X
    Categories: 子育て

英語の絵本読み聞かせで、子供の英語脳を育てよう♬おすすめの絵本もご紹介

Sponsored Link

見出し

子どもが小さいうちから英語に触れさせたい、と考えている親御さんはとても多く、そんな方たちにおすすめなのが、英語の絵本の読み聞かせです。

絵本だと音だけでなく絵でも楽しめますし、親子間のコミュニケーションにもなります。

そうは言っても英語での読み聞かせは難しい、と感じる方もいらっしゃいますね。

今回は英語の絵本の読み聞かせのコツやポイント、おすすめの絵本をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

英語の絵本ってどう読み聞かせるの?

子どもの教育のため、英語の絵本の読み聞かせに興味があるけれど、それを読んであげる自分の英語力に自信がない・・・と考えている親御さんは結構いらっしゃいます。

そんな方々に向けた英語の読み聞かせのコツやアイデアをご紹介いたします。

まず大事なのは、子どもに「読んであげる」のではなく、子どもと「一緒に楽しむ、一緒に学ぶ」という姿勢。何も完璧な発音で間違いなく読み聞かせる必要はなく、子どもと一緒に英語を学んでいけば良いのです。

そう考えると少し楽な気がしてきませんか?ではここからは具体的な読み聞かせのアイデアをご紹介します。

スマートフォン、デジタル機器を活用する

必ず親が子どもに読み聞かせなくてはいけない、という決まりはありません。

付属のCDを使ったり、音声をダウンロードしたりして、子どもと一緒に聞いてみましょう。

親の役割はナレーションを聞いて絵本のページをめくってあげることです。

親がナレーションの真似をして英語をリピートしたりすると、子どももより英語に興味を持つようになります。

自分で読み聞かせなくても一緒に参加することで、子どもの学習意欲を上げてあげることができます。

おすすめ教材

『読み聞かせのための音のある英語絵本ガイド』

単語だけの読み聞かせでもOK!

文章や物語の読み聞かせはだいぶ難しそうに感じますが、単語だけを読めばいいのであれば、読み聞かせのハードルがグンと下がります。

『Richard Scarry’s Best Word Book Ever』という絵本では、見開き2ページごとにさまざまな場面が展開されて、そこに登場する物に英単語が示されています。

文章は一切ないので、親は単語を読んであげるだけでOKです。

注意点としては、自分流の英語で読まず、正しい発音で読み聞かせること。

事前に電子辞書やネットで正しい発音の音声を聞き、その音を「聞こえたまま」カタカナで、絵本にメモしておくのがおすすめです。

そうすると自分の英語の発音の改善にも繋がりますよ。どうしても難しい、という方に、英語がうまく発声できる3つのコツをご紹介します。

読み聞かせのコツ(1)声を大きく出す

実は日本語と英語ではそもそもの発声の仕方が違い、日本語が喉から声を出すのに比べて、英語はお腹から声を出す腹式呼吸を使います。

腹式呼吸のやり方がわからないという場合は、単純にいつもより少し力強く、上げ気味の声で英語を発声するとよいでしょう。

読み聞かせのコツ(2)子音をしっかり発声する

英語の発音が日本語っぽい発音になってしまうかどうかは、子音をしっかり発音できているかどうかで決まります。

例えば、Dogのときは「ドッグゥ」とgのあとに母音「ゥ」を発音するのではなく、子音であるgを意識して発音します。同じくCatのときも、「キャットォ」とtのあとに母音「ォ」を発音するのではなく、子音であるtを意識して発音します。

