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産後ママ達の大きなお悩みの１つに「産後の体型が戻らないこと」があげられるのではないでしょうか？
「子供を産むと体型が変わるのは仕方ない」と諦めていませんか？そんな産後ママさんのために！
今回は産後の体型戻しに最適なおすすめダイエット法をご紹介していきましょう。
出産後、体型が戻らないのはなぜ？
昔から「子供を産むと体型は変わってしまう」と当たり前のように言われていますが、ではなぜ出産すると体型が変わってしまうのでしょうか？
主に次の4つの理由が考えられます。
産後の運動不足
妊娠中は初期はつわり、後期はお腹が大きくなるにつれてどうしても体を動かしにくくなり運動不足になりがち。
また産後は育児に追われ運動する時間を作るのも大変だったり、育児疲れで運動する気力も奪われてしまいますよね。
こうした長い期間の慢性的な運動不足が基礎代謝を低下させてしまうことで、産後痩せにくく体型が戻りにくい体質にと変化してしまうのです。
産後の骨盤の歪み
他の記事でも詳しくお話ししましたが、妊娠中や産後は骨盤が緩みやすく位置が安定しにくくなっているため歪みやすくなっています。
骨盤の歪みは産後の体型を戻りにくくさせる原因の１つ。
出産によって開いた骨盤は自然に戻っていくものですが、まだ戻らないときに姿勢の悪さや筋力の低下によって骨盤の歪みが生じてしまい、腰回りやお腹周りに肉がつきやすくなるなど体型を変化させてしまうのです。
（骨盤と産後の体型について詳しくは下記記事で詳しく記載しています。）
食べ過ぎ
妊娠中はお腹が大きくなっているので食事をするとお腹が圧迫されて気持ち悪くなる人も多かったのではないでしょうか？
そうしたママさんは思うように食べられない妊娠中から解放された反動で、つい産後食べすぎてしまう傾向にあるようです。
また産後直後の頻回授乳の時期は特にお腹が空きやすく食欲も旺盛になります。頻回授乳中なら食べても食べてもカロリー消費してくれます。
でも怖いのは卒乳・断乳後や徐々に授乳頻度が減ってきた頃まで食事量はそのまま継続してしまうこと！授乳で消費できなくなっているのに必要以上に食べすぎてしまい、産後太りになってしまうというのが最も多いパターンなんです。
年齢
2人目、3人目と出産するにつれ、当然ママの年齢も上がってきます。また最近は1人目でも高齢出産なママも増えています。
加齢は基礎代謝を低下させ、痩せにくく太りやすくなってしまう大きな原因といえます。
妊娠前の体型に戻すためのポイントとおすすめ産後ダイエット法！
出産後に体型が元に戻らない原因についてわかったところで、それを踏まえた次の5つのダイエット法で効率的に体型を戻していきましょう。
エクササイズやストレッチ
産後の体型が戻らないのは運動不足による筋力と基礎代謝の低下に原因があります。ならば運動不足を解消するためにも積極的に体を動かしていきましょう。
とはいえ、産後1ヶ月程はまだ体が回復しきれていないので、激しい運動は体に負担となってしまいます。
最初のうちはストレッチだけでもいいので毎日続けることから始めてみましょう。
軽めのストレッチなら産後1ヶ月以内から始められます。
そして産後の体の回復に合わせて徐々にエクササイズやヨガなどを取り入れていきましょう。
赤ちゃんと一緒にできるエクササイズなら、わざわざ運動の時間を作らなくてもいつでも出来るのでおすすめですよ。
（産後のエクササイズに関しては下記記事に詳しく記載しています）
骨盤矯正
出産によって開いた骨盤は産後すぐに戻るわけではなく、数ヶ月ほどかけてゆっくりと戻っていきます。いずれ自然に戻るとは言え、まだ骨盤が元に戻っていない間に日頃の姿勢の悪さや筋力低下などが合わさり、無駄な贅肉がつきやすくなってしまいます。
出産直後は骨盤ベルトやニッパーで開いた骨盤を締めて、その後産後ガードルなどを併用しながら骨盤矯正の体操なども取り入れていきましょう。
（骨盤矯正について詳しくは下記記事に詳しく記載しています）
食事改善
「産後の体型が戻らない！でも子供産んだから仕方ない！」…と諦めてしまってませんか？
確かに妊娠や出産は体型を変化させる大きな要因です。
