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いよいよ夏本番!気温もぐんと上がり、太陽が眩しい季節です。
暑くなると、海やプールに行きたくなりませんか?
赤ちゃんも一緒に水遊びを楽しみたいけど、いつから水遊びをしていいのだろうか?おむつがとれていないけど、プールに行ってもいいのかな?
など、水遊びに関する疑問をお持ちのママも多いはず。せっかく夏の楽しい思い出を作るのだから、赤ちゃんの安全を最優先に、安心して水遊びをしたいですよね?
そこで、今回は赤ちゃんの水遊びデビューの仕方についてご紹介します!
水遊びを始めていい時期は?
赤ちゃんが安全に水遊びを楽しみ始める時期は、腰がすわるころの5~6ヶ月くらいからです。
大人が少し支えれば、自分で安定して座れるようになるころを目安にしましょう。
しかし、この時期はまだトイレトレーニングができておらず、水中でも排泄をしてしまう時期。水遊びパンツを着用しても、思いがけず水を汚してしまったり、逆に周りの子から感染症をもらってしまうこともあります。
衛生面を考えると、自宅での水遊びや、身体が水に漬からず衣服のままでみんなが遊んでいるような、公園の噴水などの場所が好ましいでしょう。
少しずつおむつが外せる時間が作れるようになれば、プールなどにも行けるようになるので、まずはそれまでにお家で水になれておくといいと思います。
早速水遊びデビュー♪おすすめの場所は?
水遊びデビューができるようになる5~6ヶ月頃は、まだまだ感染症にかかりやすい時期。
衛生面を考慮すると、やはり自宅がベストです。
お庭などでビニールプールを利用したり、ホースで水遊びをするだけでも喜んでくれるのですが、一番のおすすめは自宅のお風呂。
お湯も出るので身体が冷えすぎる心配もなく、紫外線や熱中症からも赤ちゃんを守ってあげることができます。
大きくて重いプールを出し入れしたり、泥だらけになったりすることもないので、ママの準備や片付けが楽チンなことも大きなポイント。
浴室のスペースや構造の都合で、赤ちゃんを支えながら浴槽で遊ばせるのが難しい場合には、浴室の洗い場に赤ちゃんが入れるほどのたらいなどを置き、そこに水をはって遊ぶのも楽しいでしょう。
水遊びをするときのポイント!
まずは何より赤ちゃんの体調を確認
食欲はあるか、熱はないか、下痢はしていないか、機嫌はいいかなど、赤ちゃんの体調を水遊びの前に必ず確認しましょう。
水遊びは思った以上に体力を使います。
赤ちゃんにとって初めての水遊びならなおさらです。
少しでも元気がないなと感じるときには無理せずに延期し、次の機会に備えましょう。
とっても大事な安全確保
赤ちゃんはまだまだ自分の体を支える力が不安定。
身体のバランスを崩して転倒すると、わずか数センチの深さの水でも溺れてしまうことがあります。
水遊びをするときには必ず大人が側にいて、赤ちゃんから目を離さないように注意しましょう。
まずは水に慣れることから
慣れない刺激に、赤ちゃんはとっても敏感に驚きます。
お風呂に浸かるのは慣れていても、水の温度にはびっくりしてしまうことも。
赤ちゃんは一度水を怖いと思ってしまうと、なかなかその悪いイメージを取り払うことができなくなるので、急に水に入れてしまうのではなく、足先や手など、心臓に遠い場所から徐々に水に触れていき、赤ちゃんが怖がったりしていないか確認しながら徐々に慣らしていきましょう。
水遊びに最適な環境を確保
せっかくの楽しい水遊びですので、なるべくなら赤ちゃんに負担の少ない環境で遊ばせてあげたいですよね。
水遊びに最適な環境は
- きれいな水が確保できて衛生的な場所
- 赤ちゃんが落ち着いて座って遊べる場所
