見出し
出産前の準備品として欠かせないアイテムといえば抱っこ紐があげられるのではないでしょうか?
抱っこ紐は昔から子育てグッズの定番でもあり必需品ともいえます。しかし初めての出産を控えている妊婦さんにとってはどんな抱っこ紐を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は抱っこ紐の種類や選び方、おすすめの抱っこ紐をご紹介します。
▼▼冬の抱っこ紐の寒さ対策についてはこちら↓の記事を読んでみてください▼▼
【冬だってオシャレに防寒対策】先輩ママが教える冬の抱っこ紐について
Sponsored Link
抱っこ紐ってどんなもの?いつからいつまで使うの?
抱っこ紐とはその名の通り、手を使わなくても抱っこできてしまう育児グッズです。
抱っこ紐を使うことで両手が空くので家事やその他の様々な作業ができます。赤ちゃんにとってもママやパパと身体が密着している状態であり最も安心できる理想的な状況ともいえます。
実際、それまで泣きぐずっていても抱っこ紐で抱っこするとすぐに泣き止みスヤスヤと寝てしまう子もいます。なかには一日中抱っこしていないとダメな子もいるので、抱っこ紐なしでは日常生活もままならなくなってしまう場合もあります。
このように抱っこ紐はお出かけの時だけでなく、家の中で子供をあやす道具としても使用頻度が非常に高いアイテムです。
使う期間としては新生児から2歳くらいまでが一般的とされています。歩くようになってもまだ小さい頃はそんなに長くは歩いていられません。突然、外出先で歩きたくないとグズることも多いです。しかしそんな時にも抱っこ紐があればすぐに対処できます。
同じ移動手段のアイテムとしてベビーカーがあげられますが、稀にベビーカー嫌いで泣いてしまう子の場合や車移動がメインなのでベビーカーを使わなかったという人はいても、抱っこ紐を一切使わなかったという人はあまり聞いたことがありません。
そのくらい抱っこ紐はどんな状況の人にとっても子育ての必須アイテムだといえます。
抱っこ紐の種類と特徴
では抱っこ紐にはどのような種類のものがあるのか、それぞれの特徴とあわせてご紹介していきます。
横抱きタイプ
赤ちゃんを寝かせた状態で抱っこできるタイプです。新生児の頃からまだ首や腰がすわらない不安定な頃まで使用できます。
この時期は横にして寝かせた状態が赤ちゃんの理想的な姿勢です。退院時や検診時にも使えますし、赤ちゃんの様子を見ながら安心して移動できることもメリットでしょう。
まだ抱っこに慣れていないママの抱っこの手助けにもなります。
また出産後はママの身体がかなり疲労していますので寝かしつけの時などにあまり負担をかけずに抱っこすることも可能です。しかし動きが激しくなってきて、寝たままの状態でいてくれなくなる頃には使いにくくなるでしょう。
そのため首や腰がすわる生後6ヶ月ごろまでと短期間しか使用できないという点と、完全に両手が空くわけではなく、ある程度手で支えなくてはいけないため他の作業がしずらいという点が横抱きタイプのデメリットといえます。
縦抱きタイプ
生後4ヶ月ごろの首が座った頃から2歳頃までと長い期間使用できます。
最大のメリットは素早く簡単に装着でき、両手が完全に空くので他の作業や家事をしながら赤ちゃんの顔や様子を見ることができるという点でしょう。
デメリットとしては、縦向きの姿勢での移動は新生児や不安定な頃の赤ちゃんには負担がかかる心配もあり使いづらいという点です。
新生児から生後4ヶ月くらいまでの赤ちゃんは股関節脱臼を起こしやすく、とくに足をまっすぐ伸ばした状態になることは赤ちゃんの柔らかい股関節に負担になる場合があります。
ですので縦抱きタイプを使用する場合は赤ちゃんの首を支える専用のクッションを使い、赤ちゃんの足が自然なM字の状態になるように注意しなければなりません。尚、股関節脱臼予防として新生児から使える縦抱きタイプの抱っこ紐もあります。
おんぶタイプ
おんぶタイプのメリットは縦抱き抱っこよりもさらに動きやすくなるので様々な作業が可能になる点です。
デメリットはやはりおんぶ専用タイプはおんぶしかできないため、抱っこの向きを変えてあやすといった応用が効かない点です。
スリングタイプ
長い布をたすき掛けし、布の中に赤ちゃんを入れて抱っこするというタイプの抱っこ紐です。
布タイプなのでコンパクトに折りたためて持ち運びもかさばらず、洗濯もしやすいので常に衛生的に使用できるメリットがあります。またスリングタイプは横抱きや縦抱き、前向きなど様々な抱っこが可能です。
デメリットは他の抱っこ紐タイプと比べると、ママやパパの腰や肩に負担がかかるので長時間使用にはあまり向いていません。
自分にあった抱っこ紐の選び方
使用する人の生活スタイルによって選ぶ基準は違ってきます。
例えば赤ちゃんを連れてお出かけする際の移動手段は車なのか徒歩なのか、電車やバスなのか?移動時間は長時間なのか短時間なのか?また抱っこ紐を使用する期間は何歳から何歳までなのか?といったように、まずは自分が実際に抱っこ紐を使う状況を想定してみましょう。
さらに選ぶポイントとしては生まれてくる季節がいつなのかというのも重要になります。
特に夏生まれの赤ちゃんの場合、抱っこ紐の素材が夏の暑さに不向きなものを選んでしまうと、暑さで蒸れて赤ちゃんにあせもができてしまったり熱気でまいってしまい大変です。なるべくメッシュ素材などの通気性の良いものがいいです。
冬はなるべくなら暖かい生地のものがいいですが、冬の場合は抱っこ紐の上からかぶせる保温性の高いカバーなどもありますし、ジャンプスーツなどで赤ちゃんにしっかり着込ませて暖かくしてあげることでも対応できますので、できれば夏場の対応をより気をつける方が良いと思います。
あと抱っこ紐はなるべく試着するようにしてください。頻繁に使う可能性が高いからこそ使う人のつけ心地や使い心地はとても重要です。
もし身近に赤ちゃんや小さいお子さんのいる先輩ママさんがいたら、ママさんのお子さんと抱っこ紐をお借りしてお試し抱っこをさせてもらうのもいいですよ。私はそれがとても参考になったのでおすすめです。
お腹が大きい時期だと難しいので、まだお腹が大きくない時期に試着やお試し抱っこをしてみてください。
おすすめ抱っこ紐
では代表的な4つの抱っこ紐メーカーと製品をご紹介します。
アップリカ
安心の日本メーカー製です。なかでもキャリートラベルシステム コランCTSは横抱き、縦対面抱き、縦前向き抱き、おんぶと4wayタイプなので新生児期から長く使用できます。
さらに抱っこ紐ごとベビーカーにセット出来るので大変便利です。
コンビ
こちらも安心の日本製です。なかでもニンナナンナは4wayタイプの抱っこ紐で、新生児期からはもちろん36ヶ月(15kg)までと長期間使用が可能です。
これ1つを買っておけば買い替えが必要ないかもしれません。
ベビービョルン
新生児期から縦抱きが可能なため、両手が空き行動範囲が広がることが最大のメリットです。こちらも4wayであり、メッシュタイプもあるので夏に最適で通気性が抜群です。
赤ちゃんの股関節脱臼に対応しているので縦抱きでも安心して使用できます。
エルゴ
言わずと知れた国内シェア数NO.1の大人気抱っこ紐です。
最大のメリットは腰や肩に負担なく長時間抱っこが可能な点です。素材や色柄も豊富で、背面ポケットがあるので夏場に保冷剤を入れることができます。ちなみに私はスマホや小銭入れなどを入れてバッグ代わりに使っていました。
以前は縦前向き抱きのみ不可能でしたが、現在は前向き可能タイプも発売されています。
まとめ
いかがでしたか?人によってピッタリの抱っこ紐は違うものです。生まれてくる赤ちゃんとの暮らしを思い描きながら、自分たちにとってベストの抱っこ紐を選んでくださいね。
Sponsored Link