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育児のイライラで離婚!?後悔しないために知っておいてほしいこと

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ずっと夢見てきた待望の赤ちゃん。

夫婦の愛の証が新たな命として誕生し、感動と幸せで胸がいっぱい!

の、はずだったのに…いざ育児が始まってみると、いつの間にか心の中は不安と不満でいっぱいに…夫のふとした言動にも、ものすごく腹が立ってしまったり、妻のイライラに疲れ果てて、家に帰るのがおっくうになったり…なんてことありませんか?

実はそんなやり場のないストレスが原因で、離婚してしまう夫婦も少なくありません。

子供が2歳になるまでの離婚率はとても高いのが現状です。

しかし、この時期の不安や不満は、ちょっと気持ちの持ち方を変えるだけで解消できてしまうことも。

赤ちゃんがずっとパパとママの愛情をいっぱい受けて育てるよう、今日から心がけてみませんか?

ママがイライラしがちなこと

今までの仕事や家事に加え、育児という大きな仕事を抱えたママ。

このミッションはミスが許されないうえに、パパにはできない仕事もいっぱいなので、そのプレッシャーはとても大きいですよね。

大きな仕事だからこそママも不安だけど、パパはなんだか頼りなくてイライラ…ママが「しっかりしなきゃ」と思えば思うほど、パパが役立たずに思えてイライラ…ママがパパに対して抱くイライラのほとんどは「なんでわかってくれないの?」「そんなこともできないなんて、責任感が足りないんじゃない?」という想いが原因です。

そんなイライラがうまれるのはママが本気で育児をがんばっている証拠。

でも、そこでそのイライラをパパにぶつけてしまわないで!パパは一緒にその大仕事を頑張りたいと思っているけれど、どうすれば自分が役に立てるかわからず、何もできないだけかもしれません。

パパがうまく育児に参加できない理由は、それだけではありません。

ママからすると「えー?!」と驚いてしまいますが、実はパパはママと赤ちゃんの絆の強さに、拗ねてしまうこともあるのです。

十月十日、ママはおなかの中で赤ちゃんを大切に育み、つわりや食べ物の制限、胎動などで赤ちゃんの存在を常に感じていますが、パパはこの時点では赤ちゃんに直接できることがあまりありません。

その時期に無力感を抱えるパパも多く、赤ちゃんが生まれてからも、いじけたままになって育児に積極的になれないパパもいるのです。

大切なのは、パパが育児に積極的になるとママも赤ちゃんもとても嬉しいというのを伝えること。

そして、パパもわからないなりに頑張ってくれているんだと認めること。

やって欲しいことを察してもらえるまで待つのではなく、パパがわかりやすいように具体的に指示をすることです。

パパの役割やパパがいると助かるということをちゃんと言葉にすることで、パパは張り切って手伝ってくれるようになりますよ。

パパがイライラしがちなこと

赤ちゃんが生まれて今までとは大きく生活が変化し、戸惑うことも多いパパ。

今までは仕事から帰ってくると、きれいに片付いた部屋とおいしいご飯と笑顔の妻が待っていてくれたけれど、今ではそれが叶わないこともしばしば。

子育てに奮闘しているママを見ると、自分の居場所がなくなったように感じたり、うまく育児に参加できない自分に無力感を感じてイライラしてしまうこともありますよね。

会社では頑張っているのだから、家ではゆっくりしたいのに…と思うパパも多いかもしれません。

パパはそういった「今までの生活ができなくなってしまったこと」にイライラしがちです。今まで当たり前にできていたことができなくなってしまうのは、本当に苦しくて腹立たしい。

でも、ちょっと待って。

今までの生活ができなくなってしまったのは、ママも同じ。

本当は大好きな夫のために、お家をきれいにして、美味しいご飯を作って、笑顔で待っていたいのです。

でも、ママという最重要ミッションがあるため、なかなか思うように妻業を進めることができず、ママ自身も不甲斐なさを感じて落ち込んだり、やらなければならないことが見えているのに、思い通りにこなせなず苦しんでいます。

パパがもし会社で、今まで抱えていた仕事の他に、最優先の仕事を重要なポジションで任され、今までの仕事が手に付かないほど忙しいのに、上司から「なんでこんなこともできないんだ!」と厳しく叱られたら、落ち込みませんか?

まして、新しく任された最優先の仕事は、その上司の手助けが必要なのに、自分一人に丸投げされて、そのせいで今までの仕事ができていないのに、そこを責められたとしたら…どうしろっていうんだ?!と、怒りさえ覚えますよね。

パパが昼間に会社でお仕事を頑張っているように、ママもお家で小さな命を守るために懸命に頑張っています。自分の関わり方一つで赤ちゃんの人生を大きく左右してしまうという責任感は、パパが想像しているよりもはるかに大きなプレッシャーですよ。

しかも、そのプレッシャーを抱えてやる育児という大仕事は、パパのお仕事のようにお給料という形で評価してもらえたり、成功して喜んでくれる人もいません。

日本ではまだまだ「できて当たり前」と思われがちなのです。生活が変化してしまってパパも戸惑いますが、「ママもがんばっている」とパパに認めてもらうだけで、ママはホッとしてまたがんばれるのです。

パパは自分の味方なんだと安心することができれば、ママもパパに優しくなれますよ。

大切なのは気づく力とコミュニケーション

パパにとってもママにとっても、出産や育児は生活を変える大きなライフイベント。

今までとは生活環境も時間の使い方も気持ちの持ち方も大きく変わってしまい、どう対応していいかわからず不安になってしまったり、うまく対応しきれない自分にイライラしてしまったり…ライフスタイルの変化はただでさえ精神的に不安定になりやすいのに、夫婦のコミュニケーションが不足してしまうと、相手の本当の気持ちが見えずに、さらに不安になりがちです。

その不安がいつしか相手への不満になって積もり積もってしまい、それが怒りに変わってしまうと相手ばかりを責めてしまい、なかなかお互いを理解しあうことができなくなってしまいます。

そうなってしまう前に大切なことは3つ。まずは、自分の不安が大きくなって怒りとして表れてしまう前に、自分が不安に感じているという現実に気づくこと。そして、相手も生活の変化に伴う不安を感じているという現実に気づくこと。

その不安が怒りとして爆発する前に不安を解消できるよう、こまめにコミュニケーションをとり、お互いの不安を理解しあうこと。

相手を責める気持ちさえなければ、喧嘩になってしまうこともありません。相手を理解できる心の余裕があるうちに、お互いに歩みよることが大切なのです。

まとめ

パパやママに頼るしか生きる術がない赤ちゃんは、パパやママの気持ちの変化をとっても敏感に感じ取ります。

パパやママの気持ちがすれ違っていると、赤ちゃんは「このままでは自分が生きていけなくなってしまうかもしれない」という危機を感じ、自分の生命が脅かされるほどの不安や恐怖が芽生えます。

一度芽生えたその不安や恐怖は、心の奥底でトラウマとなってはびこり、大人になっても漠然とした不安を抱えたままになってしまうという研究結果も出ています。

赤ちゃんを守るためにも、お互いの不安や不満が小さいうちにこまめに解消できるといいですね。いつまでも仲良しのパパとママでいれることを願っています。


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星山春菜: メディカルアロマセラピスト&心理カウンセラーとして、婦人科や精神神経科の病に悩む患者様と、そのご家族に寄り添ってきました。 現在は初めての妊婦ライフ真っただ中!つわりやむくみなどに悩みつつ、アロマをフル活用して乗り切っています。皆様のお役に立てる記事を書けるようがんばります!