見出し
赤ちゃんのお世話でクタクタになりながらも、一日の最後にやってくるのは「寝かしつけ」という大仕事。
赤ちゃんが寝ちゃえば自分の時間なのに、赤ちゃんがなかなか寝ない時はイライラしてしまうこともありますよね。
赤ちゃんはお腹もいっぱい、部屋も暑くも寒くもないのに寝ない!
そんな時に役立つ、寝かしつけの時短になる7つの方法を紹介します。
赤ちゃんによって眠くなる方法は違うので、一つダメでも、ぜひ別の方法を試してみてくださいね。
赤ちゃんが短時間でスヤスヤ寝ちゃう7つの方法
赤ちゃんは寝つくのがとっても苦手。そのお手伝いが「寝かしつけ」です。
でも疲れているママやパパは赤ちゃんには出来るだけ早く寝てほしいですよね。
ここでは赤ちゃんの寝かしつけの時短裏ワザ7つを紹介します。
添い寝・添い乳
赤ちゃんはお世話をしてくれる人の温もりや匂いが大好き。隣に寄り添って寝てくれると赤ちゃんは安心して眠ることが出来ます。
また、赤ちゃんは眉毛の間やおでこを撫でられると反射的に目を閉じてしまいます。
その反応を利用して、添い寝をしながらおでこや眉毛の間をやさしくなでなでしてみて下さい。思わず目を閉じてしまうことで、赤ちゃんが眠りにつきやすくなります。
母乳育児中の赤ちゃんには、添い乳も効果的です。大好きなママの温もりとおっぱいの匂いは赤ちゃんをとても安心させてくれます。
ストンと寝てくれる赤ちゃんもいますよ。
ただし、添い寝中に一緒に寝てしまうことで窒息などの大変な事故につながる恐れもあるので、十分気を付けて行いましょう。
抱っこやおんぶで歩いたり、スクワットをする
赤ちゃんを抱っこしながらユラユラしたり、歩いたり、上下にスクワットしてみましょう。
ママやパパの温もりと心地よい揺れは赤ちゃんの眠りを誘います。
このことは「輸送反応」という反応によるものだそうです。
6ヵ月までの赤ちゃんは抱っこされて歩く振動によって、心拍数が下がりリラックスすることが理化学研究所によって科学的にも証明されています。
この「輸送反応」は敵に追われているときに暴れてしまうと命の危機に関わるので、哺乳類の赤ちゃんに備わっている身を守るための本能なのです。
赤ちゃんによっては眠くなるリズムが違うので、揺れるテンポや動き方を変えてみながら挑戦してみてくださいね。
歩き続けたり、スクワットを続けるのは体力的に難しい…という場合は、バランスボールを使う方法もあるようです。
また抱っこしているとだんだんと暑くなってしまい、お互いに汗をかいてしまう…なんてこともあるので、適度に休憩しながらやってみて下さい。
子守唄、音楽を聞かせる
赤ちゃんはお腹の中にいる時にまず聴覚、音を聞く力が発達します。
そんな赤ちゃんが大好きなのは優しいママの声。ゆったりと安心できる歌を歌ってもらうことで、赤ちゃんは眠りにつきやすくなります。
ただし、成長にともなってママの歌が楽しくなってしまい、なかなか寝ない!ということもあると思います。
そんな時はオルゴールやクラシックなどの落ち着く曲を静かにかけてみて下さい。
寝る時は必ずその音楽が鳴っている、という習慣をつけるのも良い方法です。
また、同じようにお腹の中で聴いていた「胎内音」も赤ちゃんがリラックスできる音なので、試してみて下さいね。
マッサージ
大人でも手足が冷えていると寝つきが悪くなりますよね。それは赤ちゃんも同じです。
そんな時は服の上からでもいいので簡単にマッサージしてみてください。スキンシップにもなって、赤ちゃんもリラックスできます。
もし時間がない時は頭から足の先まで優しくなでたり、手のひらで赤ちゃんの足を包んであげるだけでも大丈夫です。
ポカポカ温まってくると同時に眠気も湧いてきます。ママとのスキンシップは赤ちゃんには何よりも安心するものです。
ただ温まりすぎには注意です。寝つくときは体温が一時的に上がるので、気づいたら汗だくになっていた!ということも。
