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なすび!離乳食で使えるのはいつから?気になるアレルギーは?

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ナスには炒めものや煮もの、漬けものなど、いろいろな調理方法がありますよね。

夏から秋にかけて旬になるナスは新鮮で美味しいので、赤ちゃんの離乳食に取り入れられたらと思いますよね。

しかし、赤ちゃんが苦手そうなナス特有のニガみや、アレルギーのことも気になりませんか?!ナスの食べさせ方や、気になるアレルギーのことについてまとめました。

おすすめレシピに参考にしてください!

離乳食になす!いつから大丈夫?

5~6カ月ごろ

ゴックン期

7~8カ月ごろ

モグモグ期

9~11カ月ごろ

カミカミ期

1歳~1歳6カ月ごろ

パクパク期

皮をむいてアク抜きをし、やわらかく茹でたらすりつぶす。 皮をむいてアク抜きをし、やわらかく茹でたら2~3mm角に切る。 皮をむいてアク抜きをし、やわらかく茹でたら5mm角に切る。 やわらかく茹でたら2cmサイズや、スティック状ににして。

なすは少し苦味があるため、離乳食に慣れた6カ月以降から与えられます。

その苦味や渋みはアクが原因なので、水にしっかりさらして苦味やえぐみを取り除くようにしましょう。

1歳までは皮をピーラーなどでむいてから、アク抜きをして茹でるようにしましょう。1歳以降は皮も食べられるようになります。

加熱するとトロっとした舌触りになり、やわらかくクセもなく食べやすくなるので、汁ものや煮ものなどにおすすめです。

なすの栄養素

栄養価はそこまで高くないですが、紫色の皮部分にはなすニンという抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。

なすのわずかに感じる渋みの正体です。また、ケガの止血や骨の形成を助けるビタミンKも含んでいます。

赤ちゃんの成長に欠かせない葉酸も含まれています。

なすの選び方と調理方法

へたのとげがとがっていて硬く、紫紺色が均一でつやつやしてハリのあるものを選びましょう。

皮はアクが強いのでピーラーなどで剥きます。

直火で皮を焼き、冷水につけて手で皮をむいてもOK。

10分ほど水にさらしてアク抜きをして、やわらかく茹でるか電子レンジで加熱します。

なすは皮を除けば簡単にやわらかくなりますよ。

なすの保存方法

なすは低温で痛みやすい食材なので、購入したら早めに調理するようにしましょう。

冷凍保存する場合は月齢に合った方法で調理をして、水っぽいので製氷皿で冷凍するのがおすすめです。

完全に凍ったら冷凍用保存袋に移しかえましょう。

すぐ調理できない場合は、冷蔵庫で保管する場合は新聞紙などで包んでポリ袋に入れておきましょう。

なすのアレルギーの心配は?

法令で規定する特定原材料:以下の5品目とした。
  1. 乳又は乳製品
  2. 小麦 :食物アレルギーの症例数が多いことから
  3. そば
  4. ピーナッツ:食物アレルギーの症状が重篤なため

これらの食品に関しては微量混入・添加物のレベルでも表示義務あり。
表示を奨励する特定原材料:以下の19品目とした。

あわび、イカ、いくら、エビ、オレンジ、カニ、キウイフルーツ、牛肉、クルミ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、リンゴ、ゼラチン
厚生労働省、アレルギー物質を含む食品に関する表示について

厚生労働省は平成13年4月1日より、アレルギー物質を含む食品表示を上記のように義務化しています。

上記の食材を与えてはいけないということではなくて、初めて与える時は様子をみたほうがいい食材です。

なすは気をつけるべき食品項目には上がっていませんが、仮性アレルゲンという天然に含まれる化学物質(ヒスタリンやアセチルコリン、チラミンなど)によって、アレルギー症状が出てしまう可能性があります。

仮性アレルゲンに含まれる野菜は、なすの他、トマトじゃがいも、ほうれんそう、バナナなど。

症状としては、口や喉が赤くなり、ひりひりする口腔アレルギー、気管支ぜんそくなどを引き起こす可能性があります。

アレルギー症状を防ぐ方法や、出てしまった場合は?

初めて与える食材は、体調がいい時に小さじ1杯から少しずつ与えてきましょう。

鮮度のいい食材を選び、同じものを食べ続けないようにして、加熱をすることで症状が軽くなります。

離乳食を食べて気になる症状が出たときは、なにを食べてどのような症状が出たのかをメモをして、医師に伝えるようにしましょう。

アレルギーで出てしまっても、成長するにつれて消化機能も整い、大丈夫になってくる場合も多いです。

なすを使った離乳食レシピのご紹介!

