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    Categories: 子育て

赤ちゃんとカラオケはいつから大丈夫!?一緒に連れて行くときの注意点

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歌が好きなお母さんの中には、小さい赤ちゃんがいてもカラオケに行きたいと考える人がいると思います。

ですが、カラオケの大音量が赤ちゃんの聴力に与える影響やタバコの臭いなど心配な点もありますね。

赤ちゃんは大体どれくらいまで成長すれば、カラオケに連れて行っても平気なのでしょうか?

今回の記事では、赤ちゃんをカラオケに連れて行っても良い時期や、連れて行くときの注意点などについて取り上げます。

カラオケ好きだけれども子育て中で我慢している・・・というようなお母さんはぜひ参考にしてみてください。


赤ちゃんのカラオケ、いつからOKなの?

まずいつから赤ちゃんをカラオケに連れて行って良いかという問題ですが、日中のカラオケに「何歳未満は入店禁止」というルールはないので、月齢の低い赤ちゃんでも連れて行くことは可能です。

ただ、カラオケの爆音の影響や、タバコの臭い、衛生面の問題などを心配して、2~3歳になるまで待つ親御さんが多いようです。

一方でカラオケ店は防音対策がしっかりしているため、子供が大声で泣いても大丈夫、ということで、ママ友さんたちが外食を兼ねて利用することもあるそう。

軽く音楽を流したり歌ったりすると、思いがけず赤ちゃんが喜ぶこともあるようです。

万が一、小さな赤ちゃんをカラオケに連れて行く場合は、これからご紹介するポイントに気をつけてください。

赤ちゃんとカラオケ一緒に楽しもう①音量コントロール

赤ちゃんとカラオケに行くときに一番気をつけたいのが、カラオケの音量です。

大人でもヘッドフォンやスピーカーの近くで爆音を聴き続けていると頭痛がしたりするように、長時間続けて大きな音を聴いていると身体に影響が出たり、聴覚神経を傷つけてしまったりすることがあります。

爆音によって聴覚神経が傷つくことを音響外傷と呼ぶのですが、大人の場合は大体2時間程度爆音を聴き続けると、音響外傷が起こることがあると言われています。

聴覚が未発達の赤ちゃんの場合は、大人は平気な音量でもうるさいと感じたり、より短い時間で音響外傷が起こったりしますので、赤ちゃんと一緒にカラオケに行くときはできるだけ音量をしぼるようにしてください。

赤ちゃんとカラオケ一緒に楽しもう②座らせる位置

赤ちゃんを座らせる位置で注意したいのは2点です。

1点目はスピーカーからなるべく離れた位置に座らせること。

スピーカーのすぐ近くは重低音が響いたり、音響外傷を受けやすくなりますので、なるべく離れた位置に座らせて赤ちゃんの耳を守りましょう。

もう1点はドアの近くに座らせないことです。

ドアの近くは従業員が出入りしたり、たまに他のお客さんが間違えてドアを開けてしまうこともあり、赤ちゃんが急に開いたドアでケガをしたり、驚いた拍子に椅子から落ちてしまったりする恐れがあります。

なるべくお母さんに近い位置で、この2点を守った位置に座らせるようにしてください。

衛生面が気になる場合は、赤ちゃんが座る前に椅子や近くのテーブルを除菌ウェットティッシュで拭いてあげると良いでしょう。

赤ちゃんとカラオケ一緒に楽しもう③タバコは禁物

赤ちゃんと同じ部屋でタバコを吸わないことはもちろん、ロビーなど公共スペースでの他のお客さんからの受動喫煙や、前に部屋に入った人のタバコの臭いが残っていないかどうかも気をつけてください。

