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お正月やお盆などの間、仕事が休みになるのは嬉しい反面、旦那の実家に顔を出さなければならないのが辛い・・・と感じている女性は少なからずいるようです。
義両親から家事や子育てのことについてあれこれ口を出されたり、義母が料理をするのを手伝った方が良いのかそれとも手を出さないほうが良いのかなどと気を揉まなければならなかったりで、折角のお休みなのに気疲れしてしまうという人も。
同じように感じている女性はみんなどのように乗り切っているのか?
今回は女性の本音と旦那の実家に行く際の対策について調べてみました。
必読 旦那の実家に行きたくない ストレスを少なく過ごす5つのコツ
女性たちの本音
長期のお休みになると旦那の実家に行く女性がやはり多いのですが、その人たちに旦那の実家に行ったときの印象を聞いてみると、良いイメージと悪いイメージとに二分しました。
悪いイメージを持つ人の意見
- 行ってもずっと一緒にテレビを見てるだけなので、他にすることがなくつまらない
- 「洗濯しないの?」「あれしないの?これしないの?」とあれこれ言われて面倒
- 義母が家事全てをそつなくこなし、振る舞いも完璧な人で、息抜く間が無いから疲れる
良いイメージを持つ人の意見
- 子供の面倒みてもらえるから楽、しばらく居たい
- 全面的に支えてくれて「いいよ、私やるよ」と言ってくれ、本当の親みたいで楽
結婚当初は良いイメージだった人が、子供ができると一変することも
結婚当初は旦那の実家に行っても、むしろ感謝されたり、おもてなしされたりして、楽な思いが出来た、小旅行に行く感覚だったという人達の中にも、子供ができてからイメージが変わった、という人がいます。
子供ができると、旦那側の両親や親戚に悪意はなくても、母乳育児かミルク育児か、保育園に入れるか入れないか、食事の栄養は足りているかなどという質問や意見を次々投げられたり、無断で子供におもちゃやお菓子を買い与えられるようなことが多々あります。
家庭にはそれぞれの育児の方針というものがあり、それをとやかく言われるのはストレスですよね。
しかし義両親や親戚は可愛い孫のことを思っていっているので、口出ししないでほしいとお願いしたところで、態度を改めてくれることはめったにありません。
そうして、結婚当初は良いイメージだった旦那の実家にも、段々行くのが苦痛になる人が増えてくるのだそうです。
うまくいく条件
結婚してしばらくたっても、子供が出来ても、旦那の実家と良好な関係を築けているケースを見ると、次の2つの共通点があります。
- 女性自身が細かいことを気にしない性格
- 義両親の器が広い
この2つの両方をクリアしていない限り、なかなか義実家と良好な関係を続けるのは難しいです。
つまり、義実家とずっとうまくいくというパターンは稀だということ。多くの女性が旦那の実家に対して何らかのストレスを抱えていると考えられます。
旦那の実家が嫌な理由
女性達が旦那の実家が嫌だと思う理由は大体共通しています。その主なものが以下の5つです。
気を遣う
最も多いのがこちらの意見。嫁に対して、機転を聞かせてどんどん家事を手伝ってほしいと思う家庭もあれば、勝手に家の物を触られたくないのでとにかくお客さんとして黙ってて欲しいという家庭もあります。
しかも難しいことに、義両親は遠慮してなかなか本音を言ってくれなかったりします。
もっと嫌なケースだと、口では座ってて座ってて、と言いつつ後から嫌味を言ってくる舅・姑も本当にいるそうです。
義両親がどちらのタイプなのか、旦那に聞いても、普段自分が手伝わないからか明確な答えが返ってこないことがほとんど。
手伝うべきなのか否か、言い出すこともできずにただただ気疲れしてしまう、というママさんが多いです。
家事をさせられる
はっきり手伝いをして欲しい、というタイプの家庭でも、いつも以上の量の家事や慣れていないことをさせられる場合があります。
それもいつものやりかたでやれるならまだ良いのですが、旦那の実家のやり方を押し付けられたり、ムダに手間がかかったり、不衛生と感じるような時代錯誤なやり方を押し付けられるケースもあります。
味方がいない
嫁としては、なるべく旦那の実家とは仲良くやりたいですよね。
義両親が嫁の立場を分かってくれる器の大きな人であれば良いのですが、自分の意見を押し付けてきたり、自分の息子や孫のことしか考えず、嫁には苦労を押し付けるような人もいます。
旦那も旦那で自分の両親の味方をされると、嫁は一人孤立して辛い立場になってしまいます。
最初はいちいち要求にこたえていても、最終的に爆発して離婚問題にまで発展するケースもあります。
実家に行ってもつまらない
旦那の実家が田舎にある場合、行くまでに時間がかかり、行っても何もすることがなくてただ時間が過ぎるのを待つのが辛い、という人もいます。
近年のロハスなどの流行にのっかって、インスタ映えする田舎スポットを探してみたりすると良いかも。
嫁に対する敵意を感じる
義両親の中には、自分達と血のつながった息子と孫は可愛くても、嫁は余計だと思っている人もいます。
無理に気に入られようとはせず、あまりに居心地が悪いなら、挨拶だけして、自分は先に帰ってしまうのも手です。
多くの女性が旦那の実家との関係に頭を悩ませているようです。
気が休まらないし行きたくはないけれど、行かないと角が立つので、嫌々ながらも行って「これは修行」と思いながらひたすら耐えている、という人も。
旦那の実家はどんなに気に入らなくても、これからも付き合っていかなくてはならない相手ですので、できれば面と向かっての対立は避けたいものです。
そこで、次は他の女性たちがどのようにして帰省時のストレスと戦っているのかを見ていきます。
【旦那の実家への帰省】乗り切るための心構え!
