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お正月になると親戚での集まりが多くなりますが、その際に出てくる問題がお年玉。
生まれたばかりの赤ちゃんにも、お年玉は渡さなくてはならないのでしょうか?
渡す場合の相場は??
逆に赤ちゃんにお年玉を頂いた場合はどのように使うのが良いのでしょうか?
今回は、0~3歳の赤ちゃんへのお年玉事情と、お年玉をいただいた際の賢い使い方をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
お年玉の相場!赤ちゃん(0歳から3歳)の場合の平均額はいくら?
まずは物心もついていない小さい赤ちゃんに対して、お年玉を渡すべきかどうかという問題についてですが、明確なルールはなく、周りの親戚の様子に合わせている人が多いようです。
しかし場合によっては、赤ちゃんにもお年玉を渡すべきシチュエーションがありますので、そのシチュエーションについて詳しくみていきましょう。
赤ちゃんにもお年玉を渡すべき2つのシチュエーション
お返しと考えて、いただいた金額と同じ金額を相手のお子さんにも必ず渡しましょう。
出産祝いを別の機会に渡している場合は、お年玉をあげなくても構いませんが、渡す機会を逃してしまった場合は、親戚同士の集まりを機に、出産祝いとお年玉を一緒に渡した方が無難です。
出産祝いとお年玉は封筒を別にして渡しましょう。
もし、出産祝いの封筒を用意するのを忘れてしまった場合は、渡すときに「出産したとき行けなくてごめんね。これ出産祝いもかねて・・・」と一言添えるようにして、お年玉と出産祝いの両方を合わせた金額をお年玉の袋に入れて手渡します。
お年玉の相場は1,000円。出産祝いの相場は下記のとおりです。
出産祝いの相場
- 兄弟の子・・・1~3万円
- いとこの子・・・5,000円か1万円
- 会社の同僚、上司、後輩の子・・・5,000円
赤ちゃんへのお年玉の相場はいくら?
上に書いたとおり、0歳の赤ちゃんへのお年玉は1,000円が相場ですが、それ以外の年齢の子にはいくら渡せばよいのでしょうか。
お年玉の一般的な相場は<年齢÷2×1000円>だと言われています。
つまり、1歳だと500円、2歳だと1,000円、ということですね。0歳のときに1,000円あげている場合には、金額を落とすのも良くないので1歳でも同じく1,000円を渡す、という方が多いです。
後々親戚が増えると大変になるので、あまりすぎず、子供の年齢に合った金額を渡すようにしましょう。
代わりの品物だとルール違反?
生まれたばかりの赤ちゃんにはまだお金の価値がわからないし、両親に500円や1,000円だけ渡すのも気が引ける・・・と考えて、赤ちゃんが実際に使えるおもちゃや絵本など、お金の代わりに品物を渡す人もいます。
お年玉は「新年のお祝いとして子供や使用人に贈る金品」で、お金に限ったものではないので、品物でもOKです。
お年玉をもらう親の方からも、少額をもらうより使える品物をもらう方が助かる、という声もあります。プレゼントに人気の品物をご紹介します。
お年玉代わりにおもちゃ
0歳の赤ちゃんには手で持てる歯固めがおすすめです。
キャラクターものもそろっていて、金額もそんなに高くはないので気軽にプレゼントできます。汚れてもすぐに洗える歯固めなら実用性が高く気に入ってもらえるでしょう。
お年玉代わりにタオル
タオルはいくつあっても困らないので、プレゼントには最適です。
中でも人気は今治タオルで、シンプルで可愛い柄もありますし、何より高品質で安心です。楽天市場で赤ちゃん用の今治タオル製品も販売されていますので、探してみてください。
お年玉代わりに図書券・図書カード
1歳や2歳の子供へのプレゼントで人気なのが、図書券や図書カードです。
500円や1,000円の現金をあげるのは気が引ける場合は、こちらにしてみては。
「絵本をお母さんに読んでもらってね」と一言添えれば完璧です。
特別な場合以外は赤ちゃんにお年玉をあげる必要はありませんが、周りの親戚に合わせておくのが一番無難だといえます。
自分の子供がもらった場合や、出産祝いをあげていない場合には必ず渡すようにしてください。
1歳以上の子供には現金ではなく代わりの品物を渡すのでも良いでしょう。
こういったやりとりは人間関係を悪くしないためのマナーでもあります。
年齢と関係性別にきちんと必要性や相場を把握して、人間関係を円滑にしていきましょう。
子供がもらったお年玉はどうするの?3つの使い道を伝授!
次は、赤ちゃんや子供にお年玉を頂いたときの使い道についてご紹介します。
生活費と同じお財布や銀行口座に入れていて、気が付いたら使ってしまっていた!などということがないように、しっかり分けて管理しましょう。
子供がもらうお年玉って?
先ほど説明したお年玉の相場から計算すると、毎年大体500~1,000円を祖父母と親戚合わせて3人からもらったとして、3歳までに合計1万円前後もらえるということになります。
0歳頃の赤ちゃんには渡さないという人や、お金ではなく物をあげるという人もいますが、幼稚園の年長さん頃(4~5歳)になると約9割の子供がお年玉をもらうようになると言われているので、小学校入学前になると、およそ2万円のお年玉をいただくことになります。
子供がもらったお年玉を、賢く活用する
子供名義の口座を作る
子供がもらったお年玉を何にも使わず、そのまま丸々貯金する、という親は多いです。
ある程度子供が大きくなり、お金も溜まった時点で通帳を子供に渡す予定だったり、いざというときのあてにする、という考えがあるようです。
タンス預金という方法でも良いのですが、銀行口座を作っておくと、お金をしまった場所を忘れることもなく、窃盗などにあう心配も少ないです。
ただし、最近は振り込め詐欺や名義貸しなどの被害も増えてきていますので、口座を作ってもいざというときにすぐにお金を下ろせない可能性もあります。
お子さん名義の口座を作るときには銀行の担当者に事前にしっかり相談をしましょう。
そのときどきで子供のために使う
赤ちゃんや小さい子供がもらうお年玉の額はそんなに多くはないので、おむつ代やミルク代、ベビーカーなどのベビー用品を購入する際の足しにする、という方法もあります。
あったほうが良いけれど、少し値段が高くて手が出せなかった鼻吸い器やお尻温め器などの購入に使っている人もいるようです。
子供のための買い物、ということでまっとうな使い道です。
子供自身に貯金をさせる
さすがに0歳や1歳では無理ですが、2歳、3歳になればお金がどういうものか、だんだん分かってきます。
貯金箱を買ってあげて、「ここにお金を貯めるものなんだよ」と教えてあげましょう。
小さい頃から貯金の癖をつけておけば、大人になってからも習慣になります。幼児教育の一環として、ぜひ試してみてください。
0~3歳のうちは子供自信にお金を管理させるのは難しいので、親が管理してあげましょう。
もう少し大きくなってお金の価値が分かるようになったら、子ども自身に管理をさせて、自分で好きなものを買わせて残りを貯金させたり、お小遣い帳を導入するのも良いですね。
お年玉は、子供に「お金の使い方」を考えさせる絶好の金銭教育の機会でもあります。上手に活用してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
お年玉のやりとりは人間関係にも影響するので、きちんと調べて、適切な金額をやり取りしたいものです。
いただいたお年玉は、子供のために使うのもよし、子供に管理させて金銭感覚を養うのもよしです。有効的に活用してください。
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