ハーブティーは香りのよさと口当たりの良さで、気分転換に飲めばスッキリとリフレッシュでき、疲れた時に飲めば癒しの効果があったりと、様々な風味や効果を楽しめる飲み物として女性を中心に人気の飲みものです。
ハーブティーは西洋の漢方とも言われ、ハーブの持つ薬効には妊活にも効果が期待できる物がありがたくさんあります。
赤ちゃんを授かりたいと妊活を考えている女性の体つくりの為にハーブティーを活用してみてはいかがですか?
妊活には体に優しいハーブが効果的
今妊娠を考えていなくても、将来妊娠を考えている女性は普段から体調を整える努力が少し必要かもしれません。
そんな時はハーブティーを普段の生活に取り入れてみませんか?
そもそもハーブとは「草木」を表すラテン語が語源となっていて、現在では料理の香りづけなどに使用されるハーブが良く知られています。
料理に使用される香りのある葉っぱや種子などのスパイスなども含めてハーブと総称します。
ハーブは料理のみならず、香料や薬などにも使用され、防虫効果や抗菌効果、さらには鎮静や興奮作用をあらわすものまで、まさに薬草としての効果がたくさん認められています。
ハーブには体を温めるものも多く、すぐに効果を実感できる物も有れば、持続的に飲んで効果を発揮するものもあります。
ハーブティーはこれらの薬効をお茶にして飲みますから、自然の力でやさしく作用するハーブティーを適切に摂取することで体に良い効果が期待できます。
妊活は思いつめるとストレスになったりして逆効果ですから、香りの良いハーブティーで気分をリフレッシュしながら気長にゆったり体調ケアをしてみませんか?
女性の体は複雑でとてもデリケート、妊活には自然の恵みのハーブティーがお勧めです。
なぜ妊活をする必要があるの?
多くの女性が社会で活躍する時代にあってライフスタイルや結婚出産についての考え方も変わってきました。
それに伴って女性が初めて出産する年齢は2014年には30.6歳と年々上昇しているようです。
ストレスフルな社会生活の中にあってデリケートな女性の体は冷え性や生理不順など様々な体調不良と闘っている現実があります。
そして、女性が一周期に自然妊娠する確率は20代~30代でも25~30%と言われています。そして年齢が上がるごとにその確率は下がっていってしまうのです。
これは一般的な妊娠の確立なので、女性の年齢や体調によってはさらに低くなるという可能性もあります。
さらに言えば、女性だけではなく、男性側の条件を入れると、何もしないで自然に妊娠を待っていたらなかなか自然妊娠は難しくなっているというのげ現状のようです。
妊娠する為に大事なことは、自分の体の状態を知って、冷え性やストレスなどの体に与えるダメージを軽減し、女性特有の月のリズムを整え、しっかりと妊娠できる体に整えるということが大事になってきますので、それぞれの体質や体調によって効果のあるハーブティーを紹介します
妊活の基本冷え対策!
女性が妊娠するためには冷えは大敵と言えます。体が冷えることによって血液の循環が悪くなり、体の機能に著しく悪影響を与える場合もあります。
長期的に体が冷えている人は自律神経に影響を及ぼし、体がだるい、疲れやすい
頭痛や不眠など様々な症状が表れ、免疫力の低下を引き起こし病気しやすい体質になってしまうこともあります
こういった状況ではとても妊娠しやすい状態とは言えません。特に内臓機能の働きが落ちてしまっていては子宮や周辺の臓器や筋肉も正常な働きができずに、子宮内膜症や子宮筋腫を引き起こす可能性も高いと言えます。
もともと筋肉の少ない女性は冷えやすいと言えますので、普段からの冷え対策が重要といえます。
冷えに効くハーブティー
タンポポ茶
タンポポコーヒーとも言われるこのお茶は香ばしい風味が特徴でコーヒーのような味わいが特徴です。
毛細血管の拡張作用があり、鉄分やカリウムも豊富に含むことから血行促進、冷えやむくみの改善に効果があるとされています。
ルイボスティー
独特な香りと甘みのあるノンカフェインのお茶です、フラボノイドを含み、カルシウム、ビタミン類が豊富なことから抗酸化作用や代謝促進作用があり、冷えや便秘の改善に効果があります。
ジンジャー
冷えの改善といえばジンジャーは欠かせません、スパイシーな香りと風味で発汗作用や血行促進に効果があり、消化促進効果もあるので、食欲の無い時に飲むとスッキリします。
月のリズムを整えよう
女性のリズムはちょっとしたことでも狂いがちです。現代のストレス社会においては月のリズムを保つ方が至難の業かもしれません。毎日のストレスを軽減し、自然のリズムを戻して妊娠しやすい状態にさせることが大切です。
体のリズムを戻す為に活習慣を見直すとともに、ホルモンのバランスを整えるハーブティーも試してみましょう。
ハーブティーの中には女性ホルモンに働きかけ体のリズムを整えてくれるものもあるので普段の生活に取り入れてみるのもお勧めです。
月のリズムを整えるハーブティー
ラズベリーリーフ
ラズベリーリーフに含まれるフラガリンは子宮筋な骨盤内の筋肉の収縮作用を調整し、生理痛や月経前症候群や女性特有の悩みに役立つと言われています。
レディーマントル
女性ホルモンのエストロゲンに似た成分を持つレディーマントルは生理周期や更年期に起こる不調の改善効果が期待されています。
チェストベリー
ドイツでは医薬品としても認められているチェストベリーは女性ホルモンを整える効果があるとして知られています。
生理前のイライラや情緒不安定にも効果が期待されます。
妊活にストレスは大敵!
