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赤ちゃんに白湯はのませていいの?白湯の効果と作りかた。

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新米ママのみなさんは「白湯はちゃんと飲ませているの?」と、祖母や母親に聞かれたことはありませんか?昔はお風呂上がりなど、喉が渇いた時の水分補給として白湯を飲ませることが当たり前だったそうです。

しかし、最近では水分補給も母乳やミルクで十分だという声も聞きます。

実際のところ、どちらがいいのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。また、いざ飲ませるとなると、どのようにあげたらいいのか不安に思う方も多いと思います。

そこで、白湯をあげるメリットや飲ませ方など、不安に思うことについてまとめました。白湯のあれこれについて知ったうえで、いいと思ったら毎日の生活に上手くとりいれていってくださいね。

そもそも白湯とは?

白湯とは、沸騰したお湯を人肌程度に冷ましたもので、人間の体温に近いことから内臓に負担を与えずに飲むことができます。

また、体内への吸収率がよく、水分補給に適していることから、日本では昔から赤ちゃんや、胃腸が弱っている人に飲むようにされていたそうです。白湯は1度沸騰させているお湯のため、殺菌もされていることから赤ちゃんも安心して飲むことができます。

話は変わりますが、白湯を飲むことは大人の女性の間でも流行っているのはご存知でしょうか。

朝にコップ1杯の白湯を飲むと、冷え性を改善できて、便秘予防にもなると話題になっています。デトックスにダイエットと、女性には嬉しい効果ですが、大人と赤ちゃんが飲む白湯の効果は違いますよね。

白湯を飲むことによって赤ちゃんにどんな効果があるのか、詳しくみていきましょう。

白湯を飲ませるメリット

離乳食の準備として

赤ちゃんが5、6カ月になると、離乳食を始めます。

それまでの間、母乳かミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんが急に離乳食に移行すると、抵抗して口に入れない場合があります。

離乳食は水と合わせて調理することが多いことから、白湯で水の味に慣れて、離乳食をスムーズに移行できるようになると言われています。

また、離乳食が始まる時期に乳歯が生え始めますので、母乳やミルクを飲ませたあとに虫歯予防としてや、寝る前などに口の中をゆすぐつもりで飲ませる場合も多いそうです。

混合育児の練習として

母乳とミルクの両方をあげることを混合育児といいます。

お母さんが乳腺炎や風邪などで母乳をあげるのが難しくなってしまった場合に備えて、混合育児にしたいと考える人が多いそうです。

しかし、赤ちゃんが母乳の味だけに慣れてしまうと、哺乳瓶からミルクを飲むのを嫌がる可能性があります。それを避けるために、まずは白湯の味を覚えて、哺乳瓶に白湯を入れて慣れさせます。

それからじょじょに哺乳瓶でミルクをあげるようにすると、抵抗なく飲んでくれる場合が多いそうです。

赤ちゃんの便秘解消に

母乳やミルクだけをあげているうちは、赤ちゃんは便秘になりにくいと言われています。

しかし、離乳食を始めると腸環境ががらりと変わります。水分摂取が減るために便が硬くなってしまい、便秘になるケースが非常に多いそうです。

白湯には腸を刺激して便通を促す作用があります。また、消化機能を高め、代謝があがる効果もあるため便秘解消に繋がります。

だから大人の女性も白湯を積極的に飲む人が多いのですね。

離乳食を始めたころの赤ちゃんは食物繊維を多く食べさせるよりも、水分を補給するほうが便秘解消に繋がると言われています。早い段階から白湯に慣れさせておくと、いざ便秘になってしまった時に白湯効果が発揮されるかもしれません。

便秘解消に白湯をあげる場合は一工夫を!

便秘を解消させたいけれど、白湯をスプーンでも哺乳瓶でも飲んでくれない・・という場合に、白湯にオリゴ糖や、砂糖をほんの少し入れると甘くなり、赤ちゃんも飲みやすいと言われています。

オリゴ糖は腸内環境を整える効果があることから、便秘解消に効くと有名ですよね。虫歯にもなりにくい糖なので、安心して使用できます。

しかし、甘いからといってハチミツは使用しないようにしてください。ハチミツにはボツリヌス菌が含まれている可能性があり、腸が発達していない乳児が摂取してしまうと食中毒にかかってしまう可能性があります。

厚生労働省でも1歳未満の子供は摂取しないようにと呼びかけられていますので、与えないようにしてください。

赤ちゃんに白湯をあげる時期と飲ませ方

白湯をあげる時期として、新生児は母乳やミルクだけで水分補給ができていることから、生後2カ月以降の授乳リズムが整ってきてからがいいと言われています。

飲ませかたとして、まずは赤ちゃんの唇に白湯をつけてみましょう。

嫌がる様子がなければスプーンで一杯与えてみて、じょじょに量を増やしていきましょう。哺乳瓶を嫌がらない赤ちゃんは哺乳瓶でも飲ませてみてください。

赤ちゃんに白湯を飲ませる量は?

まずはスプーン一杯を口に含ませてみて、嫌がらなければ最初は50ccよりも少ない量を与えてみましょう。離乳食が始めるころには100cc~150cc程度を目安としてください。

お風呂上がりや外出のあとなどは喉が渇いている場合が高いので、スムーズに飲んでくれるかもしれません。

ただ、白湯を飲み過ぎて離乳食や母乳やミルクを飲まなくなってしまう場合もあるので、水分補給ができたかな?程度で抑えておきましょう。

白湯の作り方

ミネラルウォーターを使用する方が安全ですが、水道水を使用する場合は10分ほど沸騰させてから白湯を作るようにしてください。

水道水にはカルキという成分が含まれており、沸騰させることで除去することができます。白湯を赤ちゃんにあげる時は、必ず温度が熱すぎていないか確認してください。

お湯を沸かして白湯を作る

やかんやポットなどで沸騰させた熱湯を人肌程度に冷ましてから哺乳瓶や、コップに移してからスプーンであげてください。

電子レンジで白湯を作る

マグカップなどの耐熱容器に水を入れて、1~2分加熱させ、人肌程度になるまで冷まします。水道水の水を使う場合は、一度沸騰した水を使うようにしてください。

白湯をあげる前の注意点

温度に気をつける

熱すぎると赤ちゃんがやけどをしてしまいますので、必ず人肌程度になったか確認したうえであげてください。

沸騰した水を保管する場合

白湯があまった場合は、菌に触れないように密封容器できるポットに入れて、その日のうちに使い切るほうが衛生上安心です。

衛生面で気をつける

白湯を沸かすポットや、移し替える哺乳瓶など、白湯は大丈夫でも使用したものから菌がうつってしまう場合があります。赤ちゃんはまだ菌に対する抵抗力が弱いので、赤ちゃん
が口にするものは除菌をするようにしましょう。

まとめ

白湯は絶対に飲ませなければならないものではなく、水分補給や離乳食の準備など、助っ人のような役割なのかもしれませんね。

無理に飲ませたりしてしまうと、赤ちゃんにもお母さんにとってもストレスになり逆効果です。白湯をうまく取り入れていき、赤ちゃんとの生活をより快適にしていきたいですね。

白湯をあげる時は温度と衛生面に気をつけてあげてくださいね。

yuki-na: H28.6月に男の子を出産した新米ママ。毎日あれこれ模索しながら子育てを楽しんでいます。 分からないことがあるとネットを使ってすぐ調べるのが癖。自分の実体験をもとに、知りたい情報を読みやすくお伝えできればと思っています。