X

子供と遊ぶ前に!日焼け止めを効果的に塗る5つの方法とNGな方法

Sponsored Link

「日焼け止めちゃんと塗ってるのに、なんか日焼けしてる…?なんで?」と思ったことはありませんか?

忙しくても一生懸命UV対策をしていたのに、結局日焼けしてる…なんて悲しいですよね?

「毎日外で子供と遊んでるから…」と諦めてしまいそうですが、待ってください!

日焼け止めは塗り方1つで効果が全然違うんです!

そこで今回は日焼け止めを効果的に塗る5つの方法とNGの方法についてお話ししていこうと思います。

日焼け止めを効果的に塗る5つの方法

スキンケアで肌をしっかり整えてからつける

潤いが足りていない肌にいきなり日焼け止めをつけてしまうと、きちんと肌に伸びなくてなじみにくくなります。

するとムラづきになってしまい日焼け止めのUV効果が得られなくなってしまいます。

また乾燥した肌に日焼け止めをつけることで、肌に負担がかかりますます乾燥したり他の肌トラブルの原因にもなります。

日焼け止めをつける前は化粧水や美容液、乳液などでしっかり保湿をして肌を整えましょう。

日焼け止めの正しい塗り方

日焼け止めの正しい塗り方のコツは少量づつをムラなくつけ、その後重ね付けすることが大切です。

ここで注意して欲しいのは日焼け止めのタイプによって塗り方が若干違ってきます。

日焼け止めがジェルや乳液タイプの場合

手のひらになじませてしまうとそのまま吸収してしまうので、直接肌につけてから伸ばすようにしましょう。

顔なら両頬・おでこ・鼻・アゴの5点にチョンチョンと置いていき、指全体で顔の内側から外側に向かって優しくなじませてください。

ジェルや乳液は伸びが良いですがクリームに比べると持続性が心配なので、顔全体に1度目と同じ量を重ね付けすることをオススメします。

クリームタイプの場合

手のひらをすり合わせるようにして、両手のひらに日焼け止めをつけます。

そして手のひらについている日焼け止めクリームを両頬→おでこ→鼻→アゴの順に伸ばしていきましょう。

伸ばすときは内側から外側へ向かって優しくなじませてください。

クリームタイプの場合は顔全体に同じ量づつ2度付けすると重くなってしまうので、鼻や頬骨など日に当たりやすい顔の高い部分にだけ重ね付けしてください。

体につける場合

腕や脚などに日焼け止めを1本線を引くようにして直接肌に出してから、まんべんなく伸ばすようにしてください。

足りなければまた同じように繰り返してしっかりとムラなくつけるようにしましょう。

日焼け止めを必要な量を塗る

「ちゃんと日焼け止め塗ってるのに日焼けしてる…なんで?」と思っていませんか?

この原因は単純に「塗る量が足りていない」という場合がとても多いんです。

実際、多くの女性たちが日焼け止めの必要量よりも、かなり少ない量しか使っていないといわれているんです!特に乳液やジェルタイプは伸びがいいので少量でも十分つけられた気になってしまうんですよね。

UV効果をきちんと得るための日焼け止めの基準量は1㎠あたり2mg必要とされています。

つまりきちんと必要量を使わなければ、SPFやPAの値がどんなに高くてもUV効果が得られないということ。

ケチらずしっかり塗ることが必須なんです!

でも必要量って具体的にどのくらいなのでしょうか?

メーカーや日焼け止めのタイプによっても違いはありますが、目安としては顔全体には500円玉大くらいが適量とされています。

どの部分につけるにしても肌全体にムラなく十分に伸ばせる量かどうかを基準にしましょう。

日焼け止めを塗る順番

日焼け止めの効果を100%発揮するには日焼け止めを塗る順番がとても重要です。

スキンケアで肌を整えた後は

  1. 日焼け止め
  2. 化粧下地
  3. ファンデーション

の順が正解!

さらに気をつけて欲しいのは、スキンケアが肌になじむ前に日焼け止めをつけてしまうとムラづきになってしまいます。

スキンケアをなじませた後に肌の表面がベタベタしなくなり肌触りがモチモチしたら肌内部に潤いが浸透した合図です。

この状態を必ず確認してから日焼け止めを塗るようにしましょう。

(日焼け止めの塗る順番に関して詳しくは別記事「日焼け止めと化粧下地どっちが先?夏の正しいメイクの順番」に記載しています。)

日焼け止めを2〜3時間置きに塗り直す

どんなにSPFやPAの値が高くても、日焼け止めは時間が経つと汗や皮脂分泌とともに取れていくものです。完璧なUV対策にはこまめな塗り直しが大切なのです。

ウォータープルーフではなくSPFの数値が少ない場合や海やプールなど水に濡れる状況ならば、特にこまめな塗り直しは必須です。

約2〜3時間おきに塗り直すのが理想的。顔でも体でも塗り直しの際は必ず汗や皮脂、水滴などを拭き取ったり、押さえ取ってから塗るようにしましょう。

(日焼け止めの塗り直しとメイク直しの方法について詳しくは別記事「日焼け止めと化粧下地どっちが先?夏の正しいメイクの順番」に記載しています)

これはダメ!NGな日焼け止めの塗り方

乾燥した肌につけてしまう

 

先ほどもお話ししましたが、乾燥した肌に日焼け止めを塗ってしまうと肌に負担がかかり乾燥が悪化します。

きちんとスキンケアで肌に潤いを与えてなじませてから日焼け止めをつけましょう。

外出直前に塗る

「外出する直前に塗った方が、UV効果の持続時間が長くなるから良さそう」と思ってしまいますが、これはNG!

塗ってすぐだと日焼け止めがまだ肌に馴染む前に紫外線に当たってしまうことになるんです。

日焼け止めが肌になじむまでに最低でも約20分くらいはかかるとされているので、家を出る20分前までには日焼け止めを塗っておきましょう。

「ちょっとだけだから…」と塗らずに外に出る

ゴミ出しや洗濯物を干す、幼稚園の送迎などなど、つい忙しさから「ちょっとだけだし、まあいっか!」と日焼け止め無しで外に出るのはNG!

実はこの油断が1番の日焼けの原因でもあるんです。

また塗ったとしても急ぎながら雑に塗っていたら、UV効果が十分に得られずに日焼けをしてしまいます。

たとえ「ほんのちょっとの時間」でもなるべく徹底して日焼け止めを塗る習慣をつけていきたいですね。

スプレータイプや日焼け止め乳液など手軽で便利なUVアイテムもたくさんあるので活用していきましょう。

(日焼け止め乳液に関して詳しくは、別記事「忙しいママにおすすめ!日焼け止め乳液で時間と心に余裕が持てます♫」に記載しています。)

日焼け止めの数値と成分

なんとなく選びがちな日焼け止めですが、改めてSPFやPA、UVカットの成分についてお話ししていきましょう。

SPF

UVB波を防止し、日焼けで黒くなったり炎症を起こすことを防ぎます。そして日焼け止めの持続性を数値化しているのがSPF。

つまりどのくらいの時間紫外線から肌を守れるかを表しています。

例えば、SPFが1につき10〜15分なのでSPF50の場合は…SPF1(10分)×50=500分 500分=約8時間 ということなのです。

PA

UVA波を防止し、シミやしわ、たるみなどを防止します。

+(プラス1)から++++(プラス4)まであり。プラスの数が多いほど効果が高いです。

どちらも数値が高いほどUV効果はUPしますが、それだけ肌への負担も大きくなっていきます。

最近ではSPFやPA値が高くても乾燥をしにくいなど肌に優しいものも出てきていますが、とはいえ数値の高いものだとどうしても限界があります。

ですので毎日長時間外にいるということでなければ、日常に使用するのはSPFは高くても30まで、PAも++くらいまでにしておきましょう。

  • 紫外線吸収剤…汗や水に強いけど乾燥や肌への負担がかかりやすい
  • 紫外線散乱剤…肌への負担は少ないけれど汗や水に弱め

どちらも一長一短なので、選ぶときは海や山など紫外線の強いレジャー用なのか、日常紫外線用なのかといった目的や状況に応じて選んでいきましょう。

日焼け止めに関するQ&A

去年買った日焼け止め使ってもいいの?

各メーカーや商品によって使用期限はまちまちですが、基本的には開けてしまってから1年間というのが化粧品の使用期限の目安になります。

1年を過ぎると絶対ダメなのかというと必ずしもそうではないかもしれませんが、開封すると酸化や雑菌などの影響で品質が劣化したり、安全性に不安が生じます。

無理に使用して肌トラブルを起こす可能性もあるので肌のためには開封後1年を過ぎたものは使用を控えた方がいいでしょう。

日焼け止めって1年中必要?

季節関係なく夏でも冬でも紫外線は1年中降り注いでいます。特にUVA波は夏と冬でさほど差はありません。

日焼け止めは1年中毎日使用が理想的ですが、例えば夏はサラッとしたタイプ、冬はしっとりタイプなど季節に合わせて日焼け止めの使用感を変えるなどして、年中心地よく使用できるよう工夫してみてください。

日焼け止め塗った後、下地やファンデを塗っているとポロポロとカスのようなものが出てくるのはなぜ?

原因

力を入れてすりこんでいる

下地やファンデを塗るときに力を入れ過ぎ摩擦でつけたものがポロポロとカスのように出てきてしまった。

前につけたアイテムがまだ肌に馴染んでいない

例えば、下地前の日焼け止めや日焼け止め前の乳液、ファンデ前の下地などがきちんと肌になじまないうちに次のアイテムを塗ってしまうことで、直前に塗ったものと今塗ってるものが混ざり合ってポロポロとカスのようなものになってしまう。

改善策

力を入れ過ぎないよう優しくなじませる。また、1つ1つのアイテムをしっかりなじませてから次のアイテムをつけるようにしましょう。

その際どちらも手のひらで肌に押し込むようにハンドプレスすることで肌になじんでいきます。

どうしても時間がないときは、ティッシュでベタ付きを軽く押さえてから次のアイテムをつけるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

正しい塗り方をしなければ、せっかく日焼け止めを使っていても効果は半減するんですね。

「日焼け止め塗ってるのになんで日焼けしちゃうの?」と思っ

ていた人はぜひ今回ご紹介した正しい塗り方とNGの塗り方を参考に、いつもの塗り方を見直してみてくださいね。


この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。

おすすめ記事飲む日焼け止め!?飲む日焼け止めが人気な理由とお勧め商品5選

Nemonon: 元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています! 同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。