見出し
離乳食にとうもろこしは使いましたか?とうもろこしは甘くて美味しいので、赤ちゃんにも食べやすい食材です。
しかし、とうもろこしは消化に悪いと聞いたことはありませんか?
薄皮もむいた方がいい気がするし・・。
とうもろこしを離乳食に使う際の気をつけたいことや、調理方法などをまとめました。
月齢別のおすすめレシピもご紹介しています!
離乳食にとうもろこし!いつから大丈夫?
5~6カ月ごろ
ゴックン期 |
7~8カ月ごろ
モグモグ期 |
9~11カ月ごろ
カミカミ期 |
1歳~1歳6カ月ごろ
パクパク期 |
○ | ○ | ○ | ○ |
やわらかく茹でて、裏ごしをして薄皮を取り除く。ペースト状にする。 | やわらかく茹でて、みじん切りにする。 | やわらかく茹でて、粗みじん切りにする。 | やわらかく茹でて、つぶ状にほぐす。 |
茹でて裏ごしをして、ペースト状にのばしたものなら生後5~6カ月ごろから与えることができます。
とうもろこしが消化に悪いと言われているのは、薄皮が消化されにくいからです。
薄皮には「セルロース」という成分が含まれていて、食物繊維を多く含んでいます。
消化に悪く、赤ちゃんの口や喉にも残りやすいので、最初のうちは取り除くようにしましょう。
7~8カ月以降になれば、薄皮も取り除かなくても平気ですが、赤ちゃんのうんちにそのまま出てくることがあります。
消化不良ではないので安心してくださいね。
心配であれば、取り除くようにしてください。
とうもろこしの栄養素は?
とうもろこしはカロリーが高く、体を動かすエネルギー源になる炭水化物を多く含んでいるため、子供のおやつとしてもおすすめです。
体力アップや肌の健康に作用するビタミンB1やビタミンB2、葉酸なども含まれています。
食物繊維は薄皮に多く含まれており、腸内環境を整える効果がありますが、消化があまりよくないので食べすぎには注意をしましょう。
とうもろこしの選び方
粒が先までしっかり詰まっていて、ふっくらツヤがあるものを選びましょう。
皮がそのままついているほうが、新鮮なままの状態のものが多いです。
皮つきのものは中身が見えないので、持ってみてずっしり重いのが実がしっかり詰まっている証拠です。
皮が変色していないものを選びましょう。とうもろこしの旬は夏です。
新鮮で甘みも強く栄養価も高いので、生のとうもろこしを積極的に使っていきたいですね。
コーンの缶詰も使える?
缶詰のコーンも使えますが、生のとうもろこしに比べると栄養価が低いです。
離乳食で缶詰を使う場合は、しっかりと洗ってから使うようにしましょう。
- ホールタイプ・・食塩無添加なものなら離乳食初期からOK。
- クリームタイプ・・塩分が含まれているものが多いため、9カ月以降から。
ホールタイプであれば、なめらかにすり潰せば離乳食初期から与えることができます。
クリームタイプの缶詰は、塩分が含まれているものが多いため9カ月以降に使うようにしましょう。
クリームタイプでも薄皮が入っているので、離乳食に使う際は皮をこすようにしましょう。
とうもろこしの調理方法
とうもろこしは収穫して24時間経つと、栄養素や風味がぐんと下がってしまいます。
買ってきたら早めに調理するか、ほぐして冷凍保存することをおすすめします。
調理方法ですが、茹でたり電子レンジでチンするよりも、皮つきのままそのまま蒸すとほくほくで格段おいしく出来上がります。
簡単な茹でかたと調理方法をご紹介します。
- とうもろこしを全体が浸るくらいの水に入れて茹でる(少ない湯で蒸し煮すると実がふっくら仕上がります)。
- 沸騰したら5分~10分ほど中火で茹でる。
- やわらかく茹であがったら、とうもろこしの粒を芯の部分から取りのぞく。
- 粒を(みじんぎりにして)裏ごしをして、薄皮も取り除く。
とうもろこしを裏ごしするのは結構力がいります。時間をかけて裏ごしをしたわりにはそこまでこせていなかったりするので筆者は面倒に感じていました。
そういう方におすすめなのがハンドブレンダー。
ブレンダーを使えば薄皮もすりつぶして、即なめらかなペーストができます。
おすすめ記事:離乳食作りにあると超便利なブレンダー!ブレンダーを使った簡単手抜き離乳食の作り方とおすすめ商品。
とうもろこしを使った離乳食レシピのご紹介!
とうもろこし離乳食 初期(生後5カ月~6カ月ごろ)
とうもろこしのペースト
初めて与えるときはこのレシピで。
材料
- とうもろこし・・10g
- 水・・適量
作り方
- とうもろこしはやわらかく茹でてすりつぶし、裏ごしをする。
- 1.に水を加えてやわらかくする。
とうもろこし離乳食 中期(生後7カ月~8カ月ごろ)
クリームコーンリゾット
やさしい甘みがするお粥です。野菜スープを調乳したミルクや牛乳に変えても◎。
材料
- クリームコーン・・大さじ1
- 7倍粥・・大さじ2
- 野菜スープ・・大さじ1
作り方
- クリームコーンは裏ごしをして薄皮をとりのぞく。
- 小鍋に1.と7倍粥、野菜スープを入れてひとにたちさせる。
とうもろこしの納豆和え
納豆のとろみととうもろこしの甘みで食べやすい。
材料
- とうもろこし・・15g
- 納豆・・10g
作り方
- とうもろこしは裏ごしして薄皮を取り除く。
- 納豆は湯通ししてぬめりをとる。
- 1.と2.を混ぜ合わせる。
とうもろこし離乳食 後期(生後9カ月~11カ月ごろ)
離乳食 後期 レンジで簡単夏野菜そうめん
レンチンで簡単に作れるそうめんです。ツナとコーンは相性抜群!
