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つわりは妊娠の初期に起こるもので、個人差はあれ多くの人が経験をしているようです。
一時的なものではあるけど、重いつわりや吐きつわりになった場合は食事はおろか水分をとるのも困難という人もいるようです。
ですが、体からは水分が失われる一方なので無理にでも水分を補給しなければ、脱水症状を起こす可能性もあるのです。
そんな時はハーブティーの癒し効果や薬効の成分がつわりの軽減に役立ちます。
香りに癒されて胃腸や食欲に作用する効果のハーブティーで辛い時期を乗り切ってください。
つわりの時期には水分補給が大事、その理由は?
つわりのおもな症状は吐き気や嘔吐ですが、症状は強く出る人、弱くてあまり感じない人まで様々です、何故つわりがあるのかは詳しくは分かっていないようですが、ホルモンバランスの急激な変化や、母親が激しく動いて流産をしてしまうことを防ぐため、赤ちゃんを異物とみなすアレルギー反応などと考えられているようです。
ともあれ、つわりで食事ができない上に嘔吐が続けば体の水分は失われてしまう一方なので、つわりの時期は水分補給がとても大切となります。
つわりは朝の起床した時や空腹の時に症状が強くでる傾向があるので、食事が取れない場合は適度に温かいハーブティーが有効です。
ハーブティーには香りで気分をスッキリさせる効果や、食欲増進効果のあるハーブもあるので、症状に合わせてハーブティーを飲むと辛いつわりが軽減されます。
水分補給と気分転換にはハーブティーはうってつけの飲み物といえます
つわり軽減にハーブティーが効果的な理由
妊娠中の飲み物はママの体や赤ちゃんへの影響を考えてノンカフェインやノンアルコールが良いなど、何かと制限されてしまいます。
そこでお勧めなのがハーブティーです。
ハーブティーに使われるハーブは西洋では薬にも使用されているものもあり、それぞれに薬効があります。
その為妊婦さんが飲んでも良いハーブも妊娠初期、妊娠中、妊娠後期では変わってきます。
妊娠初期のつわりがある時期は赤ちゃんもまだ小さくて安定していない時期ですし、ママ自身の体も心もデリケートになっているので体に優しいノンカフェイン、ノンカロリーのさっぱりした口当たりのハーブティーがとても人気となっています。
また、ハーブティーにはミネラルや鉄分カルシウムなど、妊婦さんに必要な栄養素を含むハーブティーもあるので、食事が摂れない時期にハーブティーを積極的に飲むのもお勧めです。
つわりの時期には消化促進、整腸作用、血行促進など体を温めたり消化器官をすっきりさせるようなノンカフェインハーブティーがお勧めです。
つわり軽減に効果のあるハーブティー
ハーブティーにはホルモンに作用したり精神に作用したりと色々な薬効がありますが、ここでは妊娠初期のつわりを軽減するのにお勧めのハーブティーを紹介します。
ダンデライオンティー
タンポポ茶としても知られていて妊婦さんの間ではとても人気のハーブティーです、香ばしい香りと見た目の色でタンポポコーヒーとも言われています。
コーヒーが好きだけどカフェインがあるので妊娠中は飲めないと我慢している妊婦さんにお勧めです。
ビタミンやミネラル成分が豊富で便秘や貧血に効果があります。
ジンジャー
ご存じのとおりジンジャー(生姜)には血行促進や体を温める効果があります、ジンジャ-の独特な香りは食欲を増進や漢方では健胃効果も知られているのでつわりの食欲不振の際にはお勧めです。
ペパーミント
ペパーミントの香りや風味がつわりの諸症状に効果を発揮します。
ペパーミントに含まれる成分のメントールが食欲増進を促しますのでつわりにはお勧めです。
ただし、メントールは体を冷やす効果もあるので飲み過ぎは冷えにつながるので常飲はせず、つわりのきつい時だけに飲むようにしましょう。
オレンジピール
オレンジピールには消化不良や食欲不振に効果があり、柑橘系の芳香成分リモネンには鎮静作用にも効果があります、妊娠中のイライラやムカムカに効果が期待されます。
