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出産という大仕事を終えたと思ったら、めくるめく育児に追われているママさん方！毎日お疲れ様です！
赤ちゃんのお世話に追われているうちに、ふと自分の顔を鏡で見たら鼻の頭にポツポツ黒ずみを発見しショックを受けていませんか？
そこで今回は育児中のママさんでも手軽で簡単にいちご鼻が改善できる方法をご紹介していきます。
いちご鼻の原因
「いちご鼻」は鼻の毛穴のつまりが黒ずんでいる状態で、まるでいちごのように見えることからそう言われています。
いちご鼻になってしまうのは鼻の毛穴に詰まった皮脂や角栓が酸化することで黒ずんでしまうからです。
妊娠前になりやすかった人はもちろん、産後に初めていちご鼻になってしまったという人も少なくありません。
そして産後にいちご鼻になってしまいやすい原因には次の4つが考えられます。
①メイクや汚れがきちんと落とせていない
日々育児に追われていると、なかなか自分にかまう余裕がありません。
ついクレンジングや洗顔が雑になってしまいメイクや汚れがきちんと落とせていないのかもしれません。
顔の中でも特に鼻は皮脂汚れが多いところなので、落としきれないままの毛穴の皮脂が角栓になります。
この角栓を取らずに放置してしまうことで酸化してしまい黒ずんでしまうのです。
②洗いすぎによる乾燥
①とは逆になりますが、ついクレンジングや洗顔で洗いすぎてしまうことによる乾燥が原因かもしれません。
この洗いすぎはキレイ好きの日本人特有の傾向のようで、ついゴシゴシと洗いすぎてしまい肌に必要な潤いまで取り除いてしまうことで肌が乾燥してしまいます。
肌は本来、毛穴から汗などの水分と皮脂をバランスよく分泌させ、肌表面に天然のクリームの保護膜をはることで乾燥や刺激から肌を守り健康に保つ働きがあります。
この大切な保護膜を洗いすぎによって取り除いてしまうことで、肌が乾燥から守ろうとして皮脂ばかりを分泌させてしまいます。
そして皮脂が毛穴を詰まらせ皮脂酸化し黒ずみを起こしてしまうのです。
③角質肥厚と過剰な皮脂分泌
産後の疲れやストレス、ホルモンバランスの乱れなど産後特有の症状が影響して肌の新陳代謝であるターンオーバーが乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れると正常な肌の再生サイクルが狂ってしまいバリア機能が低下します。
すると本来なら剥がれ落ちるはずの古い角質が肌の表面にたまり、毛穴を詰まらせ角栓となり皮脂酸化して黒ずんでしまうのです。
またバリア機能低下や古い角質が肌表面に溜まっている状態（角質肥厚）は肌内部の乾燥、特に水分不足が生じます。
水分が不足すると肌は油分を分泌して肌に膜を貼り、水分蒸発を防ごうとする働きがあります。しかし水分は不足しているので分泌されずに油分ばかり分泌されてしまいます。
こうした偏った皮脂分泌が毛穴を詰まらせ、詰まった皮脂が酸化して黒ずんでしまうのです。
④産後に肌質が敏感肌や乾燥肌に変化した
産後のホルモンバランスの変化により肌質が変わってしまったことが原因の場合があります。
特に産褥期といわれる産後6週間のママの身体は産後のダメージを回復させることでいっぱいいっぱいになってしまうので、肌にまで気が回らなくなるのです。
そのため健康な肌の基本であるバリア機能が低下してしまい、敏感肌や乾燥肌になってしまいます。
バリア機能低下によってターンオーバーが乱れて古い角質が肥厚してしまい、角栓が毛穴に詰まり酸化して黒ずんでしまうのです。
そして③や④のように出産による肌への影響は個人差はあれど、産後約半年から1年くらいまで続く傾向があります。
これは産後の体の回復におよそ1年かかるといわれているからです。
忙しいママでも！手軽で簡単！いちご鼻改善方法
鼻は顔の中心部なので目立ちやすく、鼻の毛穴が汚いと肌全体も汚く見えてしまいます。
ですがしっかりお手入れしたくても毎日家事や育児に追われてしまい、自分に手間暇かける時間を作るのは難しいですよね？
そこでそんな育児中のママさん達でも手軽に簡単にできるいちご鼻改善ケアをご紹介します。
まずは洗顔の見直しでいちご鼻予防！
いちご鼻は毛穴に詰まった角栓を放置してしまったことで、酸化して黒ずんでしまった状態です。
