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妊娠中のタバコがもたらすリスク集!加熱タバコ、電子タバコも要注意です!

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妊娠中にタバコを吸うことは、ママだけでなくおなかの赤ちゃんに大変なリスクが伴うのをご存知ですか?

タバコには、4,000種類以上の化学物質が含まれ、その中の250種類以上は有害物質です。

そして、なんと発ガン性物質は60種類以上にも及びます。

妊娠中タバコを吸うことは、ママの嗜好=欲求を優先しておなかの赤ちゃんを危険にさらすことなのです。

さらに、タバコの恐ろしいところはタバコを吸うママやおなかの赤ちゃんだけでなく、周りの人にも健康被害があるということ。

赤ちゃんとママ自身のために、そして大切な家族や周りの人たちのために、今すぐ禁煙しましょう!!加熱タバコや電子タバコもちょっと待った!安全とは言えません。

今回は、「妊娠中の喫煙によるリスク」を取り上げてみました。それでは、詳しくみていきましょう。

深刻なタバコの害(加熱式タバコも同様の害が・・)

タバコが身体に害であることは、みなさんもよくご存知でしょう。

では、なぜタバコが害なのでしょうか?それは、タバコが有害な化学物質の塊だからです。

そしてタバコを吸い続けることで、身体へ深刻な影響を及ぼすことになるのです。

それは、吸う人だけではありません。

「受動喫煙」と言い、副流煙によってタバコを吸っていない周りの人たちも有害物質の危険にさらすことになるのです。

さらに、タバコを消した後、その場所に残った煙などの残留物から有害物質を吸入する「三次喫煙(サードハンドスモーク)」も指摘されています。

それでは、タバコに含まれる化学物質と身体へのリスクをご説明していきましょう。

タバコに含まれる化学物質とは

タバコには実に、4,000種類以上の化学物質が含まれています。

そのうち、250種類以上が有害物質であり、60種類以上に発ガン性物質が含まれています。

タバコに含まれる有害な物質の中でも特に知られているのは、「ニコチン」や「タール」でしょう。

こんなに恐ろしい有害物質を吸っているとしたら?おなかの赤ちゃんにも大きく影響するとしたら?そう!吸い続けていられるはずはありませんね。

次に、タバコに含まれる有害物質をいくつか挙げてみましたので見ていきましょう。

タール

「ヤニ」とも言い、色素、ニオイとも強烈で、歯が黄色くなりタバコ臭くなるのはこのタールが原因。

発ガン物質は数百種類含まれているとも言われ、吸い続けることでガンのリスクが高まります。

のどにまとわりつき、また肺をどす黒くさせ、これらの機能を低下させます。

肺気腫などの症状も引き起こす場合があります。

身体の中に入ると少しずつ蓄積され、タバコをやめない限り肺や呼吸器の症状などが改善されることはありません。

ニコチン

「毒物及び劇物取締法」に明記されている毒物で、神経系に対して非常に強い毒性があります。

ヘロインやコカインと同様の強い依存性があるとされています。

ニコチンの代謝物は発ガン物質のため、健康へのリスクも大変高いのです。

また、血管を収縮させるので、高血圧や動脈硬化の原因にもなり健康に悪影響を及ぼします。

一酸化炭素

タバコの煙の中に3~5%含まれており、体内に入ると血液中のヘモグロビンと結合して血液中の酸素が不足するいわゆる「酸欠」状態を引き起こします。

つまり、全身に酸素が行き渡らなくなるのです。従って、赤ちゃんへの酸素や栄養も行き渡らなくなり、低体重児のリスクも高まります。

また、赤血球が増えて、動脈硬化のリスクも高くなります。

ホルムアルデヒド

水に溶けるとホルマリンとなる化学成分で、液体内の生物を全て殺すほど殺傷能力があります。

主に防腐剤や接着剤に使われており、近年では住宅建材に使われ、「シックハウス症候群」の原因としても知られるようになりました。

国際ガン研究機関から発がん性の高い有毒な化学物質として指定されています。

ヒ素

殺鼠剤などの主要成分で、法律で「医薬用外毒物」に指定されている劇薬です。

