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36週まで治らないままだった逆子がお灸で治った!体験談

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妊娠中期以降、逆子になってしまい治らないで悩んでいる妊婦の方は多いのではないでしょうか?

私は28週から36週まで逆子が治らないままで、帝王切開の予定までも組まれていました。

帝王切開直前で逆子から治って回った我が子ですが、実は逆子体操もやっていたのですが逆子から治らないままだったので、最後に取り入れたのがお灸でした。

今回の記事では、逆子になってしまいお灸をして逆子から治った経験を書きたいと思います。

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そもそも逆子とは?


逆子とは医学的には「骨盤位」と呼ばれますが、子宮内で赤ちゃんの頭が下を向いてなく、上を向いている状態の事を言います。

本来なら、赤ちゃんは頭から産道を通り抜けるため、頭は子宮口のほうを向いています。

逆子で上を向いてしまっていると、自然分娩がしづらくなり,帝王切開での出産になることも珍しくありません。

でも、初期・中期の子宮内は赤ちゃんが動き回れるゆとりがあるので、頭の位置は上を向いたり下を向いたりと頻繁に入れ替わっています。

中期には妊婦さんの約30〜50%が逆子といわれています。後期になると赤ちゃんの頭は大きく・重くなるので自然と下を向き、そこで安定します。

しかし、何らかの理由で赤ちゃんの頭が下を向かないと、子宮内を動き回るスペースがなくなり、上を向いたままの状態で安定してしまい逆子のまま治らないこともまれにあり、出産時まで逆子が治らないままで続く確率は約3〜5%といわれています。

実は逆子といっても色々な種類がある!?

逆子といっても、その体勢にはいくつか種類がり大きく3つに分けられます。

それぞれの逆子の種類を説明します。

逆子の種類:殿位

お尻を下に向けた状態を「殿位」といいます。
殿位の中にも3つの種類があります。

逆子の種類:単殿位

お尻が下になっていて、両足が上を向いている状態。

逆子の種類:全複殿位

お尻が下を向いていて、体育座りのように両足の膝を曲げている状態。

逆子の種類:不全複殿位

お尻を下に向けているのは全複殿位と同じだが、体育座りで片足だけを上にあげている状態。

逆子の種類:膝位

逆子の趣里:全膝位

両膝を曲げて、膝小僧を下に向けている状態。

逆子の種類:不全膝位

片膝を曲げて膝小僧を下に向け、もう一方の足は上にあげている状態。

逆子の種類:足位

逆子の種類:全足位

両足を伸ばして、お腹の中で立っているような状態。

逆子の種類不全足位

片足を下に伸ばし、もう一方の足は上にあげている状態。

「殿位→膝位→足位」の順番で、分娩時の危険度が高くなります。逆子の中でも赤ちゃんの体勢次第で対処方法も変わります。
私の場合、最も分娩時の時の危険性が高い殿位と診断されていました。逆子が治らない状態が続き毎日不安との闘いでした。

治らない逆子を戻す方法として最初にトライした逆子体操


治らない逆子を正しい姿勢に戻すために、私はインターネットなどで、逆子を戻す方法を調べました。

その中で多く紹介されていたのが、逆子体操でした。

逆子体操とは?

逆子体操とは、赤ちゃんの逆子を自然に治してあげる体操のことで赤ちゃんにも母体にもあまり負担を掛けない体操です。

体操をすることで赤ちゃんを骨盤からずらして自由に動きやすくし、逆子の状態から正常な状態に治す方法です。

逆子体操を始めたとき、4つの方法を教室で教わり、毎日家で逆子体操をしていました。

逆子体操の4つの方法を紹介させて頂きます。

逆子体操①胸膝位(きょうしつい)

胸と両膝を床につき、おしりを高くあげる体勢で、四つん這いになってから手の力を抜いたような姿勢です。

まくらを敷いて、その上に顔を置くようにすると楽になるとり、そのまま15分ほど同じ姿勢をキープする様に習いました。

逆子体操②仰臥位(ぎょうがい)・ブリッジ法

仰向けで、おしりの下にまくらやクッションを置いて、30センチ位お尻を持ち上げ、その姿勢を約10分キープします。

最初は5分キープするのが精いっぱいでした。慣れないうちは無理をしないで出来る範囲でやるのがいいと思います。

逆子体操③側臥位(そくがい)

