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出産を終え、赤ちゃんとの生活が始まると毎日がバタバタのママたち。
赤ちゃんとの外出はちょっとした旅行のようなお荷物があったり、自宅までにもハプニングが日常的に発生したりと、大忙しです。
せっかくの外出におめかしをしようにも、日々の寝不足や疲れでメイクがパッとしない…。
ママになっても若々しく、綺麗でいたいのに、なんだか上手くいかない。そんなママたちへ、今回は産後におすすめの若返りメイク術をご紹介します。
産後の若返りメイク術を部位ごとに紹介!
産後のメイク術 ~下地編~
まず、基本となるベースメイク。
このときの肌の作り方によって、若々しく見えるか老けて見えるかが大きく変わってきます。
化粧下地の後に使用すると良いのが、コントロールカラー。
寝不足や疲れなどで顔色が悪く見える場合はピンクやイエローを使用すると、肌を明るく見せてくれます。
ニキビやニキビ跡などの赤みのあるトラブルを隠したい場合は、グリーンがおすすめです。隠したい場所に部分的に、薄くつけます。
スポンジなどにつけてポンポンと当てると塗り過ぎを防げます。
お顔全体を明るく見せたい、お顔全体に隠したいトラブルがある場合は、肌色や白・透明などの化粧下地を使うより、コントロールカラーと下地を兼ねてくれる、色付きの化粧下地を使いましょう。
この時点で隠れてくれなかったシミやそばかすには、コンシーラーを使用します。
シミやそばかすを綺麗に隠すには、ちょっとしたコツがあります。
シミやそばかすは茶色かったり、黒かったり、色が濃いものです。それに比べてお肌の色は薄く、まったく違う色味のものを同じように整えるには、いくつかの段階が必要なのです。
コンシーラーを3色ほど用意できると、とてもきれいにカバーできますよ。
まずは、こんな色使ったことない!と思うほど濃い、茶色に近いコンシーラー。シミの色になるべく近いものを選び、薄くぬります。
その上から、濃いコンシーラーとファンデーションとの中間くらいの色味のものを使用。
最後に、ファンデーションに近い色味のものを使います。
薄い色のコンシーラーだけで色の濃いシミなどを隠そうとするとどうしても厚塗りになってしまい、かえって目立つのです。
少しずつ色味を整えることによって、トラブルを隠しつつ、綺麗に仕上げられます。トラブルのカバーが終わったら、最後にファンデーションを軽くつけます。
コントロールカラーやコンシーラーでベースはしっかり整えられているので、それらの最終調整として、ファンデーションをし、これまた軽くチークをのせて、ベースメイクは出来上がりです。
産後のメイク術 ~眉毛~
お顔の印象を大きく左右するのが、眉毛。
太さは左右対称に、形は目や鼻に合わせて綺麗に整えることはもちろんですが、髪色とカラーを合わせるとより印象が若々しくなります。
ただ、ヘアカラーをしておらず、髪が黒いからといって眉毛も自毛のままでは味気ありません。
限りなく黒に近いブラウンのパウダーを軽くのせるだけでも、顔の印象は明るくなります。
また、しばらくヘアカラーができてなくて色がまだら…なんて方は一番暗いところ、一番明るいところの中間くらいの色味を使用すれば違和感は出ないと思います。
産後のメイク術 ~アイメイク編~
さあ、お顔を華やかに見せるかどうかが決まるのがアイメイクです。
ママになったから、少し落ち着こうかな、でも綺麗に見せたいな。
そんなママにおすすめなのは、アイラインもマスカラもブラウンを使用することです。
ブラックは目元はぱっちりとした印象をもたせてくれますが、産後で疲れいるときは顔色が悪く見えたり、顔立ちがキツく見えがちです。
ブラウンを使うことによって目元の印象を柔らかく、ぱっちりメイクでもキメ過ぎない、ナチュラルを演出してくれます。
アイシャドウとの色の差も出にくいのでメイクに馴染みやすく、取り入れやすいアイテムです。
今までアイラインやマスカラを使用していなかったママさんでも、ブラウンなら主張しすぎず、ナチュラルに目元をぱっちりさせてくれるので、この機会にぜひチャレンジしてみてください!
産後のメイク術~口元編~
さあ仕上げのリップです。
産後でお肌の状態とともに崩れがちな唇。乾燥しているとなかなか口紅も綺麗につかなかったり、ムラが出来てしまいます。
すぐに修復できるものでもないので、しばらくは口紅を塗るのは諦めて、色付きのリップクリームの使用をおススメします。
口紅やグロスに比べれば色づきは薄く落ちやすいものですが、手直しも簡単で、人に会うときにさっと塗りなおせます。
産後のメイク術 若返りのポイントは色選び!?
若返りメイクのポイントは、色使いと、付け方(塗り方)です。
メイク術で前述したとおり、トラブルや肌の色、見せたいイメージによって使用するべき色は異なります。好みの色や使いたい色もあるかと思いますが、それが若々しく見えるのかどうかを見つめ直してください。
ファンデーションの色は、明るくすれば肌がより白く見える、ということではありません。お顔の肌の色にムラがあって合わせづらい場合は、首の色に合わせると良いです。お顔だけ白くて首元が日焼けしていると、顔だけが浮いてしまい、老けて見えやすいです。また、ファンデーションのついている部分とついていない部分の境目がはっきりしてしまうと不自然です。日焼けしていたり、色黒なのが嫌…という方は自分の肌の色よりワントーンだけ明るいファンデーションを選び、首元まで薄くファンデーションをつければ不自然さが出てしまうことは避けられるでしょう。
次に目元、まずアイシャドウですが、日本人の肌にはブラウン系の色が一番馴染みやすく、失敗しても目立ちにくいです。肌の色に近いので、メイクしているように見えづらい…という方はグラデーションをつけて変化を出すのも良いです。
何色かがセットになっているパレットの場合は、パッケージにグラデーションをする際に使う順番やどれくらいの範囲にどの色を使うと良いか、ということが書いてある商品もあるのでぜひ参考にしてみてください。細かいラメ入りのものを使うと、より目元が華やかになります。
そして、メイク術で前述したようにブラウンのアイラインとマスカラを使えば、ナチュラルだけど華やかでパッチリとした目元が作れます。
また、目の下のクマが気になる方は、少しだけ、パールの入った色味の薄いアイシャドウを軽くつけると目立ちにくくなります。クマが濃くてアイシャドウでは消しきれない、という方にはオレンジのチークやアイシャドウもおすすめです。どちらもつけすぎにはご注意ください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は産後でお肌のコンディションが崩れてしまったママにおすすめの、若返りメイク術のご紹介でした。
手間がかかる工程もありましたので、気合を入れてお出かけをするときにはぜひ活用して頂きたいです。
アイテム次第で簡単に若返りメイクをすることもできますので、普段のちょっとしたお出かけにもぜひお試しください。
赤ちゃんを産んでママになっても、やはり女性は綺麗でいたいものです。
赤ちゃんとの生活を楽しみながらも、少しずつ女性としての楽しみも再開して頂ければ嬉しいです。
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