ルイボスティー
ルイボスティーはミネラル分が豊富で抗酸化作用にも優れているので美容や健康にも効果があります。
妊娠中に不足しがちな栄養を補うためにもルイボスティーはお勧めです。
マメ科の植物で日本人に飲みやすい風味と口当たりで普段に飲むお茶としても人気があります。
ローズヒップ
ビタミンCが豊富で、その他にはビタミンEやビタミンB群、カロテン、ミネラルなどが含まれているので食事の摂れない妊婦さんにはうれしい飲み物です。
消化促進や整腸作用に効果があります。
ネトル
ネトルには鉄分、カルシウムなどのミネラル成分が豊富ですので貧血気味の妊婦さんやつわりで食事が摂れない妊婦さんの栄養補給に最適です。
美味しい&おしゃれなハーブティーのアレンジ方法
ハーブティーだけを飲むのも飽きてしまうという人には、ハーブティーと相性の良いアイテムを使ってオリジナルアレンジハーブティーを作ってみてはいかがでしょうか。
ハーブティーは以外にもアレンジが可能なので自分好みのマタニティドリンクを楽しんでください。
炭酸
つわりのひどかった先輩妊婦さんが好んで飲んだ飲料に炭酸が良くあげられます。
炭酸の刺激が口の中をさっぱりスッキリとさせてくれるようです。また炭酸を飲んだ後のげっぷで張っていた胃がスッキリしたという感想もあるようです。
濃いめに入れたハーブティーを炭酸で割って飲むのも良いでしょう。
ペパーミントやローズヒップなどは炭酸と相性もいいのでお勧めです
また、甘みのあるサイダーを合わせることでさらに飲みやすくなる場合もありますので試してみてはいかがでしょうか。
果実酢
果実酢をハーブティーに少量まぜることで酸っぱさと果実の風味が増しておいしくなります。
お酢を使用する場合はハーブティーが高温だとお酢が飛んでしまうのでぬるめに冷ますかアイスティーにして入れるようにしましょう。
果物と一緒に
ハーブティーと果物の愛称は抜群です、ビタミンも繊維質も摂れるので栄養補給にも最適で、妊婦さんにありがちな便秘にも効果が期待できます。
黒糖やはちみつで
黒糖やはちみつは単体でもとても栄養価の高い食品ですからハーブティーに少し足すことでさらに栄養補給もできるので美味しくなって栄養も摂れて一石二鳥です。
とにかくつわりで何も口にいれたくないという場合でもなんとか工夫して水分補給をするようにしましょう。
ハーブティには栄養も効能もあるので少しずつ、頻繁に口にすることが大切です。
ゴクゴク飲めなくても一口ずつでも回数を飲めばそれなりに水分補給はできるものです。
赤ちゃんと自分の体の為にまめに水分補給することを心がけましょう。
ハーブティーは効果効能をしっかり理解しよう
ハーブには薬効成分が含まれます、用途によっては逆効果となる場合もあるので、ハーブの種類は体調によって使い分ける必要があります。
特に妊娠初期はデリケートになっている為注意が必要です。
今回ご紹介したハーブティーはつわりに効果があるということでご紹介していますが、1つの種類ばかりを大量に飲むのではなく、色々な種類を気分や体調に合わせて薄めて飲んだり、炭酸で割って飲んだりと工夫しながら水分補給をするようにしましょう。
不安がある人はハーブティー専門店で相談してみるのもお勧めです。
体調にあったハーブをブレンドしてもらいましょう。
また、薬局には妊婦さん用にブレンドされたマタニティーブレンドというハーブティーも販売されているのでそちらもお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?
つわりで何も口に出来ない時でも水分補給はとても大切なこと、ママの健康と赤ちゃんの為に積極的に水分補給をしてください。
ハーブティーは妊娠中のイライラや妊婦さんに多い便秘にも効果がありますので何かと辛い時期ですが先輩ママさんたちも飲んでいたハーブティーで辛いつわりを乗り切ってくださいね。
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