摂取量によっては死に至ることもあり、発がん性もあります。

アンモニア

タバコに多量に含まれており、ニコチンの吸収効率を上げる働きがあります。

そのため、ニコチン依存を強くして、早めてしまう作用があります。

カドミウム

ニッカド電池の原料や顔料などに使われている化学成分で、体内に蓄積される性質があります。

カドミウムの影響で起こる病気に「イタイイタイ病」があります。そして、精神疾患の発症に大きく影響していると指摘されています。

妊娠中のタバコ(加熱式タバコも)のリスク~身体への影響とは~

有害物質の塊であるタバコは、妊娠中や出産後もママの身体だけでなく、おなかの赤ちゃんにも大きな影響を与えます。

そして、吸っている人の周りの人たちも副流煙による「受動喫煙」でタバコの危険にさらされているのです。

具体的にどんな健康へのリスクがあるのか次にあげてみましたので、見てみましょう。

タバコのママの身体への影響は?

妊娠中はホルモンバランスなども乱れやすく、また免疫力なども低下しやすいですね。

嗜好品は常習性があり、中でも有害物質の塊であるタバコはママの身体や精神にも大きく悪影響を及ぼします。

それでは、具体的に見ていきましょう。

早産・流産

妊娠22週から出生後1週間までの赤ちゃんの死亡率である「周産期死亡率」のリスクが高くなります。

また、「早産」や「自然流産」の可能性も高くなります。

出産前にママの子宮から胎盤が剥がれてしまう「常位胎盤早期剥離」や、胎盤の位置が低く、子宮の出口を塞いでしまう「前置胎盤」のリスクも増え、これらが原因で「自然流産」を引き起こしてしまいます。

発ガンの恐れ

妊娠中は免疫力が下がるため、タバコを吸うことでガンのリスクも高くなります。

特に子宮頸ガンのリスクが高くなることが報告されています。

厚生労働省によると、タバコを吸う人と吸わない人の健康状態を比べると、肺がんによる死亡率は約4.5倍、心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患による死亡の危険性は約1.7倍、脳卒中のリスクも約1.7倍になるとされています。

おなかの赤ちゃんへのリスクとは?

タバコを吸うことは、おなかの赤ちゃんの健康やひいては命までも失うことにつながる可能性があります。

妊娠中だけでなく、出産後にも大きなダメージの可能性があります。

低体重児

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させて胎盤の血流を妨げてしまう可能性があります。

また一酸化炭素も、血液が酸素を運ぶ機能を低下させるため、おなかの中の赤ちゃんが低酸素になる可能性があります。

ですから、喫煙する頻度やタバコの本数が増えるほど、胎児発育不全の重症度が高くなり赤ちゃんが低体重児になるリスクが増えるのです。

タバコを吸う妊婦さんから生まれた赤ちゃんは、タバコを吸わない妊婦さんから生まれた赤ちゃんに比べて、約200gも体重が軽く、これがヘビースモーカーの妊婦さんから生まれた赤ちゃんになると、約450gも軽くなってしまうのです。

先天異常のリスク

ニコチンや一酸化炭素などによって、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が行き渡らないため、赤ちゃんの身体の器官が正常に形成されなくなります。

そのため、「口唇口蓋裂」や「先天性心奇形」、「手足の欠損」、「腹壁の破裂」などのリスクが高くなることが分かっています。

また、DNAの損傷や奇形のリスクも高くなる恐れがあります。

乳幼児突然死症候群

妊娠中にタバコを吸っている場合、出産後突然乳児が亡くなる「乳幼児突然死症候群」を引き起こす可能性があります。

タバコを吸うことで、赤ちゃんの呼吸中枢に影響を及ぼすことが原因とされています。

両親がどちらもたばこを吸う場合、発症率が約4.7倍に増加するとされています。

生後2~6ヶ月の赤ちゃんに多く見られ、日本では約6,000~7,000人に1人の割合で発症します。

年間では、100人以上の赤ちゃんに発症しています。

加熱タバコや電子タバコは吸っても大丈夫なの?