放置というのはつまり、日々の洗顔が正しく行われなかったため角栓が溜まったままになってしまったということです。
黒ずみの原因である角栓と角栓の原因である古い角質が日々溜まっていかないように予防することがいちご鼻改善には先決です。
そのためには毎日の正しい洗顔が重要になってきます。
いちご鼻の原因には先述したように①毛穴の汚れが落とせていない場合と②洗いすぎによる乾燥の2つのパターンがあります。
①の場合は肌質がオイリー肌か混合肌の人、②の場合はインナードライ肌や乾燥肌の人に比較的起こりやすい傾向があります。
①の場合、顔の中で最もオイリーである鼻だけが普通に洗顔するだけでは汚れを落としきれていない状態かもしれません。
洗顔前にひと手間、鼻だけ蒸しタオルを当てて毛穴を開かせてからいつも通り洗顔することで鼻の汚れが取れやすくなります。
②の場合は基本的に肌内部の潤いが少ないタイプの肌です。
それなのに洗顔で必要な皮脂や潤いを取ってしまっていることで、逆に潤いを守ろうとして鼻から過剰に皮脂を分泌させてしまっているのです。
正常な天然の保護膜は皮脂だけでは成立しません。なのに皮脂ばかり偏って分泌しているため、鼻の余分な油分が毛穴を詰まらせているのです。
これを予防するには洗いすぎを極力避けることが大切です。まずは肌をこすって洗わないよう心がけましょう。
おすすめの洗顔方法は泡パックです。
やり方は洗顔料をよく泡立て、その泡を鼻に塗るようにしてのせます。
そして1〜2分ほど時間を置いてから優しく洗い流してください。
頬などの乾燥が気になるのなら、鼻以外は洗顔料を使わずにぬるま湯のみで洗ってください。
オイルマッサージで角栓除去&ソフトピーリング
黒ずみが気になる部分に精製されたオイルでマッサージして毛穴の詰まりを取り除く方法です。
オイルマッサージは毛穴の角栓だけでなく肌表面に肥厚した古い角質も柔らかくして剥がれやすくするピーリング効果も期待できます。
ピーリング効果のある化粧品でも構わないのですが、産後のホルモンバランスによって過敏になっている肌にはなるべく刺激のないピーリング効果があるものの方が安心して使えます。
またオイルなら落としすぎによる乾燥や肌への負担の心配もないので乾燥肌の場合でも安心でしょう。
オイルといっても様々な種類の精製オイルがありますが、産後ママにおすすめのオイルはローズ系のオイルです。
ローズの香りには産後のホルモンバランスの乱れを整える作用があります。
なかでもダマスクローズオイルは稀少性の高い品種から採れた品質の高い天然オイルなのでより効果的でおすすめです。
オイルマッサージの方法はまず蒸しタオルで鼻の毛穴を十分に開かせます。
蒸しタオルの作り方は小さいハンカチタオルなどを水で濡らして絞り、電子レンジで約40秒ほどで出来ます。
毛穴を開かせたらオイルを小さじ一杯ほど手に取り鼻になじませてクルクルと縁を描くようにマッサージしてください。
なじませているうちに角栓がポロポロと取れていくのが指先に感じられます。
マッサージの後は蒸しタオルで拭き取るか、洗顔してください。即効性の有無には個人差がありますが、1回でスッキリ黒ずみがとれる人もいます。
週に1〜2回でもかまわないのでやってみてくださいね。
家庭にあるものだけでできる！いちご鼻解消法
【塩+ハチミツ】をつかったいちご鼻解消法
塩の成分であるマグネシウムには毛穴の汚れを除去し、硬くなった古い角質を柔らかくして剥がれやすくするピーリング効果や毛穴を引き締める効果もあります。
塩はミネラルが豊富な天然塩を選びましょう。できるだけ粒が細かいものの方が毛穴にも浸透しやすく肌に負担がかかりません。
そしてハチミツには殺菌作用や保湿効果があるので、塩と合わせることで毛穴汚れの除去後の肌ケアも同時にできます。
やり方は塩とハチミツをスプーン小さじ一杯づつ混ぜて、濡らした鼻に優しくマッサージしてください。
力が入りすぎないように中指と薬指を使うようにするといいでしょう。その後洗い流してください。
また、ハチミツがない場合は天然塩を濡らした鼻にのせて、そのままこすらずに2〜3分放置してから洗い流すという方法もあります。
まとめ
いかがでしたか？
育児中のママは自分の肌のお手入れに使う時間がとりにくいかもしれませんが、ほんの少しの時間とほんのひと手間だけでいちご鼻は十分改善できます！
ぜひ今日から試してみてくださいね！