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    Categories: 子育て

その歯ブラシ保管方法大丈夫!?子供&赤ちゃんを虫歯にさせないための歯ブラシ保管方法ご紹介

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大人も子供も、虫歯にならないために食べた後は歯ブラシで歯を磨きますよね。

赤ちゃんも歯が生えて離乳食を食べだしたら歯磨きが必要です。

歯の健康を保つために良かれと思ってやっている歯磨きですが、実は歯ブラシの保管方法が悪いと、逆に雑菌だらけの歯ブラシを口に入れている可能性も。

特に免疫の少ない赤ちゃんや小さい子供の場合、菌が体内に入ると病気になるリスクが高まり危険です。

今回は正しい歯ブラシの保管方法をご紹介しますので、ぜひ一度、ご自宅の保管方法を見直してみてください。

 

大丈夫!?子供&赤ちゃんを虫歯にさせないための歯ブラシ保管方法ご紹介

 

歯ブラシに付く雑菌は1億個?

イギリスのある大学の研究によれば、歯ブラシには平均で約1億個もの雑菌が付いているようです。

さらに、歯ブラシの保管方法によってはこの菌を増殖させている可能性もあるそう。

もともと人の口の中にも、雑菌は数え切れないほど存在しているといいますが、きれいに磨くはずの歯ブラシが雑菌だらけだと、歯磨きをしても逆効果かもしれません。

汚れた歯ブラシの赤ちゃん・子供への影響

歯ブラシについている菌の影響は、大人だとそこまで心配する必要はないそうです。

しかし、赤ちゃんや小さい子供は体内にまだ常在菌が定着していないので、歯ブラシに付着した雑菌に対する免疫力は大人よりも弱いそう。

雑菌に負けて病気にかかる可能性もゼロではありません。

間違った保管方法の例

①歯ブラシにキャップをしている

濡れたままの歯ブラシにキャップをすると、歯ブラシに残った菌が増殖するだけでなく、カビの原因にもつながります。

歯ブラシにキャップをして持ち歩く場合は、清潔なティッシュなどで拭いて乾かしてからキャップをしましょう。

②溜めた水で洗っている

歯みがき後に歯ブラシを洗う際、コップに溜めた水でサッと洗うだけでは、雑菌を流すのに十分ではありません。

強めの流水でしっかり洗うようにしてください。

③水中に保管している

①でも書いたとおり、歯ブラシが濡れていると雑菌が増える原因になります。水中に保管するなんてもっての他。

なるべく湿気が少なくて風通しの良い場所に保管しましょう。

④一つのコップに家族全員の歯ブラシを保管している

1つのコップに複数の歯ブラシを保管している場合、互いの毛先が触れ合うことで、雑菌をうつしあってしまいます。

それだけでなく、歯周病菌や虫歯菌、また風邪などもこれでうつってしまう場合がありますので、歯ブラシは1本1本、他の人の歯ブラシとくっつかないように離して保管してください。

⑤ユニットバスや台所で保管している

お風呂場は湿度が高いので雑菌が繁殖しやすく、歯ブラシの保管場所には適していません。

また、トイレには大腸菌などいろいろな雑菌が浮遊しており、それらが歯ブラシに付着する可能性も。

台所も食品から細菌が付着する可能性があり、保管場所としておすすめはできません。

⑥歯ブラシを何ヶ月も交換していない

歯ブラシは長く使っていれば入るほど、大量の菌が付着しています。

毛先が広がってきたら交換している、という人も多いとは思いますが、一般的に1日3回歯磨きをする方の歯ブラシの替え時は1ヶ月が目安とされています。

いかがですか?

