共働きで子育てをするということは本当にたいへんで、『無理』と考えてしまうママさんも多いです。
育児に専念できればいいなと思うこともしばしば…
しかし、お家の事情や仕事上の都合で育児に専念できる人がいない家庭も多いはず。
大変で辛いことも多い共働きを乗り越えるには、考え方にちょっとしたコツがあります。
ぜひ参考にしてみてください!
共働き子育てのパパやママのメリット
1.まずは何より経済的な安心感がある
パパとママの両方が仕事をしていれば、万が一どちらかが働けなくなってしまっても、急に収入がゼロになることはありません。
この安心感はかなり大きいです。
2.パパママ双方の精神的自立ができる
共働きであれば、お互いの仕事のことも家庭のことも、お互いに把握していないと成り立ちません。
「相手に任せっきり」を無くすことで、自分たちで家庭を守っているという意識が芽生え、責任感をもつことができます。
3.夫婦がフェアな関係を築くことができる
日本ではまだまだ「外で働くほうが偉い」という価値観が抜けきっていません。
そのため、片方が仕事に出て片方が家庭に入ると、どうしても家庭に入ったほうが立場が弱くなりがちです。
本当は、外で働くのも家庭を守るのも同じくらい大事という価値観が定着するのが一番なのですが、実際には簡単に世間の価値観を変えることはできません。
しかし、共働きをすれば、どちらか一方の立場が弱くなるということは起こりにくくなります。
4.社会とかかわることで、満足感が大きくなる
家庭に入って育児に専念すると、どうしても社会から隔離されたような気分になってしまうことがあります。
しかし、共働きをすることで、パパもママも自分の価値を見出しやすく、生活に満足感を得やすくなります。
共働き子育て!親子のメリットとは?
5.子供と自分の中に「新しい世界」ができる
子育て中はどうしても人間関係が狭くなってしまいがち。
子供と自分との間に入る第三者がいると、お互いの理解が進むこともあります。
保育士さんなどとの関わりによって、子供だけでなく自分の視野が広がり、悩みが解決することもあるのです。
6. 育児から切り離した時間を持つことで気分転換ができる
育児に集中するあまり、心の余裕がなくなってしまう瞬間は多々あります。
ときにイライラしてしまい、子供に怒鳴ってしまったりなど、子供とべったり一緒に過ごすことにはデメリットもあるのです。
しかし、共働きだと夫婦の両方が子供や家族から離れる時間ができ、心のバランスがとりやすいのです。
7.周囲に助けをもとめられるようになる
何でも自分でがんばらなければと思って無理してしまうママやパパも多くいます。
しかし、共働きだとそうもいきません。他人に頼れるところは頼らざるを得ない状況になるので、自然と周囲に助けを求める力が身に付きます。
また、親だけでなく子供も、親以外の人を上手に頼ったり、信頼する力が身につきます。
8.子供と過ごす時間がより濃厚になる
普段子供と過ごす時間が取れない分、空いた時間で思いっきり子供と触れ合うことができます。
また、一緒に過ごすことのできる時間が限られているぶん、子供の小さな成長にも気づきやすくなります。
共働き子育て!子供のメリットとは?
9.子供の成長にもつながる
保育園や祖父母など、共働きの家庭では両親以外の人と接する機会が多くなります。
いろんな人と触れ合っていろんな価値観を理解することで、子供の成長につながるのです。
10.子供が将来の自分をイメージしやすくなる
両親が働いていることで、子供は自分の将来にはいろんな道があることを学びます。
パパの仕事のいいところもママの仕事のいいところも見ることができるので、自分はどう生きていきたいかをしっかりと考えるようになります。
11.子供の自立心が育つ
両親が働きに出ることで、子供は家庭内での自分の役割を考えます。
自分のことが自分でできるようになったり、お手伝いができるようになるのも早いです。
共働き子育て!共働き成功のコツ
12.家事に完璧を求めない
子育てだけでも大変なのに、そこに仕事も加わるとなると、当然負担が増えます。
毎日掃除をしたり食事を作ることが理想ではありますが、それができないからと言って、家族の生活が成り立たないわけではありません。
「汚れたら掃除する」「お惣菜もうまく使う」などを手抜きだとは思わず、快適に過ごす工夫だととらえましょう。
13.得意なことは得意な人がやる
家族で家事を分担しましょう。
早起きが得意な人が朝食を作ったり、気づいた人が少し掃除するなど、それぞれが得意な分野をこなせば、苦手なことを任されるよりも負担が少なくて済みます。
14.自動家電を取り入れる
食洗機やお掃除ロボットなどは家事を楽にしてくれる大きな味方。
少しお値段ははりますが、その分時間にも心にも体力にも余裕ができると考えれば、無駄にはなりません。
15.夫婦ふたりだけで解決しようとしない
家の用事や子供の予定ができたとき、「夫婦どちらがやるか」で喧嘩になることはありませんか?
その用事は必ずしも夫婦どちらかがやらなくてはいけないものではないかもしれません。
両親や社会資源など、頼れる場所があれば頼ってしまうのも選択肢の一つです。
16.保育料は“必要経費”
仕事などの都合でどうしても時間の都合がつかないときは、延長保育や時間外保育、病児保育なども上手に利用してみるのも一つの方法です。
保育料はかさんでしまいますが、これも必要経費。毎日続くものではないので、どうしてものときには利用してみましょう。
17.意識してコミュニケーションをとる
お互いに忙しい日が続くと、必要最小限しか話さなくなり、気持ちも行動もすれ違いがち。
そのすれ違いをこまめに修正できないまま、大きなすれ違いになっていくこともあります。
夫婦間でも、子供とでも、意識してコミュニケーションをとる時間を作るようにしましょう。
18.もしものシュミレーションをしておく
急に子供が熱を出したときや、業務が長引いてどうしてもお迎えに行けないなど、何か問題が起きたときにどう対処するかを決めておくと、もしものときに困らずに済みます
19.家族でのんびりする時間をもつ
共働きだと夫婦の時間を合わせるのが難しいのはもちろんのこと、そこに子供のスケジュールも入ってくると、家族みんなでまったり過ごす時間がなかなかとれなくなります。
「休みの日くらいは」と子供を遊びに連れて行ったりすることも大切ですが、ついつい無理をしてしまいがち。
無理がないよう、家族でお家でのんびりする時間が、案外子供の安心にもつながったりします。
20.周囲への感謝の気持ちを忘れない
なんといってもこれが一番!忙しいとついつい自分ばかりが頑張っている気になってしまいますが、パートナーも家庭のために毎日必死で頑張ってくれています。
また、両親が働くことによってやはり子供に我慢させている部分もあります。周囲への感謝の気持ちを忘れずに、接するようにしましょう。
まとめ
なぜかまだまだ日本では「共働きなんて子供が可哀そう」なんて心無い言葉をなげかけられてしまうこともあり、落ち込む方も多いかもしれません。
しかし、専業主婦(夫)となって、子供にべったりの生活が必ずしも家族にとっていいものとは限りません。
確かに共働きは夫婦の負担も増えて大変ですが、その分、共働きだからこそ得られるメリットも多いのです。
家族みんなで協力して、無理なく生活していけるといいですね♪
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