妊活をする女性にとってストレスはつきものといっても過言ではありません。
とりわけ仕事をもっている女性には仕事と妊活の両立で悩む人も少なくないと思います。
妊活を優先して仕事を止めるべきかなど、考えるとどんどんマイナスに考えが及んでしまう場合もあります。
まずはストレスに強い体つくりをしてみましょう。ビタミンCやマグネシウムはストレス軽減に役立つ栄養素です。
食生活やハーブティーなどで積極的に取り入れることでストレスに強い体つくりに効果が期待できます。
ストレスに効果のあるハーブティー
ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールには鎮静作用があり、ストレスからくる不安や緊張感を和らげる働きがあります。
体を温め、安眠を誘う効果もあるのでまさに妊活には最適のハーブティーです。
パッションフラワー
植物の安定剤とも言われるパッションフラワーは、ストレスからくるイライラや不眠、胃痛、過敏性腸症候群など、精神面から由来する不調に優れた効果を発揮すると言われています。
レモンバーム
レモンバームの爽やかな香りに含まれる成分には高いリラックス効果が期待され、心を落ち着かせる精神安定に働きかけます。
精神的疲労や自律神経のアンバランスから来る不調に効果が期待されます。
男性の妊活にもハーブティー?
妊活は女性にとってはとても切実ですが、男性にとってはどこか他人事のように感じているというのが現実ではないでしょうか?
最近になってようやく男性の妊活への意識も高まってきているようですが、デリケートな問題ですので積極的に行動に移すのはなかなか難しいようです。
男性の不妊は先天性または遺伝的なものもありますが、後天的には仕事のストレスや飲酒、喫煙、肥満などが不妊の要因としてあげられ、男性にも24%の確率で不妊があるとされています。
総合的に考えて妊活には男性の協力は不可欠と言えます。
なかなか行動に移せない男性にはハーブティーなどで体調を整える妊活がお勧めと言えます。
女性同様男性の機能に対しても効果のあるハーブティーがあるので、夫婦揃ってハーブティーで楽しく妊活を楽しんでみてはいかがでしょうか?
夫婦で飲むと良いハーブティー
ルイボスティー
抗酸化作用のあるルイボスティーは活性酸素を除去して細胞を活性化させる働きがあり、男性機能に働きかける亜鉛を含んでいるのでお勧めです。
亜鉛は男性ホルモンのテストステロンの代謝に欠かせない栄養素なので、毎日の水分補給にルイボスティーがお勧めと言えます。
シャタバリ
あまり聞きなれない名前のハーブですが、インドの伝統医療で知られているアーユルヴェーダでは欠かせないハーブの1つで、若返りのハーブと言われています。
女性にはホルモンバランスを整えるハーブとして、男性にはストレス対策、若返り、男性の精子を増やすという効果も期待されています。
まとめ
いかがでしたか?
ハーブティーを妊活に取り入れることで体調を整え、妊娠しやすい体つくりに効果が期待できます。
ハーブティーがホルモンバランスに作用するというのも驚きですね、妊活に積極的になれない人にはハーブティーがとても役立つのではないかと思います。
ただし、飲んですぐに効果を期待するというよりは毎日の生活に取り入れて時間をかけて整えていきましょう。
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