物語だけでなく、その映画音楽も大きな魅力のディズニーやスタジオジブリの映画作品。
思わず心が躍る楽しい曲やじっくりと聴きたい静かな曲など、どれも胎教にもおすすめの素晴らしい楽曲ばかり。
そんな名曲たちを聴いて、しばし物語の世界に浸ってみるのもママのリラックスにつながることでしょう。
聴覚の発達してくる妊娠中期からは、おなかの赤ちゃんにも聴こえていますから、ママと赤ちゃんで感動を共有できるのもウレシイですね♥
今回は、「胎教にいいディズニー・ジブリの映画音楽」をそれぞれ6曲ずつご紹介します。
改めて聴いてみると、映画のワンシーンを盛り上げるだけでない聴きごたえ十分な曲の数々が登場しますよ!
音楽を聴くことは手軽にできる「胎教」
出産に向けて準備に忙しい妊娠中のママ。ゆっくり音楽を聴いてリラックスすることって意外と少なかったりしますよね。
マタニティヨガなどのエクササイズや、親しい人との語らいのひとときでも充分リラックスできると思いますが、聴くだけでその映画の世界へ連れて行ってくれる映画音楽は、見た時の感動も呼び覚ましてくれ、且つ手軽にできるリラックス法としてもおすすめです。
ママとおなかの赤ちゃんは一心同体ですから、映画音楽を聴いて感動を共有できるとすれば、胎教に役立てない手はないですよね!それでは、そんな胎教にピッタリの映画音楽を早速見ていきましょう!
胎教にいい音楽【ディズニー編】
数々の名作を生み出したディズニー映画。
人生の楽しい部分だけでなく、時には乗り越えなければならない辛く、厳しい部分も盛り込んだストーリーは、大人から子供まで幅広い年代の人々の心を捉えて離しません。
ディズニー音楽は、そんなストーリーを思い起こさせる珠玉の曲ばかり。そんな中から厳選した、胎教におすすめのディズニー音楽をご紹介します。
「A WHOLE NEW WORLD」(「アラジン」より)
希望に満ちた未来へまっすぐと向かっていくような気持ちになる曲です。ゆっくりとしたロマンティックな曲調なので、リフレッシュにも最適ですね。
主人公のアラジンとジャスミンが空飛ぶ絨毯に乗って夜空を空中散歩するシーンは、見ているだけで自分も一緒に空を飛んでいるよう!
この楽曲と相まって、これから生まれてくる赤ちゃんの明るい未来を予感させますね♥
「夢はひそかに」(「シンデレラ」より)
夢見るシンデレラが歌う「夢はひそかに」は、流れるような優雅なメロディーが「これぞ往年のディズニー!」という感じで胎教にもピッタリの曲。
まるで子守唄のような優しく慈愛に満ちた曲調は、聴くだけでママを優しい気持ちにさせてくれますよ。
「生まれてはじめて」(「アナと雪の女王」より)
弾むような明るい曲調が楽しい気分にさせてくれる「生まれてはじめて」。
2014年に公開された「アナと雪の女王」では、姉・エルザの戴冠式の日の朝のシーンで流れます。
自由を満喫するアナの気持ちが表現された、晴れやかで明るい気分にさせてくれる曲です。
楽しく、そして勇気が出るようなメロディーと歌詞が、出産に臨むママに勇気を与えてくれるでしょう。
「輝く未来」(「塔の上のラプンツェル」より)
ラプンツェルとユージーンがスカイランタンの舞う中で歌うこの曲。
大切な人を思う気持ちが強く伝わってきます。
主人公の二人の幻想的なシーンで流れるためラブソング感が強いですが、大切な人を思うという点では、ママが赤ちゃんを思う気持ちにも重なり、温かい気持ちになる曲ですね。
「Baby Mine」(「ダンボ」より)
赤ちゃんに注がれる深いママの愛情が伝わってくる一曲です。こんな、この上なくやさしいメロディーを聴いていると、なんだかウトウトしてしまいそう。
私は、この曲を聞くと子どもが赤ちゃんだった頃のことを思い出します。
子どもの笑顔を見るために懸命に子育てしていたあの頃。そんな、子どもが小さかった頃を思い出させてくれるこの曲は、母と子の深いつながりを感じずにはいられない名曲と言えるでしょう。