- 「これは仕事」と思ってビジネスライクに割り切る
- 「終わったら友達と遊びに行こう」など、自分へのご褒美を胸に秘める
- 「義理の親に孝行する私ってエライ!」と自分を褒めてあげる
- 「同居するよりマシ」と自分に言い聞かせる
- 夫の家族に気に入られることを期待しない
- 「家政婦役の女優」になったつもりで演じきる
- 「しょせん赤の他人、よその家」と考えて、気負わない
- ここで頑張った分は「夫への『貸し』になる!」と考えておく
- 夫が何もしなくても「ここでは『大きな息子』だから仕方ない」と思うようにする
- 影か、空気になる
- キャンプと考えてカロリーメイトやチョコなどのお菓子、飲み物を持参する
- 本当の馬鹿は馬鹿のままでしかないけど、姑の前では馬鹿なフリをする
まず無理に旦那の実家に気に入られようとしないこと。先ほども述べたとおり、義両親の中には最初から嫁は余計と考えていて、仲良くする気などさらさらない人達もいます。
その人たち相手に気を遣っても疲れるだけ。自分は赤の他人、と割り切ることも大切です。
また旦那に期待するのもいけません。実家の中では旦那は息子なのですから、何もしなくても両親の相手ばかりしていても仕方ない、と考えましょう。
コンビニもない田舎に実家があるときは、小腹が空いたとき用にお菓子などを持参したほうが良いかもしれません。
いろいろと手伝いをさせられるのが嫌なら何もできない馬鹿な嫁を演じるのも手。
帰省を乗り切ったら、自分にご褒美をあげるというのもストレスの軽減にはなるかもしれません。
ストレスを最小限に過ごす5つのコツ
実際に旦那の実家でどのように過ごすのが良いか。
なるべくストレスを少なく過ごす方法を伝授します。
買い物に出かける
ずっと家にいるよりは外に出たほうが気がまぎれます。
さりげなく義両親を買い物に誘ってみましょう。
もし義両親といるのがどうしても嫌ならば、旦那に協力してもらって、自分の家族だけで出かけても。
その際お土産を買って帰るようにすると良いですね。
親戚の家に行く
義両親と一緒に親戚の家に遊びに行くのは意外と良いです。
子供がいれば親戚の人達は喜びますし、義両親も親戚に会えて嬉しいはず。
何よりも自分だけが義両親の相手をしなくてすみます。出かけるときは必ず旦那さんも一緒に行きましょう。
でないと自分だけが他人になってしまいます。
ただドライブに行く
実家が田舎にある場合、自然の中をドライブするのも気持ちが良いです。
他に親戚や親戚の子がいれば誘ってみても良いでしょう。子供がまだ小さい場合、いっしょにあやしてくれるかもしれません。
家事の手伝いは最小限のつもりで
家事は言われたときに手伝う、というつもりで。
よそ様の台所事情を知らないのにグイグイ入っていくのは、失礼だと感じる家庭もあります。
その代わり片付けなどは積極的に手伝うようにし、感謝の気持ちもちゃんと口に出して伝えるようにしましょう。
何でもやらなきゃ!と気負いすぎず、良い嫁、完璧な嫁を演じる必要もありません。
普段の疲れをアピールしておく
義実家でこき使われないために普段の生活の大変さをアピールするのは効果的です。
私は実際にこの方法で、旦那の実家では気を遣われて何もしなくて済んだ、という人もいます。
「仕事の残業が多くて毎日終電で帰っている」「子供が夜起きるので睡眠不足が続いている」など、自分でアピールするのが嫌なら、旦那に言ってもらっても良いでしょう。
義実家に行かない言い訳
それらしい言い訳を考えて、いっそ実家に行かない、という方法もあります。
- 子供が風邪を引いた
- 自分が体調不良(妊娠中のつわりなど)
- 仕事で休めない
などは説得力のある言い訳になります。ただ毎回は使えないので注意が必要です。
最後に
人生生きていれば嫌なことはあります。職場に嫌な人がいることもあります。
実家を職場と考え、嫁を演じるのも仕事だと割り切って見ましょう。過度に気に入られる必要はないですが、これからも旦那と生きていくためには必要な仕事です。
それに同居することを思えば年に数回の義実家訪問もなんてことのないように思います。
終わった後の自分の家での団欒や友達との主婦会など、楽しいことを頭に思い浮かべて頑張ってみてください。
まとめ
いかがでしたか?
みんな辛い思いをしながらも、どうにか対策を立てて旦那の実家訪問を乗り切っているようです。
旦那にとっては嫁や子供をつれて実家に帰ることは親孝行でもあります。
1年の中でそう多くない回数でしたら、なんとか頑張ってあげて欲しいかな、とも思いますが、あまりに辛いのでしたら何回かは言い訳をつけてパスしてしまいましょう(笑)。
良い嫁・完璧な嫁である必要はないので、気負いすぎず、たまには顔を出してみようかな、ぐらいに考えてみてください。大切な人の実家ですので、良い距離感で接していけるといいですね。