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子供と一緒に作ろう!アロマストーンの作り方&子供部屋におすすめなアロマとは?

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夏休みやシルバーウイークなど、これからの季節はお休みの予定がいっぱい!

お子様と過ごす時間もグッと増え、どんな過ごし方をしようか迷っている方も多いはず。

特に「夏休みの自由研究はどうしよう?!」と悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか?

そんなとき、お子様と一緒におしゃれなアロマストーンを手作りしてみてはいかがですか?

材料は100均で買えるので費用も安く済み、室内で簡単にできるので、天気に関係なく手軽に取り組めるのも嬉しいところ。

作ったアロマストーンは癒しのアイテムとしてずっと使えますし、アロマオイルをうまく使えば今話題の「香育」にもなって、お子様の成長の助けにも。

ぜひチャレンジしてみてください!

子供にも嬉しい!アロマの効果!とは?

虫除けになる

虫が嫌いな香りがあるのをご存知ですか?

柑橘系などのアロマオイルに多く含まれる「シロトール」や「ゲラニオール」という成分は、市販の虫除けスプレーなどにも使われる、虫除け効果の高い香り成分です。

これを多く含むアロマオイルを使えば、嫌な虫を寄せ付けません。

空気を浄化する

レモンやティートリーなどといったアロマオイルには、殺菌効果や抗ウイルス作用のある成分が多く含まれています。

これらのアロマオイルを使えば、お部屋の空気をきれいにすることができます。

脳の発達を助ける

「香育」という言葉を知っていますか?

香りは脳に様々な影響を与えるため、香りによって子供の発育を高めようという試みです。

「視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚」といった五感の中で、嗅覚を感じ取る部分だけは脳の奥深くに存在しているため、香りの刺激を受けることで、記憶力を高めたり、物事を統合して考える力がUPすると言われています。

情緒を安定させる

アロマオイルの中にはリラックス効果をもたらす成分が多く含まれています。

その効果は医学的にも立証されており、興奮する神経を鎮めて血圧をさげたり、ストレスが原因の病気の症状を和らげるために、医療施設で使用されています。

子供のストレスを取り除くことで情緒が安定し、集中力や共感力も高まります。

生活リズムを改善する

アロマオイルは大きく分けると「刺激系」と「鎮静系」の2種類に分けられます。

刺激系のアロマオイルは神経を興奮させて活発にし、鎮静系のアロマオイルは神経をリラックスさせます。

朝には刺激系の香りで目を覚まし、夜には鎮静系の香りで眠気を誘うという使い方をすることで、生活リズムを整えることに役立つのです。

アロマストーンって?

アロマストーンとは、素焼きの石にアロマオイルを染み込ませて香りを楽しむものです。

本来は瓦などの素材が使われますが、手作りするときには「石粉ねんど」を使うと手軽に楽しむことができます。

アロマストーンの作り方

アロマストーンを作る時に用意するもの

  • 石粉ねんど
  • シリコンモールド(型)

どちらも100均で買うことができます。

シリコンモールドがなければクッキー用の型で代用したり、手で形を作るだけでもOKです。

アロマストーンの作り方

  1. 石粉ねんどをこねる
    買ってきた石粉ねんどを袋から取り出し、しっかりとこねて粘りを出します。
  2. 好みの形に整える
    型を使ったり、手で形を整えたりして、好みの形に整えます。このとき、ねんどの中に空気が入っていると、乾燥したときにひび割れてしまうことがあるので、しっかりと空気を抜きながら形を作ります。
  3. 乾燥させる
    型から外して、石粉ねんどの袋に表記してある時間乾燥させます。
  4. アロマオイルを垂らす
    好みのアロマオイルを5滴ほど垂らし、香りを楽しみたい場所に設置します。このとき、アロマストーンに吸収しきれなかったオイルが垂れて、周囲を汚すことがあるので注意してください。