英語を聞くときに子音を意識して聞くようにすると分かりやすいですよ。

読み聞かせのコツ(3)抑揚をつけて発声する

最後は単語ではなく、文(センテンス)を読むときのポイントです。

英語では、文の中の1つ1つの単語を同じ強さで読むのではなく、強弱をつけて読みます。

基本的には、主語・動詞・目的語を強く読めば、英語らしさが出ますので試してみてください。

以上のポイントをしっかり意識して発音できるようになれば、英語らしい英語が発声できます。

お子さんのためにもご自分の英語力UPのためにもチャレンジしてみてください。

おすすめ教材

『英語の発音 直前6時間の技術』

親の英語レベルの本を読み聞かせする

分からない単語がたくさん入った文を無理に読み聞かせするのは大変ですが、親自身が理解できる内容の本を読むなら親も楽しいですし、自信を持って読み聞かせられるのではないでしょうか。

「オックスフォード・リーディング・ツリー」シリーズの絵本は英語のレベルが段階別になっているので、自分のレベルに合わせた本を簡単に選べます。

10段階のレベルに分けられた本が200冊以上もありますので、必ず自分のレベルに合った本が見つかるはずです。

子どもの吸収力はすごいので、簡単なレベルからはじめてももっと出来そう、と思えばレベルを上げていくのもいいですね。

親も一緒にレベルアップしていくことができます。下記のようなガイド本を使って読み進めるのも良いでしょう。

おすすめ教材

『イギリスの小学校教科書で始める 親子で英語絵本リーディング』


「子どもに英語を身につけさせたい」という思いが強いと、ついついお勉強モードでピリピリした空気になってしまうこともありますが、そうではなくなるべく楽しい雰囲気で、お子さんと一緒に遊ぶ、というぐらいの感覚で読み聞かせしてあげられると良いですね。

絵本を一緒に楽しんでいるうちにお子さんも親御さんも英語力が付いている、というのが理想です。あまり根を詰めすぎず、手をつけやすい簡単なものから始めてみてください。

英語絵本を読み聞かせてみては?日本語訳、CD付など23選

次におすすめの読み聞かせ絵本をご紹介します。英語の絵本はカラフルな色使いのものが多く、イラストもシンプルで可愛いので、五感で楽しめます。

なかには命など難しいテーマを扱ったものや、ハッピーエンドで終わらない少々怖いと感じるものもあります。

先に親御さんがあらすじを読んで、読み聞かせするものをチョイスしてあげると良いかもしれません。

日本語訳付のものやCD付のものもご紹介しますので、お子さんの年齢やレベルに合わせて選んでください。

布絵本 はじめてのぼうけん|Ed.inter(エド・インター)

文字はまだまだ理解できない月齢の赤ちゃんには布絵本がおすすめです。

破れたりする心配もなく、口に入れたりして汚しても洗うことができます。

それぞれのページにジッパーやボタンかけなどいろいろな仕掛けや工夫があるので、おでかけに持っていっても飽きずに遊んでくれそうです。

ミッキーの いえるかな? ABC (ディズニーの英語絵本)|吉田 研作 (監修)

ミッキーマウスといっしょにアルファベットを勉強できます。

発音が聞ける機能もついていて、真似をしているうちに正しい発音を自然と身につけることができます。

Color Zoo|Lois Ehlert

ページをめくっていくごとに、形や色を利用して、トラがネズミに、ネズミがキツネに変わっていく仕掛け絵本です。

色彩が鮮やかで、はっきりしたデザインなのでわかりやすく、赤ちゃんから楽しめます。

最後のページに、絵本に出てきた形や色、動物の名前が載っているので、少し成長したら教えてあげてください。

0さい~4さい こどもずかん 英語つき|デイブ テルキ

英語つきの図鑑です。子どもが大好きな乗り物や動物などのイラストがたくさん載っていますので、楽しみながらものの名前を覚えることができます。

日本語と英語が併記されているので一度に覚えられ、バイリンガルも夢ではないかもしれませんね。

Tap the Magic Tree |Christie Matheson

「木をゆすってみよう」「息を吹きかけてみよう」など書いてある指示にしたがって読み進めることで、木の様子がマジックにかかったように変化していきます。子どもと一緒に楽しんで読み進めていきましょう。

幼児期ぐらいの子におすすめです。

The Little House(70th Anniversary Edition with CD)

CD付ですので、英語の発音が苦手な親御さんでも安心です。

70年以上読み継がれてきた名作で、ディズニーの短編アニメとして映像化されたこともあります。

『ちいさなおうち』というタイトルの日本語翻訳版も出版されているので、読み比べてみても良いでしょう。

少し難しい話ですが、表現やイラストはシンプルで子ども向きですので、親子で一緒に楽しめます。

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (オリジナルCD付き)|Bill Martin,Jr.

