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冬が近づき、お肌の乾燥が気になる季節となってきました。乾燥した空気や風に素肌が直接あたるとより乾燥しますよね。
子育て中のママにとって、ファンデーションをするということに抵抗のある方もいるのではないでしょうか。赤ちゃんとママは常に一緒で、肌と肌の距離も近く、赤ちゃんが触れてしまったり舐めてしまったりする可能性もあります。
そんなママでも安心して使えて、かつ乾燥からも守ってくれるファンデーションの選び方をご紹介します。
冬の乾燥を侮ることなかれ!忙しいママのお肌の救世主保湿ファンデーション☆
冬は乾燥しやすいとは言いますが、最後にファンデーションをつけずに日常的に外出していたのはいつでしょう。
その頃とは年齢やお肌の状態も異なるでしょうし、産後でホルモンバランスがまだ整っていない状態で素肌で過ごすというのは、お肌にとってはとても危険なことなのです。
ホルモンバランスが乱れていると、お肌を守るバリア機能も低下し、外部からの刺激に弱くなります。乾燥した空気や風にあたることによってお肌の水分が抜けてしまい、お肌も乾燥しやすくなります。
また、冷たい風にあたると冷えて毛細血管が収縮し、顔色が悪く見えたりもします。ただでさえ、産後の疲れやホルモンバランスの乱れなど、内部からのトラブルでお肌が荒れがちです。
外部からの刺激から自分のお肌を守ることは自分の手で出来ることなので、ぜひ、実践してみてください。
冬の乾燥肌の原因と、保湿の必要性
冬の乾燥肌は、前述したように乾燥した空気や風に当たりやすくなることが原因のひとつです。
また、暖房器具によってはお部屋を乾燥させてしまう事もあるので、のどが渇くのと同じようにお肌も乾いてしまいます。気温が低くなると体全体が冷えやすくなり、体温も下がります。
体は血管を収縮させて体温が奪われるのを防ごうとしますが、その結果肌表面や皮膚にまでは血液や行き渡らず、栄養が足らないところが出てきます。そうするとお肌の機能も下がり、様々なトラブルを起こしやすくなってしまうのです。
実は保湿をするだけで、お肌の様々なトラブルを回避することができます。お肌が保湿されているということは、お肌が健康な状態であるということに繋がり、必然的にトラブルを治せたり、起きにくくすることができます。
乾燥肌からあなたを守る保湿方法
保湿方法①スキンケア
化粧水や乳液など、スキンケアでの保湿方法です。
まず、乾燥している状態というのは多くが水分が足りていないということになります。そのため、化粧水をたっぷりと使い、お肌にうるおいを与えてあげます。その後、乳液やクリームなどを使用し、化粧水で入れ込んだ水分が飛んでしまわないように蓋をします。
乾燥しているとクリームをたっぷりと使用している人もいますが、それでは現状維持にしかならず、潤いを取り戻すのは難しいです。
油分のみでお手入れをしても、水分が足りていないので、クリームなどが乾いたら再び乾燥し始めてしまいます。
高価なものを使う必要はなく、特に化粧水は「なるべくしっかりと、たくさん使って欲しいので、値段を気にせずバシャバシャと使える程度の物で、お肌に合えばなんでも構いません。
高いものには高いなりの効果がありますが、まずはお肌に潤おいを取り戻すことが目的なので、土台作りからしっかり行いましょう。
保湿方法②いつものケアにプラスαの工夫
普段からスキンケアをしっかり行っていて、それでも乾燥してしまう、という方は、普段のケアにさらにプラスした工夫が必要となります。
美容液やパック、シートマスクなどでお肌に栄養を補給しましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなど、成分は様々ですが、それぞれ必要な場所が異なります。
皮膚は表面から順に、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の3段階に分かれています。セラミドは表皮、ヒアルロン酸・コラーゲンは真皮で必要となります。
これらは体内でも作られていますが、肌トラブルが起きているときは不足しているサインでもありますので、補給したほうが良いでしょう。
保湿方法③メイク
夜眠る前にスキンケアをしているとすると、眠っている間は化粧水で入れ込んだ水分と、乳液やクリームなどの油分で乾燥からはある程度守ってくれます。
しかし起きてから次にスキンケアをするまでの間はさすがに長く、お肌が乾燥し始めてしまいます。
そこで、ファンデーションをつけることによって外部からの刺激からお肌を守ります。素肌の上にファンデーションで一枚の膜ができるようなイメージで、お肌を包み込んでくれます。
しかしファンデーションもきちんと選ばないとより乾燥を助長させてしまったり、赤ちゃんに害がある場合もあるのでご注意ください。
赤ちゃんが触れても大丈夫な保湿方法、保湿ファンデーションとは?
赤ちゃんに触れる機会が最も多いママさんにおすすめなファンデーションはを選ぶポイントをご紹介します。
まず一つ目は、”石鹸で落とせる”タイプのファンデーションです。
なぜ”石鹸で落とせる”ものが良いのかというと…石鹸で落とせる=クレンジング不要で、シリコンなどの化学成分が入っていないものが多く、たとえ赤ちゃんについてしまっても簡単に落とすことができるので、万が一があっても安心です。
二つ目は、無香料であることです。
赤ちゃんは匂いでママを認識している期間があると言われていますので、ママの匂いを消してしまうような香料の入ったものは避けたほうが良いかもしれません。
三つめは、固形タイプを選ぶことです。
リキッドタイプは、伸びも良く、カバー力も抜群なのですが、その分肌に残りやすく、メイクを落とすときにかえってお肌を乾燥させる原因になりかねません。また、ファンデーションがお肌についているときに厚みが出やすいので、赤ちゃんが触れたときに指紋の隙間やつめの間などに入り込み、出先ではなかなか落とせなかったりします。
粉タイプは薄付きではありますが、カバー力に欠け、メイク中などに粉が舞って赤ちゃんにかかってしまったり、吸い込んでしまう事も考えると避けたほうが良いと思います。固形タイプであればお直しも簡単ですし、持ち運びもしやすいです。
まとめ
子育てをしつつ、自分自身の綺麗を取り戻す、保つことは様々な要因があって大変なことではありますが、ママにも日々の生活を楽しんでもらいたいです。
正直、ファンデーションが赤ちゃんについたからといって急激に腫れたりアレルギー反応が出ることは稀です。今までどおりのスキンケア、メイクを続けても問題ないことがほとんどです。
しかし気持ち的には、やはり安心安全なものを、と考える方も少なくありませんので今回ご紹介したポイントを頭の隅に置いて頂ければ幸いです。