アロマストーン|お子様がいる時の注意点

誤飲に注意すること

アロマオイルやアロマストーンは口に入れると身体に害を及ぼしたり、喉に詰まらせて窒息することがあります。

お子様が誤って口にしてしまわないよう、お子様の手の届かないところに保管してください。

子供にも使えるアロマオイルを選ぶ

アロマオイルの種類によっては、刺激が強すぎてお子様には使用できない場合があります。

アロマオイルを購入する際にはアロマセラピストなどの専門家に相談してください。

継続的に使用しない

お子様に使用できるアロマオイルでも、高濃度を継続的に使用すると身体に蓄積されて害になるものもあります。

使用量を守り、同じオイルを継続して長期間使用しないようにしましょう。

子供部屋におすすめのアロマオイル

ラベンダー

鎮静系のアロマオイルです。

リラックス効果が高く、安眠作用があると言われています。

作用が緩やかで安全なため、赤ちゃんからお年寄りまで使える万能のアロマオイルです。

寝つきが悪い時や、イライラしたときの他、子供のかんしゃくにも効果があると言われています。

また、虫除け効果のある成分を含んでいるので、窓辺での使用もおすすめ。

オレンジ

鎮静系のアロマオイルです。リラックス効果に加えて、心を明るく前向きにする作用も持ち合わせています。

特に、ストレスが溜まり、胃腸に不調が出たときにオススメのアロマオイルです。

甘くジューシーなオレンジの香りは万人に受け入れられやすく、子供も大好きな香りです。

ただし、皮膚に刺激を与えることがあるので、オイルに直接触れないように注意しましょう。

また、紫外線に当たると毒性をもたらすため、直射日光の当たらない場所で使用・保管してください。

グレープフルーツ

刺激系のアロマオイルです。

すっきりとしたフルーツの香りは、気分をリフレッシュして高揚させ、集中力も高めてくれます。

血圧を上げる効果もあるので、寝起きの悪いお子様の、朝の目覚めを助けます。

また、食欲抑制効果もあると言われているため、肥満の予防にも効果的。

オレンジ同様、皮膚刺激や紫外線による毒性があるので、取扱いには注意してください。

ティートリー

刺激系のアロマオイルです。

落ち込んだ心をリフレッシュさせる作用があると言われています。

また、優れた殺菌作用を持ち、その効果はオーストラリアの先住民が感染症の治療に使用していたほど。

空気中の菌やウイルスの増殖も防いでくれるので、風邪などを防ぎたいときに役立ちます。

フランキンセンス

鎮静系のアロマオイルです。

ストレスや緊張感を和らげる効果があると言われています。

特に、孤独感や寂しさなどによるストレスを癒す効果があるので、よく泣く赤ちゃんや、弟や妹ができて赤ちゃん返りしてしまったようなお子様の不安を取り除くことに役立ちます。

また、呼吸器の粘膜を守ってくれる作用があるので、風邪で喉がゼーゼーするときや、喘息持ちのお子様などにも使えます。

ただし、喘息の発作中には逆に刺激になってしまうこともあるので、使用しないでください。

まとめ

アロマストーンを一緒に作ったり、アロマオイルを一緒に選んだり…お子様にとって、ママやパパと一緒に何かに取り組む時間は、とても貴重で楽しい時間です。

できあがったアロマストーンをお部屋に置けば、見るたびに楽しかった思い出にひたることもできますよね。

楽しかったときに嗅いだ香りはずっと記憶に残り、次にまた嗅いだときにも楽しかった気持ちを思い出すことができます。

素敵な思い出作りとして、ぜひ親子でアロマストーン作りを楽しんでみてくださいね♪


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星山春菜: メディカルアロマセラピスト&心理カウンセラーとして、婦人科や精神神経科の病に悩む患者様と、そのご家族に寄り添ってきました。 現在は初めての妊婦ライフ真っただ中!つわりやむくみなどに悩みつつ、アロマをフル活用して乗り切っています。皆様のお役に立てる記事を書けるようがんばります!