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ヨガは大人だけじゃない!キッズヨガが子供に与える良い効果とは?? 落ち着きがない子に特におすすめです♬

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日本でも知られてきたキッズヨガ。

単に、子供が行うヨガなのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

キッズヨガは、子供たちがヨガを通して心と身体を健全に育んでいくための、アメリカで開発された教育プログラムなのです。

心と身体の両方に作用するヨガを通して健康な身体を作ると同時に、精神の落ち着きを得ることで自己肯定感などを高め、子供たちの豊かな人間性を育成することを目的としています。

アメリカでは幼稚園や保育施設などでも導入され、子どもたちの心と身体の発達に効果があることが認められています。

楽しみながらヨガに親しみ、子供たちが本来持っている “人間力”を伸ばすことができるのです。

ヨガが心と身体にもたらす作用

ヨガという言葉には、サンスクリット語で馬などを馬車につなぐという意味があります。

これが転じて、宇宙と自分を結びつけること、すなわち「つながる」ことを表しています。

ヨガは心と身体のつながり、調和を大切にしていていますので、始めに瞑想や呼吸で心を静かに整えてからポーズに入ります。

ポーズをとることで筋肉を柔軟にして、凝り固まった部分のコリをほぐしていきます。

ヨガは、ポーズとともに呼吸法にも重点を置いています。

ヨガの呼吸法である腹式呼吸は、鼻で息を吸い、口でゆっくりと吐く呼吸法で、横隔膜を上下に動かしますので、肩や首、喉などの余計な筋肉を使う必要がなく、副交感神経が優位となり深いリラックス効果を得ることができます。

リラックスすることで自分自身と向き合い、ありのままの自分を認めることができるので、心の浄化を図ることができますね。

ありのままの自分を認めるということは、他者や自分の周りの物ごとも受け入れ、認めることにつながり思いやりや感謝の心を持つことができますので、心を穏やかにする効果があります。

キッズヨガとはどういうものなの?

塾や習い事などで忙しい現代の子供たち。

外で思い切り身体を動かして遊ぶ機会がなくなることで、エネルギーのかたまりである子供たちも知らず知らずのうちにストレスを抱えているかもしれません。

そこで、心と身体に作用するヨガを使って、子供たちが健やかに成長していけるよう開発された教育プログラムが「キッズヨガ」なのです。

キッズヨガの目的は?

キッズヨガは単なるエクササイズではありません。

ヨガを通して、しなやかで柔軟なバランス感覚を身に付け健康な身体を作ると同時に、腹式呼吸により精神の落ち着きを得ることで感情をコントロールする力や集中力、自己肯定感などを高め、子供たちの豊かな人間性を育成することを目的としています。

キッズヨガの効果とは?

ヨガで、楽しみながら身体を動かし基礎的な体力をつけることができます。

さまざまなポーズをとることで、全身の筋肉をまんべんなく使います。

そのため、子供たちの身体に過度なストレスをかけることなく効果的に運動することができます。

体幹を鍛えることができ、バランス感覚の向上や姿勢もよくなり、子供の肥満にも大変効果があります。

先生のポーズを見て、自分の身体でそのポーズを表現することにより、集中力がアップし、またグループでのアクティビティなど、仲間と一緒にヨガを行うことで一体感が生まれ、他者への理解など周りへの思いやりや感謝、慈愛の気持ちが生まれます。

正しい呼吸法を行うことで自律神経にも作用し、リラックス効果が期待できます。何よりも心と身体がヨガを行うことで満ち足りるため、攻撃的な気持ちがなくなり穏やかな気持ちを保つことができます。

キッズヨガはどんなことをするの?

その動物になりきって身体を動かす「動物のポーズ」など、模倣や変身願望といった子供の大好きな遊びの要素を取り入れて、小さなお子様でもできるように遊びながら楽しくヨガを学べる工夫がされています。

裸足になり先生のまねをして一つ一つのポーズに集中することで、自然と身体を伸ばしたり縮めたりして柔軟に動かし、五感を刺激することができます。

大人のヨガのような難しいポーズではなく簡単に楽しめるポーズがほとんどですが、年齢やクラスによっては充分な安全管理をしながら、アクロバティックなポーズにも挑戦することがあるようです。

また、ヨガの呼吸法はリラックス効果による心の安定などメンタル面でも大変効果があるので、子供たちに鼻でゆっくりと呼吸する大切さを体感してもらうことができます。

キッズヨガはいつごろから、何歳から始められるの?

大人のポーズをまねできる3歳くらいからできるでしょう。

また、ヨガスタジオなどのキッズヨガクラスも3歳くらいからの子供たちを対象にしているところが多いようです。

もっと小さなお子様でも、ママのまねをして「おもしろそう!」、「やってみたい!」という気持ちが芽生えていたら、この気持ちを大事にして、是非始めてみましょう!

完璧に行う必要はありません。

子供たちの「やってみたい!」という気持ちを大切にしましょう。

キッズヨガはどこで習えるの?

キッズヨガは、大人のヨガスタジオで開講されていることが多いようです。

また、スポーツクラブの中で、キッズヨガクラストして開講している場合もあります(月謝のほか、入会費用などが別途かかる場合があります)。

お友達同士まとまった人数がいる場合、インストラクターが出張クラスを開いてくれる場合がありますので、問い合わせしてみるのもいいでしょう。

また、DVDなども販売されていますので、ご自宅などでも始められますね。

その際はママなど保護者の方が十分注意して、ケガの無いように行いましょう。


おすすめのヨガDVDは

{カラダが硬い人でも柔軟になれる『超速!柔軟ヨガプログラム20』}

というDVDがあるのですが、コチラのDVDがおすすめです。

お子さん向けのDVDではないですが、家族で一緒にヨガができるとおすすめです。

キッズヨガの脳へのすごい効果

脳の前頭前野の研究では、高次機能を担う前頭前野の発達の遅れは、キレる、荒れるといった子供たちの心の問題に関わっていることが分かってきました。

研究結果では、幼児期の子供たちの全身運動は身体の成長のためだけでなく、全身の筋肉を巧みに動かすことで脳へ多くの情報が入力され、前頭前野の活性も高まると考えられています。

また、運動は仲間との触れ合いを増やしますから、気持ちの抑制や興奮をコントロールする機会が多くなり、これも前頭前野の機能を高めていることが分かっています。

このことからも、全身運動の効果が子供たちの身体だけでなく、心にも作用していることが分かりますね。

キッズヨガで注意することは?

安全な環境で行いましょう。フローリングなどの硬い床は転倒などの際、けがをする場合があるので、ヨガマットなどを敷いてその上で行うようにしましょう。

また、裸足で行うので、踏んづけて怪我をしないように物は置かず片づけておきましょう。

子供は大人に比べて身体に対する頭の割合が大きいですが、首の筋肉や関節はまだまだ未発達なので、首を急に動かすというような首に負担のかかるポーズはやめましょう。

また、ひざの関節は繊細なので、過度な負担はひざを痛めることになりますから気をつけましょう。

子供の身体は柔軟ですが、まだ成長中ということを忘れずに無理をしないようにしましょう。

誰かと比べたり、競ったり、上手い下手などの評価をしたり、子供のためになるからと無理にやらせるのではなく、子供たちが自発的に「やりたい!」、「楽しい!」という気持ちを大切にしたいものですね。

まとめ

「教育プログラム」と聞くと堅苦しいイメージですが、キッズヨガは子供たちにとって、楽しみながらできるプログラムということが分かりました。

子供たちの心と身体の健やかな成長は、これからの明るい社会につながることでしょう。


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be-a-mother編集部: