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実はみんな悩んでいた!授乳中の乳首を吸われる嫌な感覚…先輩ママの経験談まとめ

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授乳は幸せいっぱいの大切な時間のはずなのに…どうして不快感に襲われるの?私には母性がないのかも…?」と悩んではいませんか?

実は多くのママさん達が同じ悩みを抱えているのです。

でもとてもデリケートな悩みなだけに人になかなか相談できませんよね?

そこで今回は授乳中の乳首を吸われる嫌な感覚について、先輩ママさん達の経験談を交えながら原因とその対策についてお話ししたいと思います。

授乳で悩んだ先輩ママさん達の経験談まとめ

では同じ悩みを抱えるママさん達の経験談をいくつかご紹介していきましょう。

思わず赤ちゃんを突き飛ばしそうなくらいの不快感
首元がゾクゾクする感じ
ゾワゾワとした不快感が全身を駆け巡る感じ
夜中に眠いので添い乳で授乳しても不快感で目が覚めてしまう
あんまり母乳が出ていないのに吸われるとイライラとした不快感が走る
夜中は特に静かで神経が研ぎ澄まされている時間帯なので余計に不快感が強くて辛い
赤ちゃんの唾液と不快感が合わさって乳頭に痒みが出る

このように多くのママさん達が授乳時の不快感について悩みを抱えています。

これを見て「私も同じ!」と思ったママさんもいるでしょう。

私の知人も同じ悩みを抱えていたため、どうしても授乳が苦痛になってしまいミルク育児に切り替えていました。

もちろんミルク育児はいけないことでもなんでもありません。最も大切なことは赤ちゃんが元気に育つことです!

だけどやっぱり母乳で育てたい!と強く願っているママさんにとって今の状態はとても辛く苦しいことと思います。

何より「こんな悩みを抱えているのは私ぐらいしかいないのかも…」という孤独感がよりママさん達を苦しめているのでしょう。

確かに少数派の悩みかもしれませんが、けしてあなただけではなく多くのママさん達が同じように感じている悩みなのです。

なぜ授乳時に不快感が?

ではなぜ授乳時に不快感が走るのでしょうか?

それには授乳中の射入反射が関係しています。

射入反射(オキシトシン反射)とは授乳時に赤ちゃんに乳首を吸われることの刺激が脳に伝わりオキシトシンという母乳を出すためのホルモンが分泌されることで、授乳前や授乳時に乳房がツーンとする感覚が走ることをいいます。

しかしこの時、母乳を出すためのホルモンはオキシトシンだけではなくプロラクチンも同時に分泌されます。

実はこのプロラクチンが上昇することにより脳内のドーパミンの値が下がってしまうという働きがあるのです。

ドーパミンは心地よさや快楽の感情を司る神経伝達物質なので、これが急激に低下することにより、逆に不快感情が湧き出てしまうというのが授乳時の不快感の原因ではないかと言われています。

そしてこの状態をDMER(不快性射入反射)といいます。


そもそも射入反射(オキシトシン反射)自体は人によってはっきりと感じる人と全く気づかない人がいるのですが、何も感じなかったとしても射入反射は授乳中に何度も起こっている状態です。

同じ悩みの先輩ママさん達の中には「授乳間隔が十分に開いていればツーンとした射入反射を感じ、そのツーンとした感覚のおかげで気が紛れて不快感が気にならなくなった」といった経験談がみられます。

このことから、もしかすると射入反射を感じない人もしくは感じない時にドーパミン低下の影響を強く受けてしまいDMERが起こってしまうのかもしれません。


また授乳中に性的興奮が生じてしまい不快感を感じるという場合があります。

乳頭はもともと感覚神経が密集していて過敏な部分であり、乳頭から受ける刺激により性的興奮状態になると乳腺に血液が送られるという仕組みが女性にはもともと備わっています。

血液は母乳の原料であることからも、この仕組みは赤ちゃんが吸う刺激により母乳が出る仕組みとよく似た働きでもあります。

そのためこの状態は特別おかしなことではなく、十分に起こりやすい副次的作用ともいえるでしょう。

しかしママさん達の体験談の中には、自分で自分のことが気持ち悪く感じてしまいトイレで嗚咽してしまったり授乳の度に泣いていたという声もあります。

授乳時に一時的に性的感覚に襲われることで自分は母親なのに汚らわしいと思ってしまい、落ち込んだり不快感を感じてしまうのでしょう。

授乳時の不快感対策

ではこれから具体的な対処法をいくつかご紹介していきます。

乳頭保護器を使う

乳頭からの刺激によるものが原因なので直接触れないように乳頭保護器でワンクッション置くことにより改善できるかもしれません。

授乳間隔を十分開ける

ママさん達の体験談の中には授乳間隔があまり開いてないうちに授乳すると、母乳があまり出ていない状態のため不快感が生じている場合があります。

射入感覚は不快感を紛らわせる効果もあるようなので、おっぱいにツーンとした射入感覚が湧き出るまで十分に授乳間隔を開けるようにするといいでしょう。

赤ちゃんが短い間隔で欲しがるのならミルクなどを挟むようにして時間稼ぎをするなどの工夫をしてみてください。

また赤ちゃんの成長とともに授乳回数が減り、授乳間隔も開いてくることで自然と改善されることもあるでしょう。

授乳回数をこなす

単に授乳回数が増えるにつれて自然と慣れてくるという場合もあるようです。

またママさん達の体験談にも母乳がたくさん出るようになると不快感が出なくなったという声もあります。

ですので授乳回数をこなすことで母乳の出も良くなっていくので、それに伴い不快感も減っていくかもしれません。

赤ちゃんに正しく哺乳させる

 

赤ちゃんが正しく哺乳できていないと効果的な射入反射が起こりにくいため不快感が生じることがあります。

きちんと赤ちゃんの口が乳輪部分をすっぽり覆うようにかぶさっているかチェックしてください。

また赤ちゃんが吸いやすいような授乳姿勢やポジショニングかどうかにも注意しましょう。

リラックスを心がける

射入反射はママがリラックスしている状態の時に起こりやすいとされています。

なるべく体の力を抜いてリラックスした状態で授乳するように心がけましょう。

音楽を聴きながらなど自分がリラックスできるような授乳環境にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

授乳時の不快感情はけしてあなたのせいではありません!

まして「母性がないから?」などと自分を責める必要は全くありませんから安心してくださいね!

ママさん達が毎日笑顔で育児を楽しめるよう願っています!

Nemonon: 元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています! 同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。