- 気温が25℃以上で風がない
- 水の温度は25~30℃
- 日陰などの紫外線が強くない場所
- 比較的元気な午前中
- 水の深さが座った赤ちゃんの腰より下
です。
自宅のお風呂場などでは問題になりませんが、外で水遊びをするときは他の子供などとの接触事故なども心配です。
水遊び中に危険があったり、水遊びの後に体調を崩してしまったりしないよう、環境を整えてあげましょう。
遊ぶ時間にも注意
水に浸かると身体が冷えてしまったり、慣れない刺激を受けることで、赤ちゃんはかなりの体力を消耗します。
初めてのときは10分くらい、慣れれば30分くらいで切り上げるようにしましょう。
こまめに水分補給
水遊びをしていると気づきにくいのですが、水遊びをしている間も、赤ちゃんは汗をかいています。
特に水遊びが楽しくてはしゃいでいるときなどは、興奮して汗をかきやすくなったり、具合が悪くなっても気づかないケースもあります。
水遊びを始める前後や休憩中など、こまめに水分補給をしましょう。
水遊びの後は身体を清潔に
水回りは雑菌が繁殖しがち。特に公共のプールや水遊び場などはたくさんの人が利用するため、どんなに手入れされていても菌を全くなくすことはできません。
水遊びをしたあとは、身体のすみずみまできれいに洗ってあげましょう。
身体を冷やしたままにしない
水遊びのあとは体温がさがり、寒いと感じやすくなります。
水遊びをしたあとは濡れた身体をきちんと乾かし、体温がもとに戻るまでは、お湯に浸かったり、冷房を切るなど、身体を温めるようにしましょう。
水遊び大好きっ子に!赤ちゃんが喜ぶ遊び方
せっかく水遊びをするのだから、赤ちゃんには楽しんでもらいたいですよね。
水遊びが楽しくなるように、こんな工夫をしてみてはいかがでしょうか?
温度遊び
小さなバケツなどを数個用意し、それぞれに温かいお湯や冷たいお水を入れます。
そこに赤ちゃんの手をつけてあげると、温度の違いを不思議がり、お湯を触ったり水を触ったりして、楽しんでくれますよ。
慣れてきたら、氷なども用意してあげると、さらに楽しんで遊んでくれます。
皮膚の感覚が刺激されるので、脳の成長にも役立ちますよ。
ただし、用意するお湯や冷水は温度に注意し、火傷や冷やしすぎに注意してくださいね。
タオルでぶくぶく
お風呂遊びの定番ではないでしょうか。濡らしたタオルを広げ、タオルに空気をためるようにして水に沈めると、タオルがぽよんぽよんの風船のようになります。
そのまま水中で風船の部分を握ると、空気が漏れ出てボコッと音を立てます。
普段見ない現象に、赤ちゃんは大興奮!自分で空気がたまっている部分を触り、楽しそうに遊んでくれます。
タオルのほかにもハンカチやガーゼなどを使うと、タオルとはまた違った感触になり、飽きずに遊ぶことができます。
水鉄砲
少し大きくなったら、水鉄砲で遊ぶのも刺激的!本格的な水鉄砲を購入するのもいいですが、赤ちゃんがまだ小さいうちは、手で作る水鉄砲がおすすめ。
親指以外の4本の指を揃え、自分の両手で握手をするように手を握り合わせます。
手のひら同士にできた空間に水を入れ、両親指の付け根にできた空間から水を押し出すように手をにぎると、水鉄砲のように勢いよく水が飛び出します。
ママの手から出る水に、赤ちゃんは興味深々。
市販の水鉄砲を使うよりも、スキンシップも増え、良いコミュニケーションになりますよ。
まとめ
初めての夏、初めての水遊び、赤ちゃんもママもワクワクがいっぱいですね。
夏の思い出が楽しい思い出でいっぱいになるように、安全や健康に気を付けて、思いっきり夏をエンジョイしましょう♪
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