ナス離乳食 中期(生後7カ月~8カ月ごろ)

冷凍★茄子の出汁煮

なすの基本調理方法です。いろいろアレンジができるスープ。

材料
  • 茄子(中)・・1本(正味140g)
  • 出汁・・1カップ
作り方
  1. 茄子はヘタを取りピーラーで皮を剥き、7㎜角位のダイス状に切る。
  2. 水にさらしてアク抜きする。
  3. 小鍋に出汁とアク抜きした茄子を入れ、弱火で10分ほど、柔らかくなるまで煮る。

(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3298493

なすとオクラのとろとろ

ナスもコトコト加熱するととろみが出てきます。つるっと食べやすい。

材料
  • 中サイズ4分の1本
  • おくら・・1本
作り方
  1. なすは皮を剥いて柔らかく茹でる。オクラも柔らかく茹で、ヘタと種を取り除く。
  2. 茹で上がったら、両方細かくきざむ。
  3. 切ったなすとオクラを混ぜ合わせて出来上がり

(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/4035675

ナス離乳食 後期(生後9カ月~11カ月ごろ)

野菜たっぷりラタトゥイユ

炊飯器で簡単に!栄養満点で色どりも◎。

材料
  • なす・・1/2本
  • ズッキーニ・・1/2本
  • 玉ねぎ・・1/2個
  • パプリカ・・1個
  • プチトマト・・3~4個
  • 鶏ササミ・・2枚
  • カゴメ基本のトマトソース・・大さじ3
  • 水・・200mL
作り方
  1. 材料の野菜を全て3㎜角程度にみじん切りにし、炊飯器のお釜へ入れ、その上に筋を除いた鶏ササミを乗せる。
  2. 1.にカゴメ基本のトマトソースを大さじ3杯入れ、上から水200mL注ぎ、炊飯器のスイッチをONする。
  3. 炊飯完了したら、鶏ササミだけを取り出してみじん切りにしてお釜に戻す。全体を混ぜたら製氷皿に入れて冷凍保存する。

たっぷり野菜も炊き上がり後は意外とかさが減ります。煮詰まって汁気が減るので、スープ状に仕上げたい場合はお湯を足して♪
(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/4004689

麻婆ナス

離乳食でも麻婆ナス!鶏ガラスープはベビー用のコンソメや野菜スープを使って。

材料
  • 豚ひき肉・・15g
  • 豆腐(絹ごし)・・25g
  • なす・・大さじ1
  • 水・・50cc
  • 鶏ガラスープの素・・ひとつまみ
  • 味噌(赤みそ)・・少々
  • 砂糖・・ひとつまみ
  • 片栗粉・・小さじ1 ★
  • 水・・小さじ2 ★
作り方
  1. 豆腐はお子さまに合った大きさに切ります。ナスも同様に切り、茹でます。
  2. 火にかける前の水の状態に、鶏ガラスープの素・豚ひき肉を入れてスプーンなどで潰し、ダマにならないようにします。
  3. 弱火でひき肉に火を通します。 火が通ったら、豆腐とナスを入れます。味噌・砂糖ひとつまみで味つけします。
  4. ★を入れてとろみをつけたら完成です♪

(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3873906

ナス離乳食 完了期(1歳~1歳6カ月ごろ)

茄子と野菜のミートソース

ご飯やパスタにかけて。残っている野菜を使って栄養満点!

材料
  • 鶏ミンチ・・50g
  • 茄子・・1/2本
  • 玉ねぎ・・1/4切
  • 椎茸・・1/2個
  • ブロッコリー・・1欠片
  • トマト・・1/4個
  • 塩・・少し
  • コンソメ・・少し
  • 水・・250cc
作り方
  1. なすを1cm角に切って水につけてあく抜きする。
  2. ブロッコリーを食べやすい大きさに切って別の鍋で柔らかくなるまで茹でて、トマトは湯剥きする。
  3. その他の野菜も細かく切る
  4. 鶏ミンチをフライパンで炒めて火が通ったら他の野菜も炒める
  5. 水、塩、コンソメ、湯切りしたブロッコリーを加えて煮詰めたら出来上がり♪

(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3920326

茄子と鶏挽き肉の煮物

赤ちゃんと一緒に和食を。優しいお味。

材料
  • 茄子・・20g
  • 鶏挽き肉・・15g
  • 椎茸・・1/2個
  • 醤油・・少々
  • 砂糖・・少々
  • 和出汁・・200cc
  • 水・・大1/2
  • 片栗粉・・ 大1/2
作り方
  1. 茄子は皮を剥き3㎝位の輪切りにしてから6等分の銀杏切りにし、水(分量外)にさらし灰汁を取る。
  2. 椎茸は細かく刻んでおく。水と片栗粉を混ぜておく。
  3. 小鍋に和出汁を入れ沸騰したら、茄子、椎茸、鶏挽き肉を加え柔らかくなるまで煮込む。水分が足らなくなる場合は水を追加する。
  4. 灰汁を取り除いたら、醤油と砂糖で味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつけ、火を止める。

(出典:クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3640126

まとめ

ナスは皮をむいてアク抜きをしてから茹でるようにすれば、生後6カ月から与えることができるんですね。

ナスにはヒスタミンやアセチルコリン、チラミンなどの天然の化学物質が含まれていることから、アレルギーを引き起こさないか注意をする必要があります。

・・そう聞くとナスを与えるのが怖くなってしまいますが、ナスだけではなく、身近な食材でもアレルギー反応が出てしまう可能性がありますので、初めて与えるときは小さじ1杯から様子を見ながら与えてみましょう。

美味しいナスを赤ちゃんにも食べさせてあげたいですね!


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yuki-na: H28.6月に男の子を出産した新米ママ。毎日あれこれ模索しながら子育てを楽しんでいます。 分からないことがあるとネットを使ってすぐ調べるのが癖。自分の実体験をもとに、知りたい情報を読みやすくお伝えできればと思っています。