親子のコミュニケーションを深める事ができると近年話題のベビーマッサージですが、わらべうたベビーマッサージなるものが人気を博しているそうです。今回はそんなわらべうたベビーマッサージをご紹介したいと思います。
ベビーマッサージにわらしべうたを取り入れることでの癒しの効果などについて書いていますのでぜひ読んでみてくださいね。
ベビーマッサージとは
「ベビーマッサージ」最近よく耳にするけどそれってどんなもの?と思っている方も多いのでベビーマッサージについて少しお話したいと思います。
ベビーマッサージとはパパやママと赤ちゃんの肌と肌の触れ合いです。
パパやママの温かい手で赤ちゃんをそっとマッサージしてあげる事で、心身ともに成長を促し、パパやママも赤ちゃんも幸せな気持ちで満たされるとっても素敵な親子のコミュニケーション方法のひとつです。
今回ご紹介する「わらべうたベビーマッサージ」はこのベビーマッサージをわらべうたのお歌に合わせて行うものです。
わらべうたとは
「わらべうた」って聞いたことありますか?あまり聞き慣れないですよね。わらべうたとは、昔から子供たちが遊びの中で自作したり作り変えたりして歌い継がれてきた歌のことを言います。
逆に大人によって作られた子供の歌を「童謡」と言いますが、この童謡という言葉は良く耳にすることがあるのではないでしょうか?
わらべうたでも比較的ポピュラーな歌は♪
『いーとーまきまき、いーとーまきまき、ひーいてひーいて、とんとんとん』
という糸を巻く際に歌われたという「いとまきのうた」です。
この曲は幼少期の頃歌った!という方も多いと思いますが、教科書や歌曲集では「作詞者 不明」となっており、この曲のメロディーはデンマーク民謡の「靴屋のポルカ」という曲が原曲となっています。
そのメロディーに昔の子供たちが歌詞をつけて親しんだ物が現代に受け継がれて「いとまきのうた」になっています。
このように元からあった民謡などに子供たちが歌詞をつけて親しんだ曲や、歌詞同様メロディー自体も子供たちが何気なく歌い親しんだ物が「わらべうた」として現代で親しまれているのです。
わらべうたでマッサージ!?
先にご紹介したようにわらべうたとは昔から子供たちや子育てをするお母さんたちが口ずさんできた歌です。
皆さんも幼い頃お母さんやおばあちゃんの背中に背負われ歌を歌ってもらいながら寝かしつけてもらったり、
添い寝してもらい胸をさすられながら子守唄を歌ってもらった経験があるのではないでしょうか?
温かい手のぬくもりを感じながら、優しい声で歌を歌ってもらうのは何よりの幸せな時間だったはずです。
方法は違えどこれはもうベビーマッサージの原点と言ってもいいですね。
この古くから伝えられてきたスキンシップ法に習い、わらべうたの歌に合わせてマッサージを楽しむ。これがわらべうたベビーマッサージです。
わらべうたベビーマッサージはどんな歌でやるの?
わらべうたでベビーマッサージと言っても当然「いとまきのうた」でマッサージする訳ではありません。
例えばお腹のマッサージの時には
「おーなかおなか○○ちゃんのおなか」や
「○○くんのあんよはかわいいあんよ」
などとマッサージする部位をわらべうた風のメロディーにのせて歌いながらマッサージをしていきます。
わらべうたベビーマッサージの歌詞をご紹介します。
わらべうたベビーマッサージ研究会編のうた
背中のわらしべうた
- せーなかせなか せーなか
- トントントン
- ゲップがでたかな トントントン
- トントントンたら トントントン
- ゲーップ ゲーップ
お腹のわらしべうた
- おーなかおなか おーなか
- ポンポンポン
- おなかーいっぱいポンポンポン
- ポンポンポンたらポンポンポン
- ゲーップ ゲーップ
体操のわらしべうた
- おてて まっすぐ
- まっすぐばんざーい
- おつむテンテンテン
- おててパチパチパチ
- ギューギューギューギュー
足のわらしべうた
- なでなでボーズ なでボーズ
- あっちいって こっちいって
- なでボーズ
- あんよはかわいい なでボーズ
- あっちいって こっちいって
- なでボーズ
- ひざひざボーズ ひざボーズ
- あっちいって こっちいって
- ひざボーズ
- ぶるぶるボーズ ぶるボーズ
- あっちいって こっちいって
- ぶるボーズ
足の指・足の裏のわらしべうた
- 赤ちゃん指ころころピ
- お姉さん指ころころピ
- お兄さん指ころころピ
