公園で子連れの我が家とばったり遭遇。
しかし旦那さんは根っからの子供嫌い。
なるべくなら子供がいない外出先を選ぶそうですが、今回は会社のBBQの下見で仕方なく来ていたそう。
公園で遊ぶ気マンマンの子供にしてみれば「若いお兄ちゃん」は恰好の獲物(笑)
遊んでもらえると期待して絡まれること間違いなしです。
しかしその旦那さんはスウっと奥さんの背後に。
会話に参加することもなく、無表情に徹し、相槌も最小限。
しばらくして、(あれ、そういえば旦那さんは?)と思い、姿を探すと遥か後方のベンチでまるで全然知らない人のようにスマホをいじっていました。
自分の子供に後から聞いてみると、「え、そんな人いたっけ?」と存在すら認識されていない友人夫…。
子供が嫌いだからって、存在すら認識されないように気配を消す様子は、まるで忍者のようだなと思いました。
エピソード2:子供に触るのもおっかなびっくり。ギクシャクしちゃう「ロボット旦那」
まだ子供のいない友人夫婦。
友人の夫は昔から小さい子が苦手で、「子供とどう接していいかわからない、泣かれたら困る」となるべくなら関わりたくないオーラを発していました。
しかしそんな大人の事情はお構いなしなのが子供です。
私の娘は大人の膝が大好きで、座っている人を見るとすぐに座りに行きます。
その日も例外ではなく、座っている友人夫の膝にチョコン。
彼は隙をつかれたようで、座られた瞬間に背筋はピーンと伸び、なぜか動きもカクカクし始めました。
膝から降ろそうにもどこに手をかけて立たせればよいのかわからないようで、表情はこわばり、宙に浮いた手を上げたり下げたり…。
後から聞けば、手を動かした瞬間にぶつかってしまわないかとか、膝から転げ落ちてしまわないか、立たせたら泣かないかが心配だったそう。
でもその緊張からのぎこちない動き方がまるでロボットのようで、奥さんである友人としばらくネタにしていました。
なんで子供が嫌いなの?夫が子供を嫌いな理由
子供のことが嫌いな理由は様々なものがありますが、一番多いものは
「どう接してよいかわからない」
というものです。
- 言葉もよくわからない子供とコミュニケーションをどうとればよいのかわからない
- 育児と言われても何をすればよいのかわからない
- 泣いたときになぜ泣き止まないのかわからない
この「わからない」ことは大きな不安を生み、それが大きな理由になっているようです。
他には、
- 子供の甲高い声が嫌い
- 自分自身の親との関係が悪い
- 子供に汚されるのが嫌い
など、体質的に苦手と思っていたり、心理的なわだかまりを持っている場合があるようです。
子供嫌いな夫をイクメンにするには!イクメンに変える10か条!
子供が嫌いな理由には様々なものがありました。
しかし嫌いだからと言って育児に参加しないのも困ります。
そこで、子供嫌いのパパをイクメンに変化させるママの関わり方の10か条についてご紹介します。
その1:感謝の気持ちを忘れずに
やってもらって当たり前、という気持ちでいてはいけません。
「なんで自分ばっかり、面倒くさい」と不満を買ってしまい、子供嫌いパパに逆戻り。
些細な事でも「ありがとう」と伝えると、パパも達成感を持て、またやってくれるようになるはずです。
その2:ほめて伸ばす
「どうしたらよいかわからない」のなら、やっていることが「正しい」と認めてあげることが必要です。
そのためどんなに細かいことでも、子供以上に褒めて認めてあげましょう。
まんざらでもない様子でまた子供のことをしてくれるようになりますよ。
その3:少しの失敗は目をつぶる
重箱の隅をほじくるように、細かなことまで指摘されるのは誰でも嫌なもの。
命にかかわるようなことでなければ、少しの失敗には目をつむり、「私もいろいろやってみているんだけど、今度はこうしてほしいな」と、穏やかに伝えてみましょう。
その4:マニュアルにしておく
説明をされるだけでは頭に入らなくても、手順をマニュアルにして目で見てわかる形にすれば納得して育児に参加してくれるパパもいます。
例えばお風呂の入れ方など、赤ちゃんのどこを支えればよいのか、洗う手順や着替えの準備など、写真付きで載っている育児書もあったりしますよね。
そのように目で見てわかるマニュアルを活用するのもいい方法です。
その5:任せっ切りにしない
育児をやってくれるようになったからと言って、ママが代わりにダラダラしていてはパパの不満が高まるばかりです。
パパが子供の着替えをしてくれている間に、ママは食器洗いを済ませるなど、家庭内の時間を有効に使うための分担作業だと思いながら行動してみると、パパもママも気持ちに余裕が出来てきますよ。
その6:パパの話をよく聞く
パパが感じている不安な点を「え、そんなこともわからないの?」と話半分に聞いていませんか?
それでは子供にどう接していいかわからないまま、どんどんイクメンからは遠ざかってしまいます。
少し面倒でもパパの話をよく聞き、不安を解決することがイクメンへの変化のコツです。
その7:パパのお財布に少し余裕を持たせる
子供ためにお金がかかるから、とパパのお財布もきつめにしていませんか?
そうなるとパパは「子供がいては好きなこともできない」と、子供に対してネガティブな思いを抱いてしまいがち。
子供がいれば好きなことが好きなように出来ないのは当たり前なのですが、経済的に厳しいことへのストレスは意外と大きいものです。
そこで少しお財布に余裕があることでストレスが軽減され、子供のイメージもポジティブなものになるはずです。
その8:時々サプライズをする
夕飯にパパの好きなものを作ったり、記念日でもないけれど少しいいお酒を出したり…。
育児を頑張ってくれているから、という理由でサプライズをすると、パパも「普段の頑張りを見ていてもらっている」と嬉しくなるもの。
また明日からも育児を頑張ろうと張り切ってイクメンになってくれるはずです。
それにママにも同じようにパパからもサプライズがあるかもしれませんね。
その9:パパにも休日を作る
育児には休みがないからと言って、ママもパパも休みがないのはどちらにとっても苦しいもの。
パパにも好きなことをして楽しむ時間をしっかりとってもらいましょう。
パパにゆっくり休んでもらう一日を作ることで、次にママも休みやすくなるはずです。
その10:子供をパパ大好きにする
子供になつかれると大抵のパパは満更でもなく、子供をかわいく思うようになっていきます。
子供をパパ大好きにして、どんどん甘えてもらっちゃいましょう!
そのためには
- 子供の前でパパの悪口を言わない
- パパの得意なことを子供に紹介
パパってすごいんだ、と子供に思ってもらうことが大切です。
まとめ
夫の子供嫌いの原因は「接し方がわからない」というものが多いようです。
しかし接し方がわかるようになれば、どんどん子供に関わっていくようになる可能性も!
これをきっかけにイクメンへと変化してもらい、楽しい育児・家庭生活を送れるようになると良いですね!