気持ちの良い状態で寝られるようにしましょう。
寝たふり
パパやママと遊ぶのが大好きな赤ちゃん。
たたいたり、上に乗ったり…いろんな方法で構ってもらおうと気を引こうとします。
しかしそこはぐっと我慢。寝息を立て、寝たフリをしちゃいましょう。
ここで注意するのは、お部屋はすっかり寝る準備を整えておくことです。赤ちゃんの気になるものが置いてあるままでは、赤ちゃんに「遊んでも良いよ」と言っているようなもの。
おもちゃなどはしっかり片付けて、薄暗い部屋の中で「もう寝るんだよ」ということをしっかり伝えてあげましょう。
大人が寝たフリをしていると、赤ちゃんもはじめは遊んでもらおうとしますが、大人が反応しないとわかると退屈になって眠くなってくるはずです。
お尻や背中を一定のリズムでたたく
赤ちゃんの背中やお尻を一定のリズムでたたくと、赤ちゃんはママのお腹の中にいた時の心地よい振動を思い出して安心して眠くなっていきます。
しかしお腹の中で感じる振動は赤ちゃんにとっては意外と大きいもの。
「トントン」と手のひらで軽くたたくよりも、「ボスボス」というように手で水をすくうような形にして、ちょっと強めに2~3秒間隔でたたくのがコツです。
軽すぎず、強すぎずという力加減です。
またこれは赤ちゃんを抱っこから布団に寝かせる時にも役立ちます。
抱っこで赤ちゃんが寝たな、と思ったらまず横向きに寝かせてみましょう。
その時もリズム良くたたき続けます。横になって目が覚めそうになった赤ちゃんも、同じリズムで振動が伝わることで、また眠ってしまうはずです。
安眠グッズ
赤ちゃんはお気に入りのグッズがあることで、安心して眠りにつけるようです。
例えば次のようなものです。
- タオル
- 毛布
- ガーゼ
- ぬいぐるみ
- おしゃぶり
眠くなってきたときに、これらのような赤ちゃんのお気に入りグッズを持たせると、それをいじったりなめたりしながら、いつの間にか寝てしまう赤ちゃんもいます。
ただし、赤ちゃんがしっかり寝たら思わぬ事故につながる心配もあるので、そっと離してあげてくださいね。
また、赤ちゃんが寝ているときの布団代わりに、ママの着ていた洋服をかけてあげるとぐっすり寝てしまう赤ちゃんもいます。
ママの匂いはやっぱり赤ちゃんにとって一番安心するものなんですね。
まずはパパやママがリラックス!
いろいろ試してみても、赤ちゃんがなかなか寝てくれないと、パパもママも疲れが出てくるせいでイライラしたり、「こんなに遅い時間になってしまった!」と焦ったりしてしまいますよね。
赤ちゃんはとても敏感なので、そんな大人の気持ちにすぐ気づいてしまい、ますます眠れなくなってしまいます。
まずは大人がリラックスすることが大切です。
「今はまだ眠くないのね」というくらいの気持ちで、ちょっと好きなことをして過ごしてみてください。
大人が寝る準備を整えてしまうのもいいですね。
ゆったりとした気分で赤ちゃんに向き合ってみると、自然と赤ちゃんも気持ちが落ち着いて眠くなってくるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
色々な方法がありますが、基本はパパやママがリラックスした状態であることが大切です。
筆者も寝かしつけで困っていた一人です。
寝かしつけの方法はもっぱら授乳で、それ以外の方法で寝るなんて夢のまた夢だと思っていました。
ある日なかなか寝ない子どもに疲れてしまい、「もう寝なくてもいいや」と思って気を抜いて一緒にゴロゴロし始めたらそのまま即寝た!といつ経験があり、リラックスは大切なんだと思いました!
それでも赤ちゃんがなかなか寝ないという時は、赤ちゃんの生活やお部屋の環境を見直してみても良いですね。
この寝かしつけの方法、赤ちゃん一人ひとり効果のある方法が違うので、ぜひゲーム感覚で色々楽しみながら試してみてくださいね。