「星に願いを」(「ピノキオ」より)
ディズニー音楽と言えば、やはりこの曲ははずせないほど。甘く優しいファンタジーの世界にいざなってくれるメロディーが素敵です。
どんな苦境にあっても希望を忘れず願いをかなえるために前を向いて歩いていこう!そんな気持ちにさせてくれる曲です。
夜空に瞬く星たちに願いをかける、その強い想いはママの赤ちゃんに対する深い愛情にも重なり、是非妊娠中から聴いていただきたいディズニー音楽の一つです。
胎教にいい音楽【スタジオジブリ編】
日本だけでなく世界でも注目「スタジオジブリ」のアニメーション映画。
見る人を引き込む独特の世界観は、子供たちはもちろん大人にも見ごたえのあるストーリーだけでなく、その音楽性にも表れています。
心に訴えかけてくる旋律は胎教に最適!赤ちゃんとママが一緒に感動を味わえる名曲たちをご紹介します。
「風の通り道」(「となりのトトロ」より)
透明感あふれるメロディーがおなかの赤ちゃんと一緒に聞きたい胎教におすすめの曲です。
作曲家でありピアニストでもある久石譲が手掛けているこの曲は、子どもの頃に戻ったような気分になるから不思議。どこか、懐かしさを感じる曲ですね。
「もののけ姫」(「もののけ姫」より)
美しい高音が魅力のこの曲は、世界的なカウンターテナー・米良美一が歌い上げていることでも有名ですね。
たおやかに流れるような美しいメロディーは明るく楽しいというよりは、むしろ静かに聴きたい名曲。太古の森にある澄みきった湖のように清らかな印象のこの曲は、出産や育児に不安を持つママを癒してくれそうですね。
「カントリーロード」(「耳をすませば」より)
カントリー音楽でも有名な曲なので、みなさんも一度は聞いたことがあるのでは?
どこか懐かしさを感じさせるこの曲は、映画「耳をすませば」では現代的にアレンジされ、軽やかな音での演奏によりフレッシュな印象になっています。
出産・育児にむけて不安や心配があるママに勇気をくれること間違いナシの一曲です。
「人生のメリーゴーランド」(「ハウルの動く城」より)
映画「ハウルの動く城」では、主人公ソフィがハウルに初めて出会うシーンで流れているこの曲。
空中散歩する二人に合わせて流れるこの曲は、ワルツのようなゆったりとした曲調がなんともノスタルジックで素敵ですね。
こうした穏やかなリズムの曲は、赤ちゃんが生まれた後の寝かしつけにも良さそうなのでおすすめです。
「海の見える街」(「魔女の宅急便」より)
オーケストラの演奏なのに、軽やかでちょっと切ないメロディー。
全体を通して高めのキーで演奏されているので、主人公キキをイメージさせますね。聴きやすくて胎教にピッタリ。
キキが魔女修行のため、物語の舞台となる「海の見える街」に初めて降り立つシーンで流れているこの曲は、新しい世界への不安と期待が入り混じった心情をうまく表現している曲です。
また、美しい楽器の音色によって、映画の挿入曲にとどまらない聴きごたえのある曲に仕上がっています。
「あの夏へ」(「千と千尋の神隠し」より)
とにかくピアノの音色が美しい、映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲です。
この曲も作曲家・久石譲の作品。切なく美しいメロディーが、人生を見つめ直し、また歩き出そうと思える力を与えてくれます。
ピアノの音色を堪能できる曲なので、胎教でも是非聴いてほしい曲の一つです。
まとめ
その高い音楽性で、たくさんの人たちに愛されるディズニーやスタジオジブリの映画音楽。感動的なストーリーを心に蘇らせるだけでなく、楽曲そのものも人々の心に感動を与えているのでしょう。
「楽しい」や「うれしい」などのプラスの感情、そして「切ない」、「悲しい」といったマイナスの感情をもすべて、心の中にある本当のこととして表現しているからこそ私たちの胸を捉えて離さないのでしょう。
そんな素敵な音楽を胎教でも是非聴いてみてくださいね。