- お母さん指ころころピ
- お父さん指ころころピ
- ギューバーギューバー
- テンテンテンテン ギューバー
- テンテンテンテン ギューバー
お腹・胸・両手のわらしべうた
- あららハート あららハート
- あららヒコーキ あららヒコーキ
- をとばしましょ
- ブルンブルンブルン ブルンブルンブルン
- ブルンブルン
- あららハート あららハート
- あららヒコーキ あららヒコーキ
- がとびました
- スィスィスィー スィスィスィー
- スィスィ
- あららハート あららハート
- あららヒコーキ あららヒコーキ
- がゆれました
- チクチクチクチク
- チクチクチク チクチク
- あららハート あららハート
- あららヒコーキ あららヒコーキ
- がおりてきた
-
- し~~~~~
手の指・手のひらのわらしべうた
- 赤ちゃん指ころころピ
- お姉さん指ころころピ
- お兄さん指ころころピ
- お母さん指ころころピ
- お父さん指ころころピ
- ギューバーギューバー
- テンテンテンテン ギューバー
- テンテンテンテン ギューバー
背中のわらしべうた
- ○○ちゃん おせなかなでましょう
- クリクリクリクリ クリクリクリー
- ○○ちゃん おせなかなでましょう
- タントンタントン タントントン
- ○○ちゃん おせなかなでましょう
- パカパカパカパカ パカパカパー
- ○○ちゃん おしりをなでましょう
- グルグルグルグル めがまわる
- ○○ちゃん おせなかなでましょう
- おおきくおおきくせがのびる
- もっともっと おおきくなーれ
顔のわらしべうた
- うさぎのおみみは ピョンピョンピョン
- おさるのおかお すうじの3
- あーちゃんのあたま よしよしよし
- いい子 いい子 おしまい
このようにそれぞれマッサージする場所に合わせた歌詞になっていて、聞いているだけでも楽しくなれるようなメロディーと歌詞になっています。
わらべうたを歌いながらマッサージをする事の効果は?
わらべうたを歌いながらマッサージするのと歌を歌わずにマッサージするのとではどのような違いがあるのでしょうか?
これについては多くのベビーマッサージセラピストがその違いを実証しています。
歌を歌わずにベビーマッサージをしたときの赤ちゃんの反応
歌を歌わないベビーマッサージをすると赤ちゃんは途中でグズリだしたり寝返りができる子は寝返りをして遊びだしたりとマッサージに集中できない子がとても多く、それだけマッサージする側のママも負担となりリラクゼーションとは言い難い結果になりました。
歌を歌いながらのmわらべうたベビーマッサージをしたときの赤ちゃんの反応
わらしべうたベビーマッサージをすると、不思議な事に、ニコニコしたりお歌を歌うパパやママの顔をじっと見つめたりする赤ちゃんが非常に多く、
実際にお歌を歌わないマッサージとわらべうたベビーマッサージをやり比べてみた方にお話を伺うと
と答えていました。
やはりせっかく赤ちゃんやパパママに良いと言われるベビーマッサージをしても途中で赤ちゃんがグズリだしてはもちろん赤ちゃんも不快でしょうし、パパやママも心が折れてしまいますよね。
そんな経験から
「うちの子はベビーマッサージに向いていないかも」
とベビーマッサージをする事を諦めてしまう方も少なくないようです。
またお歌なしのベビーマッサージの場合赤ちゃんに
「かわいいね~」や
「きもちいいね~」など
声掛けをしながら進めていくのですが、
何て声を掛けていいかわからずマッサージ中無言になってしまうと言う声もあり、
やはりマッサージの手技だけでなくパパやママの優しい声もセットでのベビーマッサージですので、
その点でもお歌があると初めてのベビーマッサージでも戸惑わずに語りかけるようにマッサージできるわらべうたベビーマッサージがおすすめです。
まとめ
今回はベビーマッサージにわらべうたを加えた「わらべうたベビーマッサージ」をご紹介しました。
パパやママのやさしい声で歌うわらべうたと温かいマッサージで親子の時間がもっともっと素敵にできますね!
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わらべうたマッサージの時は笑い声を上げてくれる場面もあり子供のかわいい様子を見ることができて愛情もより沸いたし、
何よりグズることなく最後までマッサージを続けられたことがうれしかった。