『はらぺこあおむし』の作者であるエリックカールがイラストを担当した、カラフルで親しみやすい絵本です。

英語独特のリズムの良さを生かした韻を踏んだ文章で覚えやすくなっています。

CDのお手本付。

初めて英語の絵本読み聞かせをするのに最適な絵本です。

Maisy’s Bedtime|Lucy Cousins

人気キャラクターのメイシーちゃんがベッドに入るまでのお話です。

寝かしつけにもぴったり。

メイシーちゃんシリーズは他にもいろいろなテーマがあるので、こちらが気に入ったら他の絵本も読んでみてください。

子どもがメイシーちゃんの行動を真似することで、良い習慣が身に付き、楽しくしつけができるとお母さんたちにも人気のシリーズです。

The Very Hungry Caterpillar: board book & CD|Eric Carle

日本語版でも大人気の『はらぺこあおむし』の原作本。

カラフルで優しい雰囲気のイラストが特徴です。子どもが扱いやす大きさの本で、CD付きなので、子どもが大きくなればひとりでも読めるようになります。

あおむしの成長や食べ物の名前が覚えられます。

Momotaro ももたろう (英語でよもう! はじめてのめいさく CDつき) |いもと ようこ

なじみのある日本の昔話を英語で読むのもおすすめです。

ある程度ストーリーが分かっているので、読み聞かせる際に抑揚をつけることもできます。

文章は少し難しめですが、CDが付いているので、そちらを使って子どもに自然な英語を聞かせてあげるのも良いです。

Pete the Cat: I Love My White Shoes|Eric Litwin

ぬいぐるみなどのグッズも販売されている、人気の「ねこのピート」シリーズの絵本です。ただ読むだけではなく、子どもと一緒に歌いながら読み進めていくことができるので、読み聞かせも盛り上がります。

Webサイトから音声をダウンロードしたり、読み聞かせライブの様子をYouTubeなどで観ることもできます。

4~8歳ぐらいの子どもにおすすめです。

A Color of His Own|Leo Lionni

『スイミー』で有名なレオレオニという絵本作家の作品です。

1匹のカメレオンが自分だけの色を探すというメッセージ性の強いお話で、実際に子どもに読み聞かせたママパパからの評価も高い絵本です。

一文が短いので読み聞かせもしやすいです。

The Giving Tree|Shel Silverstein

かわいらしいイラストに反して、単に楽しいお話というわけではなく、大人でも深く考えさせられるような少し難しいお話です。

小さい子どもが読むには難しい英単語もあるので、読み聞かせに慣れてきたころに親御さんが読んであげましょう。

From Head to Toe Board Book|Eric Carle

カラフルな動物たちが「Can you do it?」と、いろんなポーズをしてくるので、子どもと一緒に、首をひねったり、曲げたり、拍手したり、真似をしながら読みましょう。