禁煙にも効果があるといわれる「加熱タバコ」や「電子タバコ」。

でも、果たして本当に安全なのでしょうか?

ここでは加熱式タバコと電子タバコについて、それぞれ説明していきます。

加熱式タバコは大丈夫?

加熱式タバコとは、「Heated Tobacco」と言われ、タバコの葉を電気で加熱することにより蒸気を発生させ、その蒸気を吸うことで紙巻きたばこを吸うのと似た感覚を楽しむことができるというものです。

メーカーの発表によると紙巻きたばこに比べ、タバコに含まれる有害な成分を大幅に減らすことができるとされています。

しかし、タバコの葉を使いますからニコチンなどの有害物質を吸うことに変わりはなく、禁煙はおろか、妊娠中に使用するのはタバコと同様「百害あって一利なし」であると言えます。

電子タバコはどう?

電子タバコとは、「Vape」とも言われ、さまざまな味や香りのついたリキッドを電気で加熱し、その気化させた蒸気を吸うというものです。

「薬機法」(「医薬品医療機器等法」のこと。旧薬事法)により、日本ではニコチンが含まれるリキッドを販売・譲渡することは禁止されていますから、電子タバコにニコチンは含まれていません。

吸ってもニコチンの有害な成分を体内に取り入れることはありませんが、まだ研究期間が浅く、リキッドに含まれる成分が安全なものかどうかという点では疑問が残ります。

タバコを吸うことに比べれば、少しはマシというくらいに考えた方がいいかもしれませんが、やはり安全とは言えないでしょう。

妊婦さんがタバコをやめるヒント~脳をコントロールするには~

近年の研究では、妊娠15週になる前に禁煙することできれば、タバコを吸わない人と比べても、早産や低体重児のリスクは変わらないという報告もあります。

タバコを一日も早くやめることが重要になってきますね。

タバコに含まれる「ニコチン」には、交感神経を刺激して興奮させる作用があります。

タバコを吸い続けることで、この興奮作用が脳に常に送られていることになるのです。

従って、ニコチンが無いと落ち着かない状態の脳になってしまうわけですね。

合法的に販売されているタバコですが、これは麻薬の作用に近いと言っても過言ではないでしょう。

ある脳外科医の実験によると、喫煙に関係する神経は唇と喉の神経ということです。

タバコを唇にくわえ、ニコチンを含んだ煙を吸い込み、この煙が喉を通るという流れを唇と喉の神経が脳に送っているということです。

つまり、唇と喉の神経をうまく使えば、脳を満足させることができるというわけなのです。

例えば、唇にタバコのような形状のものをくわえると、脳の神経がなんとなく落ち着くのです。

そして次に、飴をなめる、水を飲む、何かを食べるなどをすることによって喉に刺激を与えます。これでさらに脳は満足することになるそうです。

脳をうまくコントロールすることで、禁煙への近道になります。

まとめ

「百害あって一利なし」ということわざは、まさにタバコのことを言っていることわざですね。

それくらい身体や精神に影響するタバコ。

ママがタバコを吸うたびに、赤ちゃんはおなかの中でとても苦しい思いをしているのです。

ママには吸う自由も、吸わない自由も与えられているのに、おなかの赤ちゃんにはタバコを拒む自由がないのです。

赤ちゃんの健康、ひいては命をママは預かっているのです。

そして、自分の健康や命もゆだねられています。どうか、一日も早くタバコをやめ、赤ちゃんとご自分の健康を守ってくださいね。


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こまゆ: エレキギターの音色とピラティスを愛する、中学生の子育て中ママです。役立つのはもちろんのこと、読んで下さったママたちが温かい気持ちになり、元気が出る記事を書いていきたいと思っています。 時には、自ら経験したエピソードも盛り込みながら、“正しく、読みやすい”を心がけてまいります。
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