赤ちゃんがうつぶせになるように横になることで逆子が治ることもあります。

エコー検査で見たときに、赤ちゃんの背骨がママの右側にあるときは左半身を下にし、逆に赤ちゃんの背骨がママの左側にあるときは右半身を下にします。

エコー検査のときにどちら向きになればいいのか産婦人科医に聞いて自分に合った方法でやりましょう。

逆子体操④シムスの体位

胸膝位と仰臥位の姿勢をとった後で横向きになって寝る姿勢のことで、赤ちゃんが回転し逆子から治りやすくなるといわれています。

横向きになり、上になる足のひざを軽く曲げ、ひざは床につくようにするとリラックスできます。

人によって楽だと感じる姿勢は違うので、色々試して自分が一番楽だと感じる姿勢を見つける必要があります。

実は効果的だった!?治らない逆子がお灸で治った!


逆子体操をしても我が子は一向に治らないままで、日に日にお腹は大きくなっていきます。

もちろん、へその緒が首に絡まってしまい元に戻れないなど、無理に回転させようとすると母子ともにリスクがあります。

医師、専門医への相談を大前提とした中で、たまたま通っていた鍼灸院で逆子によく効くツボがあることを教えてもらいました。

逆子はお母さんの『冷え』からくるものも多く、体を温めることで赤ちゃんが回転し逆子が治りやすくなるそうです。

私が教えてもらったのは、足首と足の小指のツボでした。

無理な体勢もとらず、お灸をそこへ乗せるだけでしたので早速医師の了解を得て毎日のお灸を始めました。

お灸をするときの注意点!必ず医師、鍼灸師へ相談を

お灸をするにあたって、まず産婦人科の担当医へお灸をしても大丈夫か確認に行きました。

私の担当医の答えはOKでしたので、その足で再び鍼灸師の元へ向かいお灸のやり方を教えてもらいました。

自宅でも毎日行うと効果的であると教えてもらったので、鍼灸院で使っているお灸を購入し毎日寝る前にお灸を乗せることを実践していきました。

薬局等のお灸よりも、鍼灸院で使っているもののほうが、より効果的だと聞きました。また、お風呂前後の使用は控えた方がよいと聞いたので、これも鍼灸師に確認して下さい。

足首、足の小指にお灸を乗せると体がじんわりと温かくなり、お腹の子の胎動も激しくなるのがよく分かりました。

パパやママの語りかけも逆子を治すのに効果的


日課のようにお灸を乗せ始めて2週間ほど経ったある日。

主人もその様子を傍で見ながら「頭が下だぞー。」と話しかけてくれていました。

すると、ものすごい勢いでお腹の中の赤ちゃんが動き出したのです。お腹を見るとその動きがよく分かるほどで、私も「いたたた。」と声を上げた程です。

それから3日後の36週の検診で、頭が下になっていると医師に言われ逆子が治ったのです。

おそらく、あの時赤ちゃんがくるりと回ったのではないかと思っています。お兄ちゃんお姉ちゃんがたちが声をかけたら逆子がなおったなんて話もよく聞きますが、「頭は下だよ。」と言う声かけも少なからず効果があったのではないかと思います。

これはあくまで私の経験談ですので、もし実践する場合は医師・専門家へしっかりと相談したうえで、無理のないように行ってください。母子の安全が第一ですから。

体験談を書いてくれたライターさん情報
執筆 fuwariさん 30代
元保育士・幼稚園教諭として8年間勤務し、現在は退職し、子育てママとして奮闘中。
現在4歳の娘がおり、流産経験ありの今現在2人目の妊活中。
初めての娘の出産の時は、出産ぎりぎりまで逆子が治らない経験をしたため、その点も体験談として書いていきたいと思います。

妊娠前から取っておきたい葉酸|その理由とおすすめの葉酸サプリで妊婦さんに必要な葉酸についての記事を書きましたので参考に読んでいただけると嬉しいです。
記事はこちら=>https://be-a-mother.info/have-a-baby/suppli

be-a-mother編集部:

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