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赤ちゃんがいる家庭が備えておくべき地震発生時の備えリスト

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地震はいつ何時、どの場所で発生するか分かりません。

そのため日ごろから地震が起こったときのことを想定し、避難グッズなどの備えをしておくことが大切です。

東日本大震災の影響で避難グッズを準備する家庭が増えているようですが、乳幼児がいる家庭などで、赤ちゃんのために何を準備すべきか分からないという親御さんもいらっしゃるようです。

そこで今回は赤ちゃんがいる家庭が持っておくべき地震の備えリストをご紹介します。

分かりやすいように項目別にご紹介していきますので、ひとつひとつチェックしてみてください。

置く場所もポイント! 赤ちゃんがいる家庭に備えておくべき避難グッズ

地震の備えリストを一気にご紹介すると膨大な数になってしまいますので、常に持ち歩くべきアイテム、赤ちゃん家庭に必須のアイテム、赤ちゃんがいなくてもどの家庭にも必要なアイテムなど、項目別に分けてご紹介していきます。

災害に備えて常に持ち歩いてほしいアイテム6選

マスク

建物が倒壊したときにホコリやガレキの欠片等を吸い込むのを避けたり、避難所で感染症を防いだりするのに使います。

大人用だけでなく、子供用も忘れず用意しましょう。

母子手帳・保険証

子どもが病気をしたり怪我をしたときに母子手帳があると診察をスムーズに行えます。

また保険証があると医療費を全額負担せずに済むので、ATMで現金を下ろすことのできない災害時には助かります。

ホイッスル

建物が倒壊して閉じ込められたときや、救助を呼ぶときに必要です。

大声を出して助けを呼ぶ方法もありますが、長時間大声を出しつづけると体力を消費してしまいます。

持ち歩くのを忘れないように携帯のストラップにしたり、かばんにくくりつけている人もいるようです。

常備薬

災害時にはストレスで体調を崩したり、満足に栄養が摂れず抵抗力が弱まっている場合があります。

風邪薬や胃腸薬、怪我をしたとき用の絆創膏など基本的なものは揃えておきましょう。

持病のある人はその薬も多めに準備しておくと安心です。

現金

災害時はATMが利用できないので、必要分より少し多めに持ち歩いておくこと。

小銭や小額紙幣を別の袋に準備しておくと、自販機や公衆電話で使えて便利です。

除菌ウェットティッシュ(おしりふき)

大災害時には長期間お風呂に入れないこともあります。

汗をかきやすく敏感肌の赤ちゃんはこまめに拭いてあげなければならないので、普段持ち歩くほか、災害用バッグに多めに用意しておきましょう。

除菌効果があるので、大人も食事前に手を拭いたり、ペットボトルの飲み口など口に触れるものを拭いたりするのに使えます。

赤ちゃん家庭に必須な避難・防災グッズ7選

次に赤ちゃん家庭ならではの防災グッズをご紹介します。

これらはまとめて防災カバンなどに入れ、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。

おむつ

基本的には1日10枚で計算し、3日分の30枚準備しておけばOKですが、お腹を壊してしまったときのことを考え、倍の60枚あると安心です。

衣類:3日分

前開きなどの着脱しやすいものを用意しましょう。かさばって荷物が多くなってしまう場合は、1日分の衣類と3日分の肌着でも大丈夫です。

赤ちゃんの足を守るため、靴下も忘れないようにしましょう。

ミルク

 

母乳育児の場合でも、何かあったときのために粉ミルクを用意しておくこと。

缶はかさばるので、分包タイプかキューブタイプのものを用意しておきましょう。

哺乳びん

使い捨てタイプが消毒や洗浄不要なので、水が不測しがちな災害時には便利です。

哺乳びんが無い場合や足りなくなった場合には紙コップで代用します。

ベビーフード

赤ちゃんが離乳食期の場合はミルクのほかにベビーフードも用意しましょう。

パウチや缶詰などに入っていて食べおわったら容器ごと捨てられるタイプがおすすめです。

飲み水

赤ちゃんのミルクを作るのにも、大人の飲料用にも必要です。

身体に負担のない範囲でなるべく多く持っておくと良いです。目安は一人あたり1日3リットルです。

抱っこ紐

災害時の移動にベビーカーは使えません。抱っこ紐だと両手があけられるので荷物を持って避難できますし、走っていても間違って赤ちゃんを落としてしまうことといった事故を防げます。