動物たちの真似が出来たら「I can do it!」と声に出して言ってみましょうね。

普段の生活でも使えるフレーズですので、事あるごとに「Can you do it?」と子どもに声掛けをするのも良いですね。

Goodnight Moon|Margaret Wise Brown

おやすみ前におすすめの一冊。韻を踏んだ文章が心地よく、眠気を誘うのに丁度良いリズムです。

ページが進むにつれてイラストの部屋が暗くなっていくのも、寝かしつけには良いですね。

短い文なので読み聞かせもしやすいですし、子どもも真似をしやすいと思います。

英語でもよめる スイミー|レオ=レオニ

小学校で習うスイミーのお話なので、なじみがあって挑戦しやすいと思います。

英語の原文の下に日本語が書かれているので、日本語と見比べながら英語が学べる一冊です。

I Like It When . . .|Mary Murphy

子どもペンギンの「こんなときがすき」という素直な気持ちがテーマの絵本で、読むととても温かい気持ちになります。

ママと手を繋いでいるとき、ママと遊んでいるとき、ママとくすぐりっこしているときなど、親子で読み進めながら一緒にやってみてください。

使われている英単語は簡単なものばかりですので、英語の読み聞かせに慣れていなくても安心です。

Press Here|Herve Tullet

「ここを押して」「なでて」「息を吹きかけて」と、いろんな動作が指示されるので、子どもと一緒にゲーム感覚で楽しみましょう。

ページをめくるたびに変化が起こるので、ワクワクして読み進められます。英語があまりわからなくても十分に楽しめます。

英語で読み聞かせ せかいのおはなし〈1〉|ジェリー ソーレス

ブレーメンの音楽隊、みにくいあひるの子、はだかの王様など海外の有名な昔話が集められています。

CDがついていて、ネイティブスピーカーの発音はもちろん、感情や抑揚、臨場感、速度などすべて完璧な読み聞かせを聞くことができて、絵本を見ながら聞くと、まるで劇を見ているような気分を味わえます。

日本語訳も出てくるので、分からない英語が出てきてもすぐに意味を確認できます。

英語で楽しむピーターラビットの世界|Beatrix Potter

日本でも人気のピーターラビットのお話です。

英語版のオリジナル作品はストーリーが長いので読み聞かせには難しいのですが、こちらの絵本であれば英文も和訳も注釈もついていて、さらにCDもついているので英語が苦手なママパパにもおすすめです。

元々イギリスで生まれたお話のため、イギリス英語の独特の表現が含まれていて、CDの音声もイギリス英語の発音です。

CD付 ディズニーの英語 (コレクション5 アナと雪の女王)|石原 真弓

日本でも大ヒットした「アナと雪の女王」の英語本です。CD付で、英語を読むだけでなく耳から聞いて学ぶこともできます。

最初は難しくて意味が分からなくても、日常的に英語を聞かせてあげることが、ヒアリング能力アップには大切です。

好きなお話しなら子どもも喜んで聞いてくれます。

注文の多い料理店(英語版)|宮沢 賢治、Richard McNamara

どんどん英語を吸収している子どもには、少し難しい日本文学にも挑戦させてみましょう。

原文を知っている親御さんにとっても、英語に翻訳するとこういう表現になるんだ、と発見することもあって、おもしろいかもしれません。

読み聞かせのときには、ちょっと不気味な雰囲気をかもしだすと良さそうです。

【番外編】おとえほん英語版「日本昔話」 Japanese Folk Tales – English ver. |守時タツミ (アーティスト)

「おとえほん」は聴いて楽しむことをコンセプトにしているので、絵本はついてこず、CDのみになります。

繰り返し聞くことで英語を自然に身につけることができます。

英語の発音だけではなく、音楽も流れるので、物語に引き込まれると高評価。絵がない分想像力を育てられる、という意見もあります。


小さいうちから絵本を通して英語を楽しむことで、英語に対する抵抗がなくなったり、正しい発音を身につけられるようになります。

小さい子どもでも読みやすい絵や仕掛け中心の絵本もありますので、ぴったりなものを見つけて親子で楽しんでください。

まとめ

いかがでしたか?

英語が苦手でも単語を読むだけだったり、CDを流してページをめくったりして、読み聞かせをしてあげることができます。

英語の本を読み聞かせすることで正しい発音を学んだり、単語の意味を知ったりもできるので、子どもだけでなく、親も一緒に英語を学ぶことができて一石二鳥です。

おすすめ本ではさまざまな年齢の子どもに対応した本をご紹介しましたので、実際に選ぶときはお子さんの年齢や好みに合わせてあげてください。

ぜひ親子で一緒に読み聞かせを楽しんでくださいね。

be-a-mother編集部: