見出し
ねんねの頃に楽しむベビーマッサージと違い寝返りしたり動き出したり、大人しくベビーマッサージを受けてくれなくなってきたら「キッズマッサージ」の出番です。
キッズマッサージのやり方や効果など徹底調査しました。
ベビーマッサージとキッズマッサージ何が違う?
ベビーマッサージは生後すぐからはじめる事ができますね。
まだふにゃふにゃの赤ちゃんをマッサージしてあげるのは何とも気持ちが良くて、やっているパパやママもニコニコ笑顔になってしまうようなそんなひと時が過ごせるのが「ベビーマッサージ」です。
しかしいつの日かあのふにゃふにゃだった赤ちゃんがしっかりとした体つきになってきて、そのうち寝返りを始めたりハイハイを始めたり。
パパやママとしてはうれしい成長ですがもうこうなってくると、おちおちベビーマッサージをしている場合ではありません。
追いかけてはバスタオルの上に引き戻してマッサージしてみるも、あっという間にまたちょこちょこあちこち動き出してしまう。こうなるとマッサージしたいママもストレスを感じてしまうし、遊びたい動きたい赤ちゃんもストレスです。
するとせっかくの親子の触れ合いの時間もお互いにストレスの時間に変わってしまいます。これではベビーマッサージをする意味がなくなってしまいますよね。
ベビーマッサージで親子の触れ合いタイムも卒業か…なんてちょっと寂しくも子供の成長がうれしくもある、そんなパパやママがたっくさんいると思いますが、安心してください!親子の触れ合いタイムはこれで終わりではありません。
赤ちゃんが成長して活発に動くようになったら、その活発さを利用して「キッズマッサージ」に移行していきましょう。
キッズマッサージは動きたい盛りのキッズの気持ちを満たす遊びがいっぱいのマッサージです。ねんねの状態でママのマッサージをゆっくり楽しむベビーマッサージと違い、足や手をたくさん動かしたり、楽しいお歌に合わせて遊びながら体を動かしていくのがキッズマッサージです。
手遊びや体遊びのようなイメージですね。マッサージというと体を撫でたりするものだと思いがちですが、体をたくさん動かすことはマッサージと同じような効果を得ることができるのです。
キッズマッサージは何歳から?
キッズマッサージを始める年齢は性格に何歳からと決まっているわけではありません。と言うのも、寝返りを始めてもハイハイを始めてもベビーマッサージを受けてくれる大人しい目の子も居ます。
そんな場合はずっとベビーマッサージでももちろんOKです。またベビーマッサージを生後すぐからはじめた子はマッサージの気持ちよさを知っているのでどんなに大きくなっても、おりこうでベビーマッサージを受けてくれる子が多いといいます。
しかし、寝返りやハイハイができるようになったりするとたいていの子は動きたがるものです。それは動ける楽しさを知ったから。色んな物に興味が沸いて好奇心いっぱいのこの時期に「大人しくして!」なんていうのは無理な話です。
お子さんの様子を良く見てうちはそろそろベビーマッサージは卒業かなと思ったらキッズマッサージに移行しましょう。パパやママ、赤ちゃんの様子でキッズマッサージに移行していきましょう。
また、ベビーマッサージをやったことがない、やる間がなかったと言う子も、キッズマッサージからはじめて問題ありません。ベビーマッサージをやらなければキッズマッサージに移行できないという事はありませんので、始めたいと思ったときが始め時です。
キッズマッサージの特徴と効果
キッズマッサージはママのマッサージを受けるだけのベビーマッサージと違い、楽しく遊びながら体の調子を整えたり成長を促すようなマッサージです。ではキッズマッサージの効果を細かく見ていきましょう。
体力、運動能力の向上
小さな時から体をよく動かし新しい動きを見につけたりする事は運動機能の基礎を作ると言われています。遊びの中で体を動かしながら将来的な運動能力の基盤を作ります。
健康な体つくり
たくさん動いて遊ぶことは免疫力を向上させて丈夫な体を作ります。昔乾布摩擦という健康法があったように、マッサージで体を撫でる事で健康な体を作ります。
健やかな心をそだてる
やはりベビーマッサージと同じでパパやママと肌と肌の触れ合いをする事で、精神的にも安心し安らぎを得ることで健やかな心が育ちます。自分は愛されていると感じる機会が多ければ多いほど、心身ともに安定します。
社会に適応できる能力がそだつ
キッズともなると下はハイハイから上は保育園幼稚園に入る前の3歳くらいまでのお子さんが教室には集まります。
同じくらいの子や年上や年下のお友達と定期的に会ったり同じ時間を過ごす事は、子供たちにとってとても良い社会勉強になります。
おもちゃを取り合ってみたり、譲ってあげたり、同じ遊びの中で楽しんだり、そういう経験が保育園や幼稚園に上がる前の準備段階にもなり、入園後がスムーズに園生活を楽しめる子になってくれます。
人見知りかな?と思う子ほど積極的に教室に参加して欲しいと思います。
パパやママの自信につながる
赤ちゃんがいっぱい動くようになってからもベビーマッサージを続けていると、動き回る赤ちゃんに四苦八苦して思うようにマッサージできなかったりする事で、だんだんとパパやママの自信もなくなってきてしまうのです。それではベビーマッサージの良さも半減どころか返ってマイナスになってしまいます。
キッズマッサージで楽しく体を動かしニコニコと喜ぶお子さんの顔を見ればまた一段と育児が楽しくなります。
キッズマッサージに必要な道具
ベビーマッサージにはバスタオルやオイルなどの道具が必要でした。
ではキッズマッサージはどうでしょう。キッズマッサージは何にも必要ありません。
タオルという場所を作ってしまうとどうしてもその場に留まらせなくてはとパパやママは思ってしまいがちです。それはストレスですよね。
動き回って遊びながら体をいっぱい動かしてもらう事が目的なのでバスタオルやオイルは必要ありません。
おすすめ記事:ベビーマッサージ講師オススメのマッサージオイル&ローション20選
キッズマッサージってどんな事するの?
キッズマッサージは遊びの中で体を動かしたりマッサージをしていきます。と言っても言葉だけではなんとなく分かりにくいですよね。そこでキッズマッサージのやり方を少しご紹介したいと思います。
1歳児にオススメ
よちよち競争
まだあんよができない子やあんよを始めたばかりの子にオススメ。ママが赤ちゃんの腕をしっかり支えてあげて、ママの足の甲にお子さんの足をのせて歩きます。
ゴールを決めて競争するととっても盛り上がりますよ。
いっぽんばしこちょこちょ
いっぽんばしこちょこちょの歌に合わせて手のひらで体をマッサージしながらコチョコチョして楽しみます。
マッサージもできるし、キッズの大好きなコチョコチョもできて子供たちに大人気です。
2歳3歳児にオススメ
ティッシュをキャッチ!
通常2枚1組になっているティッシュペーパーを1枚にはがし上から落とします。キッズにはそれをうまくキャッチしてもらいます。始めは低いところから落としますが、だんだん慣れてきたらうんと高いところから落としていきます。
変則的な動きをしながら落ちてくるティッシュを追いかけることで、バランス感覚や瞬発力が身につきます。
綱引き大会!
タオルを1枚用意します。お子さんと向かい合わせに座りましょう。お座りできない場合はねんねでも構いません。タオルの端をママが持ちもう一方をキッズが持ちます。軽く自分の方に引き寄せて引っ張りっこ!手を離してしまったらもう一度最初からスタート。これを楽しい音楽に合わせて行います。繰り返し行う事で腕の力がついてきます。今の子は腕の力が弱く転ぶと手をつけず顔から転んでしまう子も多いそうなので、腕の力を養うことは自分の身を守る為にもとても大切です。
だんごむしごっこ
だんごむしになったようなつもりで体を丸めコロコロ転がるシンプルな遊びです。
が、これ背筋を鍛えたりバランス感覚を養ったりととても良い遊びなのです。小さくゴロゴロしたり大きくゴロゴロしたり動きを変えて楽しんで見て下さい。
まとめ
今回ご紹介したキッズマッサージは遊びの内容が中心ですが、教室によっては上手に動き回るお子さんとマッサージがじっくり楽しめる内容のところもあります。
やり方はひとつではないので、色々な教室があります。体験会や見学に参加してパパママやお子さんに合った教室が見つかるといいですね。
この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。