両親がタバコを吸う赤ちゃんは、そうではない赤ちゃんに比べて肺炎や気管支炎になる確率が高いといいます。

たとえ副流煙であっても、煙を吸うと気管支への影響を受けやすく、喘息になるリスクも高まります。

最近は禁煙ルームのあるカラオケ店もありますので、事前にリサーチしておくと良いでしょう。

赤ちゃんとカラオケ一緒に楽しもう④長時間は避ける

赤ちゃんにとって長時間薄暗い部屋にいることや、大きな音を聴き続けていること、同じ姿勢で座っていなければならないことがストレスになる可能性があります。

また先述したとおり、大人よりも短い時間で音響外傷を受ける可能性もあります。

長時間の利用は避け、長くても2,3時間で切り上げるようにしましょう。深夜の利用は赤ちゃんの生活リズムを崩すことにもなってしまうのでもってのほかです。

またカラオケ店を利用するルールとして、オムツ替えはカラオケの個室ではなく、トイレなどの専用スペースで行うようにしましょう。

オムツ替えのスペースがないお店なら、なおさら長居は禁物です。

赤ちゃんとカラオケ一緒に楽しもう⑤キッズルーム

最近のカラオケ店、特に大手チェーン店では赤ちゃんや幼児が楽しめるキッズルームを用意しているところもあります。

キッズルームはもちろん禁煙ですし、赤ちゃんがケガをしにくい作りになっていたりして安心。

大手チェーン店のキッズルームの特徴をご紹介します。

SHIDAXのキッズルーム

「おおきなキッズルーム」と「キッズルーム」の2種類の部屋があります。

「おおきなキッズルーム」は滑り台があるスペースとローソファやテーブルがあるスペースに分かれていて、カラオケに飽きても滑り台などで遊ばせることができます。

「キッズルーム」は滑り台のような大型遊具なありませんが、ローソファやおもちゃが用意されています。

店舗によって配置やデザインが異なります。

コートダジュールのキッズルーム

コートダジュールのキッズルームは「ファミリールーム」という名前で、床や壁がクッション素材で出来ていて、赤ちゃんがぶつかっても怪我をしにくくなっています。

「ファミリールーム」が満室の場合、通常の部屋にクッションマットを敷いてくれる「リトルファミリールーム」というサービスも利用できます。

また店舗限定で「ポケモンカラオケルーム」という壁一面にポケモンのイラストが描かれ、ポケモンのおもちゃが用意されている部屋も。

靴を脱いであがるタイプなので、赤ちゃんが床でハイハイしても安心です。

ビックエコーのキッズルーム

カラオケが楽しめるスペースと子供が遊べるスペースに分かれています。

床や壁はクッション素材でぶつかっても安心。店舗限定で、「ムチャチャくらぶ」と呼ばれるキッズ専用のスペースを用意しています。

滑り台やボールプールなどの遊具が設置されていて、子供が遊ぶ様子をカラオケルームからマジックミラーで見ることができます。

他の子もいるので赤ちゃんだけの利用は難しいですが、幼児や小学校低学年の子供にはぴったりです。

キッズルームがある部屋で、大人が2人以上いる場合だと、もうひとりに赤ちゃんを見てもらっている間、カラオケで思い切り歌うこともできます。その場合も①~④のポイントを忘れないようにしてくださいね。

赤ちゃんの中にはカラオケの個室に入ったり、音楽がなり始めた途端に泣き出してしまうような子もいます。

薄暗い密室や、大きな音が怖いのかもしれません。

そのような場合は無理せず退室し、赤ちゃんがもう少し大きくなるまで様子をみましょう。

赤ちゃんとのカラオケはいつから大丈夫?耳への影響は?難聴の心配と注意点

次に赤ちゃんと一緒にカラオケルームを利用する際の懸念事項とその解決方法をまとめました。

先ほどと内容が重複している部分もありますが、赤ちゃんを守るために大切なことですので、気になる項目はチェックしてください。

カラオケで聴力の心配は?

一番気になるのがこちらの問題ですね。

慣れない大きな音を聴き続けると大人でも頭が痛くなったり、気分が悪くなることがありますが、赤ちゃんは体調に異変を感じても言葉で伝えられないので、大人が配慮してあげましょう。

音量を小さめに設定したり、赤ちゃんをスピーカーから遠い場所に座らせるほか、長時間滞在しないようにも気をつけましょう。

赤ちゃんが泣いて嫌がるようなら、残念ですが諦めて退室してください。

無理に大きな音を聴かせ続けると、耳に音響外傷を受け、それが小学生になってから発覚した、というケースもあります。

カラオケルームの椅子から落ちてケガをしたりしない?

赤ちゃんがしっかり座れない時期や、椅子から落下したりテーブルの角に頭をぶつけたりするのが不安な場合は、キッズルームや小上がりの部屋を指定しましょう。

キッズルームだと床をハイハイできますし、壁材もクッションになっていることが多いので、ケガをする心配がぐっと低くなります。

カラオケ店のウイルスや衛生面が心配

カラオケ店ではもちろん、前のお客さんが返った時点で清掃はしていますが、そもそも赤ちゃんが来ることを想定してはいません。

免疫力の低い赤ちゃんが他の人が触った機器などを触るのが心配な場合は、除菌ウェットティッシュなどを持って行くことをおすすめします。

赤ちゃんの月齢によっては何でも口に入れたがる時期がありますので、ソファやテーブルのほか、メニューやリモコン、マイクなど手の届きやすいものも消毒しておくと安心です。

カラオケルームのタバコの臭いが気になる

タバコの臭いが気になる場合も、キッズルームを使うと安心です。キッズルームのほかにも禁煙の部屋を用意しているお店もありますので、事前によく調べてから行くことをおすすめします。

禁煙の部屋以外では、自分達が吸わなくても、前の人が吸ったニコチンや臭いが残っている場合があります。

赤ちゃんとカラオケを一緒にたのしむには?

子育て中のお母さんには気分転換や息抜きが必要ですよね。

短時間で、かつ配慮ができるなら赤ちゃんとカラオケに行っても大丈夫です。

赤ちゃんがいやな思いをしないように十分に気をつけてください。

まとめ

赤ちゃんが小さいうちはカラオケに行ってはいけない、と考える人もいますが、ルールを守って赤ちゃんに悪影響がないように配慮できれば、赤ちゃんを連れてのカラオケも不可能ではありません。

最近はお店側も部屋に遊具やおもちゃを用意したり、壁や床にケガをしにくいクッション素材を使ったりと、子連れ向けのサービスを提供してくれていますので、そちらを利用するのもおすすめです。

大変な子育て期間、上手にストレス発散や気分転換をしてください。


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be-a-mother編集部: