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子供が大好きな遊具のひとつが3輪車です。みなさんも子供のときはよく3輪車で遊んだのはないでしょうか。
しかし実際に自分が親になってみると、子供に何歳から使わせて、何歳ごろに卒業させれば良いのか分からなかったりします。
今回は子供に3輪車を使わせる時期・卒業させる時期や、おすすめの3輪車についてご紹介いたします。
最近は色んな種類の3輪車が販売されています。購入するときの参考にしていただけると幸いです。
3輪車はいつから?選び方と人気のおすすめ機能別20選
3輪車はいつからいつまで?
3輪車デビューのタイミングは1歳頃
まずは3輪車を買うタイミングですが、赤ちゃんが自分で歩けるようになる1歳頃に買う方が多いようです。
どのメーカーの3輪車も身長80cm~110cmぐらいまでを想定して作られていますので、1歳以前だと足が地面に届かなかったり、届いたとしても、ペダルをこげるだけの脚力がついていなかったりします。
赤ちゃんが1歳になっていても、最初はペダルをこぐのが難しいかもしれませんが、その場合は親御さんが後ろから押してあげてください。
3輪車に限らず、「ちょっと早いかな」という頃合に練習を始めると、何事も上達するのが早いそうです。
3輪車を卒業するタイミングは3歳頃
3歳半~4歳ごろになると、身体が成長して3輪車が合わなくなってきます。
合わないサイズの3輪車に乗っていては怪我をする恐れがありますし、その頃になると周りの友達も徐々に自転車に切り替え始めていると思います。
3歳を過ぎて、少し3輪車が小さいなと感じたら、補助輪つきの自転車や、ペダルなしの自転車などに切り替えましょう。
子供が早く自転車に乗りたいと言うならば、それより早く自転車に切り替えても大丈夫です。
3輪車の種類は?
3輪車にはいろいろなタイプがあります。お子さんの月齢や、どういう風に使いたいかにあわせて選びましょう。
スタンダードタイプ
余計な機能がついていない、昔ながらの3輪車です。
メリット
サイズがコンパクトで軽量。収納に困らないだけではなく、子供が自分で持ち上げたり動かしたりもしやすいので、親が手助けしなくても自由に遊べます。
価格も比較的手頃なものが多いです。
デメリット
子供が自分でペダルをこいで進むのが基本となるため、脚力がつくまでは3輪車に乗ることができません。
手押しハンドル付きタイプ
手押しハンドルが付いているタイプの3輪車です。子供が自分でこいで進むほかに、親が後ろから押してあげることもできます。
ペダルロック機能が付いている商品が多く、ロックをかけるとペダルがまわらなくなり、完全に大人が押して進むことになります。
メリット
子供がペダルをこぐ脚力がついていない時期から、親が押してあげることで3輪車を経験させてあげられます。
サドルやデコボコ道の振動に慣れるので、いざ子供が自分がこいでみたときにも上達が早いです。
またペダルをロックすれば親が動きを制御できので、人通りや車通りの多い道では安心です。
デメリット
押してもらうのに慣れると、子供が「押してもらう方が楽」と感じて、自分でペダルをこがなくなり、毎回親に押してもらおうとする恐れがあります。
ペダルをこげるだけの脚力が十分についていても、結局ほとんどサドルをこぐことがないまま3輪車を卒業してしまう可能性も。
サンシェード付きタイプ
一見するとベビーカーのようにも見えるサンシェード付きタイプもあります。
サンシェード付きモデルは手押しハンドル、おもちゃカゴ、ペダルロックなどベビーカー並みの多機能タイプが多いです。
メリット
1年中紫外線から赤ちゃんを守れますし、熱中症対策にもなります。またカゴが付いている商品が多いので、おもちゃなどを入れて運べるのも楽です。
デメリット
スタンダードタイプのものよりも大きいので、収納に困る場合も。大きさは中型のベビーカーと同じくらいですが、かといってそのまま子供を寝かせることはできないため、完全にベビーカーの代わりにはなりません。
また、風が強い日などはサンシェードが風を受けて、3輪車が転倒する原因になる場合もあります。
折りたたみタイプ
ベビーカー同様、3輪車もそのまま置いておくと意外にスペースをとってしまいがち。
折りたたみができて、スリムに収納できる3輪車なら、車でお出かけするときにも持っていくこともできますね。
メリット
スペースを取らないので、わざわざ3輪車のための収納場所を確保する必要がありません。
また、お出かけするときにも楽に車に積み込むことができます。
デメリット
サンシェード付きのものやバスケット付きのものなど、多機能なものが多いので、どうしても高価になってしまいがちです。
機能別!おすすめ3輪車20選
スタンダードタイプ
1. エムアンドエム 3輪車 トライク
車体がカラフルな可愛い3輪車。昔ながらのシンプルなデザインで、多くの人に愛されています。
手押し棒がや安全ガードなどは付いていないので、対象年齢は少し高めの1歳半ごろから。ただし、サドルの位置を調整できるので、4歳ごろまで使うことができます。
価格も8,000円以下と手頃です。
- 税込価格:5,533円~
- 対象年齢:1歳半~
2. アイデス ディーバイク ミニ
2015年にグッドデザイン賞を受賞した3輪車です。ペダルがなく、足で地面を蹴って進むタイプで、1歳になったころから安全に遊ぶことができます。
転びにくいよう、前に2つのタイヤがついています。
こちらの3輪車に乗って遊んでいるうちに、ハンドル操作やバランス感覚が身に付けられます。
- 税込価格:5,854円~
- 色: ミントブルー/スノーホワイト/フロストイエロー
- 対象年齢:1歳~
3. JTC わんぱくキッズ3輪車
黒と黄色のコントラストがクールなシンプルタイプの3輪車です。サドルに背もたれがついていたり、後輪の間隔が広めでころびにくく設計してあったりと、乗り心地や安全面に配慮して設計されています。
また振動を抑える発泡タイヤが使われているので、走行音を気にせず、室内でも遊べます。
- 税込価格:4,580円~
- 対象年齢:1歳半~
4. ウィンザー社 ペリカンデザイン3輪車
デンマーク・ウィンザー社のペリカンシリーズの3輪車です。北欧らしいカラフルで洗練されたデザインと、徹底した安全設計が魅力。
車輪には足が巻き込まれないようにカバーがついていて、またボルトやナットは内部に組み込まれているため、尖ったり突き出している部分がありません。
他の商品に比べて少々値段は張りますが、それだけの価値がある3輪車です。
- 税込価格:18,144円~
- 対象年齢:1歳半~
5.ラジオフライヤー クラシックレッドトライシクル
ラジオフライヤーはアメリカで有名なおもちゃの会社で、映画のタイトルにもなりました。
日本にはあまりない、クラシックなデザインが特徴的で、デザイン重視の家族に人気です。
クラシックレッドトライシクルはシンプルなデザインの3輪車ですが、タイヤが大きめで安定性が高く、またサドルの高さを調整できるので、長く乗れる商品です。
- 税込価格:11,664円〜
- 対象年齢:2歳~
手押しハンドル付きの3輪車
6. おさんぽカーゴ3輪車 アイデス Ides cargoトライク
手押しハンドルが伸縮するので、パパもママもかがまずに3輪車を押してあげることができます。
座面の切替デザインが可愛く、キャラクターものが苦手な方からも好評です。
後ろについている大きなカゴは、使わないときは折りたためるので邪魔になりません。
- 税込価格:12,800円〜
- 対象年齢:1歳半~
7. ハマー 3輪車 かじとり
人気の自動車・ロードバイクメーカーが製作したスタイリッシュなデザインの3輪車です。
シンプルなデザインが好きな親御さんや、車好きの家庭に人気です。手押し棒付きで大人が走行をサポートしてあげることができます。
サドルのほかに足を置くステップがついているので、大人に押されているときも、子供が足を引きずったり、巻き込まれたりする心配がありません。
- 税込価格:14,980円〜
- 色:イエロー/レッド
- 対象年齢:2歳~
8. フェラーリ トライク 3輪車
スペインの人気自動車メーカー「フェラーリ」公認の3輪車です。
子供を守るセーフティーガードの中は、本物のフェラーリのようなステアリングやシートノブが装備されています。
座席の背もたれや正面にはフェラーリのロゴも。自動車好きの男の子やパパには大好評のデザインです。
手押しハンドルは子供の成長に合わせて取り外し可能です。
- 税込価格:19,980円~
- 対象年齢 :1歳~
9. 野中製作所 3輪車 エーシート
座面がお尻がすべりにくいバケットシートになっている珍しい3輪車。
手押し棒をつけた場合は、座面にもフットサポートをつけて、子供の足がペダルに届かないようにすることができます。
タイヤに足が巻き込まれる心配もなく、安心して押してあげることができます。またタイヤも幅広で安定性も抜群です。
- 税込価格:11,438円~
- 色:イエロー/レッド/グリーン/ブルー
- 対象年齢:1歳半~
10. 野中製作所 へんしん!サンライダー
こちらも手押し棒つきの3輪車。手押し棒は取り外し可能ですので、子供の成長に合わせて普通の3輪車にすることも可能です。
子供がさらに成功したら、後輪ひとつとペダルを外して、キックバイクとして使うこともできます。1台でいろいろの形に変身するので、3輪車とキックバイクのどちらを買おうか悩んでいる人にもおすすめです。
- 税込価格10,588円~
- 色ブルー/オレンジ/ローズピンク
- 対象年齢1歳半~
サンシェード付きの3輪車
11.アンパンマン デラックス 3輪車
子供が大好きなアンパンマンの3輪車です。ボタンを押すとアンパンマン・バイキンマンの声やメロディが流れます。
手押し棒や安全ガード、ステップに加えて、UVカット率100%のサンシェードが付いているのが特徴です。