わりとやりがちなことばかりですが、上記のような方法で保管している場合、歯ブラシが雑菌だらけになってしまっている可能性があります。

次に正しい保管方法をご紹介しますので、上記のような保管をされていた方は、これを機に歯ブラシの保管方法を改善しましょう。

菌を増やさない!歯ブラシの正しい保管方法とは

風とおしの良い場所に保管する

雑菌は湿った場所を好むため、湿気が発生しやすい風呂場や洗面所は歯ブラシの保管場所としておすすめできません。

また雑菌の多いトイレや台所もNGです。

理想は日光の当たる風通しの良い場所です。日光に含まれる紫外線には殺菌作用がありますし、風通しが良く湿気がこもりにくいと雑菌が繁殖するのを防げます。

流水でしっかりと洗い流す

歯ブラシを使った後は、歯ブラシの根元部分にカスが残らないように、強めの流水でしっかりと洗い流しましょう。

最近よく見る毛先の細いタイプの歯ブラシは、より毛と毛の間にカスが残りやすいので入念に洗うようにしてください。

使った後はよく水切り・乾燥させる

先述したとおり、湿った場所や水気が多い場所では雑菌が繁殖しやすくなります。

歯ブラシを洗い終わったら、ティッシュやタオルなどでしっかり水気を切り、乾燥しやすい風通しの良い場所に保管します。

扉の付いた歯ブラシ収納スペースなどがある家庭も多いですが、それだと乾燥しにくいため、出来れば歯ブラシスタンドやフックなどにひっかけておくのがおすすめです。

歯ブラシホルダーを洗う

歯ブラシホルダーやスタンドを使う場合、立てかけた歯ブラシの水分が溜まりやすく、雑菌の温床となってしまっていることがあります。

歯ブラシだけでなく、それを保管するホルダーやスタンドも定期的に洗うようにしましょう。

毛先が触れ合わないよう別々に保管

歯ブラシの毛先がくっつくと、雑菌が移動してしまいます。

特に赤ちゃんや小さい子供が使う歯ブラシに、大人が使う歯ブラシの菌が移動してしまわないよう、しっかり分けて保管しましょう。

大人の虫歯菌やその他の雑菌がついた歯ブラシを口に入れることで、抵抗力の弱い赤ちゃんや子どもが食中毒などの病気を発症したり、虫歯になってしまう可能性があります。

歯ブラシはこまめに取り換える

上記のような雑菌対策をしていても、時間が経つとどうしても落ちきらない雑菌が溜まってきたり、ブラシ自体もぼろぼろになってきます。

先ほども書いたとおり、1日3回歯ブラシを使う場合は1ヶ月を目安に新しいものに取り換えるのが理想です。

電動歯ブラシの場合も毛先が広がってから交換するのではなく、こまめに取り換えると、清潔な状態を保てるのでおすすめです。

ちょっと微妙な歯ブラシの雑菌対策

赤ちゃんや子供につかう歯ブラシの雑菌対策を徹底したいがために、食器と同じように消毒液につけて保存したり、煮沸消毒したりする方もいるようですが、歯ブラシによっては注意が必要です。

歯ブラシ自体が消毒できる仕様になっていなければ、消毒液につけることで有害物質が溶け出したりする可能性がありますし、また歯ブラシのビニール部分は熱に弱いものが多いので、煮沸しているうちにブラシ部分が曲がってしまいます。

赤ちゃんの場合も、無理に雑菌対策を徹底して高い歯ブラシを長く使うよりも、安い歯ブラシをこまめに取り換えるほうが衛生的で安心です。

おすすめの歯ブラシ保管グッズ♡

歯ブラシを清潔に保管するのにおすすめグッズをご紹介します!正しい保管方法とあわせて使ってみてください。

おすすめの歯ブラシ保管グッズ

無印良品「白磁歯ブラシスタンド」

無印良品の人気商品です。シンプルなデザインでコンパクトなので、狭い場所でも邪魔になりません。

歯ブラシを1本ずつ立てて収納できるので、毛先が触れ合って菌が移るということもありません。

カラーバリエーションも豊富なので、家族で色を分けて使うのも良さそうです。

価格:210円(税込)

陶器歯ブラシスタンド

陶器の歯ブラシスタンドです。これひとつで歯ブラシ4本まで収納できます。

こちらも毛先同士がくっつかないよう絶妙な距離でデザインされています。

歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやカミソリを置くにもぴったり。洗面台まわりがすっきり片付きます。

価格:734円(税込)

モダンな歯ブラシホルダー

陶器の本体とダイキャストの台座の組み合わせがおしゃれな、まるでホテルにおいてありそうな歯ブラシホルダーです。

本体は洗ったり拭いたり、お手入れもしやすいデザインですので、清潔に使い続けられます。こちらも歯ブラシを4本まで保管できます。

価格:1,869円(税込)

”紫外線で除菌”や”除菌スプレー”で積極的に除菌!

保管グッズだけでなく、紫外線やスプレーで歯ブラシを除菌できるグッズもあります。紫外線で除菌する方法は、ただケースに入れておくだけなので、時間もかからず簡単です。

千円台で買える携帯用からファミリー向けまで様々なサイズがありますので、ご自分にあったものを選んでくださいね。

携帯用ハブラシ除菌器:オーラクリーン

コンパクトで持ち歩きに便利な、ケースタイプの除菌グッズです。

カバーを閉じると自動で紫外線が照射され、除菌が完了すると自動的にスイッチがOFFになります。

赤ちゃんの歯ブラシを除菌するのにおすすめです。

ファミリー向け歯ブラシ除菌器:esencia 歯ブラシ除菌器

通常の歯ブラシ5本と電動歯ブラシ用カートリッジ2本の収納が可能。

家族みんなの分をまとめて除菌できるので手間が少なくて済みます。紫外線でブラシ部を99%も除菌してくれ、さらにファンから風を送り出してブラシを乾かし、細菌の二次感染も防いでくれます。

広島大学との共同開発!「EtakOralCare24 歯ブラシ除菌スプレー」

エーザイ株式会社と広島大学が共同で研究・開発を行った商品。

スプレーするだけで、歯ブラシに不着している菌を除菌するだけでなく、新たな菌やウイルスの付着や増殖を抑制してくれるそう。

これ一本で歯間ブラシや舌ブラシも除菌することができます。

歯ブラシを清潔な状態で保管しましょう!

歯ブラシを保管する際は、菌の増殖を防ぐため、乾いた状態で、また他の歯ブラシと離して保管しましょう。

ポーチに入れて持ち運ぶ際も、濡れたまま入れてしまうと菌が繁殖する原因になってしまいます。

今回ご紹介したアイテムを使って除菌を徹底し、お口の安全を守ってください。

梅雨から夏にかけては特に高温多湿になるので雑菌対策にはそれまで以上に注意を払ってください。

まとめ

いかがでしたか。

歯ブラシには1億個もの雑菌が付着していて、それが赤ちゃんや子供の口に入ってしまうと、虫歯や病気になってしまう可能性があります。

大人の虫歯菌や空気中の雑菌が子供用の歯ブラシに触れないよう歯ブラシ同士を離し、また雑菌を増やさないよう、風通しの良い乾いたところで保管するようにしてください。

今日から早速ご自宅の歯ブラシの保管場所を見直してみましょう。


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