材料
- キュウリ・・1/4本(20g)
- コーン・・20g(キュウリと同量)
- 水煮ツナフレーク・・20g
- そうめん・・10g
- 無添加和風だし汁・・適量
- 鰹節・・適量
作り方
- キュウリは皮をむいて5ミリ角に切り揃える
- 深めの耐熱皿にキュウリ、コーン、水煮ツナフレークを入れ、そうめんも5ミリ程度に手で折って入れる
- ほんのり味がする程度の出し汁を具が浸かるまで入れ、混ぜ合わせる
- レンジ500Wで2分加熱し、一旦取り出してよくかき混ぜる。そうめんがダマになっていたら崩すようにかき混ぜる。
- レンジ500Wで1分加熱する 鰹節を振りかけて混ぜ合わせたら出来上がり
(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3898982)
離乳食後期かぼちゃコーンのクリームパスタ
とうもろこしもかぼちゃも甘いので、赤ちゃんが大好きな組み合わせ!大人も一緒に食べられます。
材料
- パスタ 又は マカロニ・・50gくらい
- かぼちゃ スライス・・2枚
- スイートコーン・・30~40g
- 牛乳 又は 豆乳・・120㏄
- 赤ちゃん用コンソメ・・1袋
- 小麦粉・・小さじ1/2~
作り方
- パスタ(今回はサラダ用のマカロニを使用しました。)を表示通り茹でて、食べやすい大きさに刻む。
- かぼちゃを食べやすい大きさに切る。
- 鍋に分量外の水を入れてかぼちゃとコーンを入れてかぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
- お湯を捨て、牛乳、パスタ、小麦粉、コンソメを入れてお好みの柔らかさまで煮詰めて完了!
(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3498125)
とうもろこし離乳食 完了期(1歳~1歳6カ月ごろ)
コーンと青のりの蒸しパン♡離乳食・おやつ
卵・油不使用でコーンのプチプチした食感が美味しい!朝食やおやつに。
材料
- ホットケーキミックス ・・100g
- 粉ミルク(溶かしたもの)又は牛乳・・80cc
- コーン(缶)又はコーン(冷凍)・・1/2カップ
- 青のり・・小さじ 1
作り方
- ボウルにホットケーキミックスとミルクを入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- 1.にコーンと青のりを入れさっくりと混ぜ合わせる。
- シリコンカップに入れ、蒸気の上がった蒸し器で12~13分強火で蒸す。
- 竹串などを刺してみて何もついてこなければ完成です。
(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3501992)
ツナコーンおやき〈離乳食・幼児食〉
栄養満点で赤ちゃんも食べやすいお味。おやつにも◎
材料
- じゃがいも・・中3個
- 片栗粉・・大さじ2
- コーン缶・・1/2缶
- ツナ缶・・1/2缶
- ピザ用チーズ・・ひとつかみ
- 青のり(乾燥パセリでも)・・少々
作り方
- じゃがいもは皮付きのままよく洗い、1つずつラップで包んでレンジの野菜下ごしらえモードでチン。
- あら熱が取れたら皮を剥いでボウルに入れ、片栗粉、汁気を切ったツナも一緒に入れ、マッシュする。
- 汁気を切ったコーン、小さくちぎったチーズ、青のりを入れ、よくまぜまぜ。食べやすい大きさに丸める。
- サラダ油をひいたフライパンを温め、中弱火で両面に焼き色がつくまで焼く。
(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/4089870)
さつまいもとコーンの炊き込みご飯
甘くてほくほく!子供も大人も好きな味で食が進みます。
材料
- 米・・2合
- さつまいも・・1/2本
- コーン・・お好みで
- 酒・・大さじ1
- みりん・・大さじ1 1/2
- 塩・・小さじ1
作り方
- お米をとぎ調味料を入れて水を2合の目盛りまで入れる。
- さつまいもを1センチ角に切り数分水にさらしておく。
- さつまいもとコーンを炊飯器に入れて通常の白米と同じように炊く。
- 全体をよく混ぜたら出来上がり!
(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/4169083)
まとめ
とうもろこしは甘くて美味しいので、離乳食初期から与えられるのは嬉しいですよね。
栄養も満点なので、お粥に慣れたころに与えてみてはいかがでしょうか。
ただ、生のとうもろこしは鮮度も落ちやすいので、月齢にあった形に調理をしたら、製氷皿に移し冷凍保存をすることをおすすめします。
薄皮を取り除くのが面倒な方は、缶詰やベビーフードも販売されていますので、うまく取り入れていきましょう。
この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。
おすすめ記事:順番も大事!?離乳食に野菜を使うタイミングと進め方