荷物を入れるバッグも大きいものが付いていますので、公園などに遊びに行く際、ベビーカー代わりに使っても良いですね。
- 税込価格:13,822円〜
- 対象年齢:1歳半~
12.3輪車カーゴ サンシェードミニーマウス
こちらは女の子にぴったりのミニーマウスのデザインの3輪車。ミニーちゃんの耳やリボンがついた大きなサンシェードがついています。
3輪車全体のデザインもピンクと紫で女の子らしく可愛らしい感じで、女の子らしいデザインや、ディズニーが好きな親子にもぴったりです。
- 税込価格:15,800円~
- 対象年齢:1歳半~
13. ネビオ 3輪車 コゴットミニエアー
クッション性の高い大きなエアタイヤが衝撃をやわらげてくれるので、安定性が高く、でこぼこ道も安心。タイヤの回転率もよく、ちょっと押したりこいだりしただけで沢山進むので疲れにくいです。
サンシェードや手押し棒、安全ガードもしっかりついている、安心装備のベビーカーです。
- 税込価格:14,800円~
- 対象年齢:1歳半~
14. ヤトミ トコトコトライク 3輪車 カジツキ
手押し部分にコントロールバーがついていて、前に押すだけではなく方向を決めることができます。
また足で踏むだけで素早く後輪をロックできるストッパーもついているので、危ない場面でも子供が暴走するのを食い止められます。サンシェードや手押しハンドルは取り外し可能で、子供の成長に合わせてカスタマイズできます。
- 税込価格:9,283円~
- 対象年齢:1歳半~
15. ラジオフライヤー 4in1 3輪車 スマートトライク
先ほどもご紹介した、ラジオフライヤー社の3輪車です。
様々なタイプの3輪車が販売されていますが、4in1 3輪車 スマートトライクは子供の成長に合わせて4通りの使い方ができます。
シートベルトやベビーガード、日よけをつけてベビーカーとして、その後は手押し棒を外して3輪車としてなど、この商品ひとつで生後9ヶ月~5歳頃まで使うことができます。
- 税込価格:14,713円
- 対象月齢 :生後9ヶ月~
16. 3輪車アイデスカンガルーサニ(オレンジ)
衝撃を吸収し、和らげるサスペンションが搭載されていて、砂利道やでこぼこ道も走行できます。
大容量のリアバッグや紫外線もカットできるサンシェードがついているので、キャンプなどのアウトドアに持って行くのも最適です。
色はビビッドなオレンジと落ち着いたフォレストグリーンから選ぶことができます。
- 税込価格:14,979円〜
- 対象年齢:1歳半~
折り畳みタイプの3輪車
17. アイデス 折りたたみコンポタウン 3輪車
小さく折りたたんで収納できたり、片手で持ち運んだりできる3輪車です。
座面の後ろには開口部が大きく使いやすいバケツ型のバッグがついていて、おもちゃや水筒などを入れられます。
これだけ取り外して持ち運びもOK。他にも手押し棒、ペダルロック、安全ガードやステップなどがついて高機能3輪車です。
- 税込価格:18,000円〜
- 色:グリーン/レッド
- 対象年齢:1歳半~
18. イーモ トライシクルナンバー02 おりたたみ式3輪車
使わないときは折りたたんでスリムに収納できます。
それだけでなく、落下防止のソフトガードや足が巻き込まれないためのステップ、手押し棒などもついていて高機能。
ステップや手押し棒も折りたためます。色もあたたかみがあり、見た目も可愛いと人気です。
- 税込価格:12,790円~
- 対象年齢:1歳半~
19. ヤトミ 折りたたみ3輪車 トライクリン2
手押し棒やサンシェードなどがついていない、スタンダードタイプの折り畳み自転車です。
折り畳みたいときは、ノブを回すだけのシンプル動作なので簡単です。
後輪部分に小さなおもちゃを入れられるポケット付き。座面に書かれたイラストもおしゃれです。
- 税込価格:4,800円
- 対象年齢:1歳半~
20. スマートトライク スマートフォールド
座面を後ろ向きに回転させれば、赤ちゃんと対面して、ベビーカーように使うことができます。
背もたれのリクライニングも可能なので、そのまま寝かせることもできます。
前向きに戻せばもちろん3輪車として使用可能。大人が後ろのハンドルをもったまま、ペダルをこぐ練習からスタートさせることができます。
折りたたむと1/6の大きさに。多少高価ですが、ベビーカーと3輪車を2つ買うことを思えば価値がある商品です。
- 税込価格: 28,080円~
- 対象月齢 :生後6ヶ月~
まとめ
いかがでしたか?
最近の3輪車は手押し棒やサンシェードが付いているだけでなく、キックバイクになるものやベビーカーになるものまであり、本当に多機能ですね。
機能はどんなものが欲しいのか、デザインは重視するか、何歳から何歳まで使う予定か、などを考えて、自分の家庭にぴったりなものを選びましょう。
子供が3輪車に乗る時期は大体1歳~3歳ごろが目安ですが、身体の大きさや運動能力などにも合わせて調整してあげると良いと思います。