災害時に役立つ基本的な避難・防災グッズ9選

次にどの家庭にも必須のアイテムをご紹介します。

こちらは大人だけの家庭にも必要なものですので、赤ちゃんが大きくなったときにも参考にしていただけます。

食料品

救援物資が届くまで約3日かかると言われていますので、食料は最低でも3日分は用意しておきましょう。

日持ちのする缶詰やレトルト食品などを中心に準備してください。

缶詰は缶切りを準備するか缶切り不要のものを。ついでに赤ちゃん用のおやつも用意しておくと、赤ちゃんがぐずった時にも安心です。

ラジオ

災害時には情報収集が一番大切です。どこにどうやって逃げれば良いのか、どこで救援物資が手に入るかなど、情報を入手するためにラジオを準備しておきましょう。

手回し充電できるものだと、停電時にも使用できます。

懐中電灯

町全体が停電したときには家の電気だけでなく、街灯もなくなってしまいます。

真っ暗な中を避難したりするのに必須です。

予備の電池も忘れずに準備しておきましょう。

頭に装着タイプだと両手が自由に使えるので、子どもを抱っこしたり荷物を持つ必要があるときには便利です。

ヘルメット

建物が倒壊しているときや余震が続くとき、がれきなどから頭を守るために必要です。

多少かさばりますが、命を守るために必ず準備するようにしてください。

小さく収納できる折りたたみタイプもあります。

生理用品

救援物資でも手に入りにくい場合が多く、女性にとっては必須アイテムです。

救急セット

怪我をしてしまったとき用に包帯や絆創膏、消毒液などを準備しておきましょう。

はさみなどと一緒に救急箱にひとまとめにしておくと、使うときに便利です。

衛生セット

除菌シートやマスク、赤ちゃんのおしりふきや水不要のペーパー歯磨きなどをひとまとめにしておくと楽。

基本、水が無くても使えるものを揃えましょう。

アルミブランケット

太陽の光を遮って熱中症を回避したり、毛布のようにかぶって防寒用に使えたりする、温度調節の万能アイテムです。

軽くて持ち運びしやすいので、1人1枚持つようにしましょう。

ビニール袋

ゴミ袋になるほか、タオルと組み合わせて赤ちゃん用の簡易おむつを作ることもできます、またオムツを捨てるときにビニール袋に入れるとある程度匂いがましになるので、何日もゴミを捨てられないときには便利です。

避難生活中に必要になるグッズ4選

次にご紹介するのは、避難生活を余儀なくされたときに必要になるアイテムです。

慣れない集団生活では予期せぬトラブルが発生する恐れもありますので、なるべく揃えておきましょう。

ネームタグ

万が一子どもとはぐれてしまったときに役立ちます。

子どもの名前だけではなく、親の名前や連絡先も書いておきましょう。

おしゃぶり

普段はおしゃぶりを使わない赤ちゃんでも、口にくわえるだけで精神的に安心するようです。

赤ちゃんを泣き止ませたり寝かしつけるのに使いましょう。

毛布

寝るときや防寒以外にも、授乳時の目隠しにも使えます。

エアクッション

避難場所が学校の体育館などの場合、地べたで寝るのが痛かったり冷たかったりします。

赤ちゃんを寝かせるだけでなく、大人が寝るのにも使えます。

避難・防災グッズを準備する際に考えておきたいポイント

防災グッズをしっかり準備しておくのはもちろん大切ですが、逃げるときに自分が持って運べる量を考えましょう。

折角準備しても避難の妨げになるようでは意味がありません。自分が運べる大きさのバッグに一度荷物を詰めてみて、運ぶ練習をしてみるのがおすすめです。

どうしても荷物が多くなってしまう場合は、地震が起こったその日を乗りきるための1次避難用と、後日一旦家に戻り避難所に向かう際に持って行く2次避難用に荷物を分けておくと良いでしょう。

また食品は月に何度か家族で非常食を食べる日を作っておくと、賞味期限を細かくチェックでき、非常食の味に慣れる訓練もできておすすめです。

赤ちゃん用のおむつや衣類もサイズが合っているかどうか、こまめにチェックするようにしましょう。

“非常持ち出し袋”を置いておく場所

避難グッズを入れたバッグや袋を置いておく場所ですが、災害発生時にすぐに持って出ることが出来るように、玄関等の出入り口近くの目立つ場所に置いておくのがおすすめです。

それと同じものが入った袋を車の中や物置の中など、複数の場所に置いておくことも推奨されています。

安全な場所に停めた車は、避難グッズを置いておくほか、赤ちゃんのおむつ替えや授乳時に使えたり、携帯の充電やラジオを聞くことも出来て意外と便利です。

しかしエコノミークラス症候群になる恐れがあるため、長時間滞在したり、寝泊りすることは避けましょう。

災害時はガソリンも手に入りにくくなるため、日ごろから早め早めに給油するようにすることも大事です。

また車の鍵は家に置いておくのではなく、常に家の鍵といっしょに持ち歩くようにしておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

備えあれば憂い無しと言うように、どんな状況でも対応できるよう日ごろから準備をしておけば、実際に災害が起こったときにもパニックを起こさずに落ち着いて行動できます。

赤ちゃんを連れての避難行動は特に大変かと思いますので、少しでも負担を減らせるよう、出来ることは事前にしっかり準備しておくようにしましょう。


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