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妊娠中の吐き気によるムカムカをアロマで解消♬おすすめの精油と使い方

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妊娠中の代表的な症状といえば「つわり」ですよね。

症状や程度も人それぞれですが、多くの人が悩まされるのが吐き気や胃のむかつきといった症状ではないでしょうか?

私も空腹になったり、外に出て周りの方の柔軟剤の香りなどを嗅ぐと吐き気がしてしまい、辛かったのを覚えています。

そんな時に役に立ったのがアロマの力!薬が使えない妊娠初期にとても助かりました!

今回は妊娠中のムカムカに使えるアロマをご紹介します♪

妊娠中のムカムカの原因は?

つわりによる吐き気

吐きづわりや匂いづわりなど、吐き気はつわりの中で最も多い症状だと言われています。

つわりの原因はまだはっきりとわかっていませんが、ホルモンバランスや心理的な変化が原因ではないかとみられています。

不安やストレス

心と身体は深くリンクしており、妊娠中の不安やストレスで胃がムカムカすること人も多くいます。

中には、旦那さんまでつわりの症状が出てしまう人もいるのだとか。

妊娠がわかる嬉しい反面、妊娠生活や出産後の子育てに不安を抱え、その不安やプレッシャーがストレスとなって、胃をムカムカさせてしまうこともあるのです。

便秘

妊娠中はホルモンバランスなどの関係で便秘になりやすいのですが、便秘になると胃腸の機能が低下してしまうために、胃がムカムカしてしまうこともあります。

子宮や胎児による胃の圧迫

妊娠の後半になると、大きくなった胎児や子宮によって胃が圧迫されたり、刺激を受けるようになります。

それによって胃の機能が低下したり、胃酸の逆流が起こるため、胸やけを起こしてしまうこともあるのです。

妊娠中にアロマは使えるの?

妊娠中でも、安全に使える精油を正しく使用すれば、アロマを使うことができます。

アロマセラピー発祥の地と言われるヨーロッパでは、すでに治療として保険適応の範囲内でアロマセラピーが受けられるほど。

最近では日本でもその安全性や効果が認められ、お産を進めるためにアロマを使用したり、更年期障害の症状緩和のためにアロマセラピーを勧める産婦人科もあります。

妊娠中にアロマを使用する際の注意点

必ず天然のものを使う

「アロマオイル」として販売されているものの中には、アルコールで薄められたものや、石油成分から合成された香料などといったものもあります。

こういったものを使用すると、逆に体調の悪化を招いてしまう危険がありますので、必ず100%天然のものを購入して使用するようにしましょう。

「精油」と言って販売されているものは天然成分でできたものが多いので、購入の際の目安にしてください。

使用濃度を守る

精油は植物などの成分をギュッと濃縮したオイルです。天然成分100%のものでも、ときに皮膚をかぶれさせたり、身体に刺激になってしまうこともあります。

特に妊娠中は外部からの刺激にとても敏感になる時期です。使用する量や濃度をきちんと守り、安全に使用しましょう。

長時間継続して使用しない

精油のいい香りは心も身体も癒してくれますが、その効果を期待しすぎるあまり、ずっと使い続けるのは危険です。

同じ食べ物をずっと食べ続けていると健康を害してしまうように、同じ香り成分にさらされ続けると、身体に害を与えることもあります。

妊娠中は特に身体が敏感ですので、使用の目安は1回30分程度にとどめましょう。

使用後は必ず換気する

精油を使用すると、香りの成分はお部屋いっぱいに広がり、使用を終えてもそのまま香りがお部屋に残ります。

そのままにしておくと、長時間使用し続けるのと同じことになりますので、精油をしたあとはお部屋を換気し、香り成分がお部屋に残らないように注意しましょう。

原液を直接つけない

精油の原液には、非常に刺激が強いものもあります。

そのまま皮膚や衣類などに付けてしまうと、皮膚や衣類などを傷めてしまうことがありますので、原液を直接つけないように注意しましょう。

妊娠中に使えない精油に注意!

以下の精油は子宮の収縮を引き起こしたり、胎児や母体に刺激を与えてしまう精油です。妊娠中の使用は控えましょう。

  • クラリーセージ
  • クローブ
  • シナモン
  • ジャスミンアブソリュート
  • ジュニパーベリー
  • スイートマジョラム
  • タイム
  • バジル
  • フェンネル
  • ペパーミント
  • ミルラ
  • ローズマリー
※妊娠中に使えない精油に関しては、参考にする文献などによって違いがみられます。

人によって作用の程度も様々ですので、アロマセラピーを実施する際には体調の変化に注意し、体調が悪化した場合にはすぐに使用を中止して、医師の診察を受けてください

 

妊娠中の吐き気にオススメのアロマの使い方

吸入法

熱湯を注いだマグカップなどに精油を3滴ほど垂らし、その蒸気を吸い込む方法です。

鼻や気道の粘膜から精油の成分を吸収することで、早く効果を得ることができます。

また、匂いづわりによって周囲の匂いが気になる方は、マスクに精油を1滴たらして装着するのも効果的。

周りの匂いも気にならず、精油の効果も期待できるので一石二鳥です。

温シップ

胃がムカムカとしてつらいときには、精油を3滴ほど垂らしたお湯でタオルを絞り、それをお腹や胃のあたりに当てるのも効果的。

アロマの香りで吐き気を落ち着けるとともに、胃腸の働きも高めて、ムカムカを軽減してくれます。

冷シップ

温シップとは逆に、精油を3滴ほど垂らした冷たい水でタオルを絞り、それを首元やのど元、額などに当てる方法です。

精油の香りとタオルの冷たさが清涼感を与え、吐き気をすっきりと抑えてくれることがあります。

吐き気の他に頭痛や眠気、熱っぽさが辛いときにもオススメです。

妊娠中の吐き気におすすめの精油

レモン

キリっとした爽やかな香りが心地よい精油です。

つわりのときはなぜかすっぱいものを欲する人が多く、レモンの香りを嗅いでいるだけでも症状が落ち着くことが多いです。

気持ちをリフレッシュさせたり、空気を浄化する作用もあるので、免疫が下がってしまう妊娠中にはとてもオススメ。

ただし、柑橘系の精油は紫外線に当たると変質して皮膚を刺激してしまうことがあるため、直射日光に当たらないよう注意が必要です。

オレンジスイート

レモンと同じ柑橘系の香りですが、甘さとフルーティさが多いのが特徴の精油です。

リラックス効果も高く、消化器の機能を高めてくれる作用もあるため、不安を抱えているときや、便秘に伴う胃の不快感にもオススメ。

ただし、レモン同様に紫外線で変質するので、取扱いに注意しましょう。

ユーカリ

ミントを思わせるようなすっきりとシャープな香りが特徴の精油です。

清涼感のある香りがムカムカを抑えてくれる他、身体の火照りを軽減したり、ボーっとする頭をすっきりさせてくれるため、熱っぽさや眠りづわりなど、妊娠初期の体調不良全般におすすめです。

まとめ

妊婦の代表的な悩みとも言える胃のムカムカ。

特に妊娠初期はまだお腹も出ず胎動も感じることがないため、体調不良だけが気になってしまい、心が折れそうになることも多々あります。

しかし、つわりには必ず終わりがあるもの。

貴重な妊娠期間を楽しく過ごせるよう、アロマの力を上手に利用して、体調のコントロールや気分転換をできるようになるといいですね。

胎動を感じたり、妊婦らしい体型になってくると、赤ちゃんをより身近に感じることができ、胃のムカムカなんて吹っ飛んでいくくらいに愛おしい日々が待っていますよ♪


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星山春菜: メディカルアロマセラピスト&心理カウンセラーとして、婦人科や精神神経科の病に悩む患者様と、そのご家族に寄り添ってきました。 現在は初めての妊婦ライフ真っただ中!つわりやむくみなどに悩みつつ、アロマをフル活用して乗り切っています。皆様のお役に立てる記事を書けるようがんばります!
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