でも産後の体型が全然戻らない！痩せない！という人の中には単純に食べすぎているだけ…というパターンがとても多いのです。
先にもお話ししましたが、妊娠中の反動や授乳中の食欲増加の状態がいつまでも続いてしまうことで結果、産後太りを引き起こしてしまうのです。
出産や育児は食べ過ぎの言い訳にしやすいので、つい自分に甘くなってしまうんです。
でも食べ過ぎで太っているというのなら改善法はとても単純。要するに食べ過ぎなければいいのです。
注意して欲しいのは産後の体の回復や授乳のためにも、無理な食事制限をするのではなく、栄養バランスの良い食事と適量摂取を心がけることが大切です。
産後の体を回復させることは産後ダイエットへのなによりの近道なのです。
産後ダイエットに最適！バランスの良い食事
炭水化物
米や玄米など、炭水化物は体を動かすエネルギーの源です。
体を動かすことで脂肪を燃焼させることができ、ダイエット効果につながります。
野菜
新鮮な生野菜は血糖値をゆっくり上げるのでダイエット効果につながります。
食物繊維
キノコ類や海藻、こんにゃくなど食物繊維を多く含む食材はダイエット効果に優れています。
高タンパク低脂質
鶏のささみ、鶏ムネ肉、豆腐、魚介類などの高タンパクだけど脂質が少ない食材は筋肉を作る上でとても重要です。
大豆製品・卵・乳製品
高タンパクのは筋肉を作り代謝を上げることで痩せやすい体質に。
また、産後に必要で適切な摂取カロリーの目安は、妊娠前にBMIが18.5〜25くらいの体型の人では1日2000〜2500kcal（母乳育児の場合）で完ミ（粉ミルクの場合）は1日1500〜2000kcalです。
食べ過ぎを防ぐためにも必要摂取カロリーを意識して、過剰なカロリー摂取は控えましょう。
そして食べる時もゆっくりよく噛んで食べるように心がけましょう。
また、赤ちゃんのお世話に追われている時期は自分の食事の時間が思うように取れないことも多々あります。
空腹状態を感じると食事の過剰摂取にもつながりやすいですし、必要以上にカロリーを吸収してしまい体重増加の原因になります。
ゆっくり食事時間が取れないならいっそ、その状況を逆手にとってしまいましょう。
例えばあえて1日4〜6食に小分けにして食事を摂るようにすると、胃腸に負担もかからず空腹感も感じずに済むので結果、ダイエット効果につながります。
母乳育児
産後の体型が早くスムーズに戻ったというママさんほど、母乳育児が調子良くできていたという場合がとても多いです。
なぜなら母乳育児は1日約500kcalも消費すると言われているので、産後ママにとって自然に無理なく痩せられる最適のダイエット法といえるのです。
また母乳をあげることで産後の子宮収縮を助け、体を早く回復させることができます。
ひとつ注意して欲しいのは母乳で消費する以上にカロリーを摂取してしまうと当然太ってしまいます。
あくまで適切な量と質（栄養）を摂取することを心がけましょう。
妊娠中に体重を増やしすぎない
「お腹に赤ちゃんがいるんだから2人分の栄養を取らなくてはいけない」といったのは昔の考え方。
今は妊娠中といえど体重の増やしすぎは禁物というのが常識になっています。
また妊娠中に太りすぎると産道に脂肪がついて出産が困難になるケースもありますし、妊娠高血圧症候群などのリスクも上がってしまいます。
こうした出産のリスクの面も含め、妊娠中の体重管理は産後の体型戻しの成功の鍵といえるでしょう。
ちなみに私が出産した病院は体重管理がとても厳しく、1ヶ月に1kg以上増えると厳重注意を受けていました。
しかしそのおかげで妊娠中にむやみに体重が増加することはなかったので、産後に体重を戻すのがとてもスムーズで楽でしたよ。
体重を増やしすぎると後で大変なのは当然といえば当然の話ですよね。
こうしたことからも産後のダイエットは妊娠中から始まっているともいえるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか？
産後はむしろ痩せやすい時期でもあります。
正しいダイエット方法を頑張って、妊娠前以上にスリムな体型を手に入れましょう！
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