母乳ケアは大丈夫?妊婦さんにおすすめ おっぱいマッサージ方法
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赤ちゃんが吸いにくい乳頭の形とは?
まずは赤ちゃんが哺乳するための飲み口である乳頭(乳首)の形が自分はどういった形なのかを見てみましょう。
赤ちゃんが吸いにくい乳頭には次の4つがあります。当てはまる人はぜひ妊娠中から乳頭マッサージを試みてください。
陥没乳頭
乳頭が乳房の内側に埋もれて隠れている状態です。
普段内側に埋もれている分、刺激に弱いため切れたり傷ついて痛くなりりすい形です。まずは乳頭吸引器などで乳頭を出すようにしてからマッサージを行なってください。
扁平乳頭
乳頭と乳房との境目がなく、乳頭が飛び出ていない平らな状態です。
乳頭を引っ張ってみて出るようなら、乳頭マッサージなどで柔らかくして伸ばすようにしましょう。出ないようなら乳頭吸引器を。
小さい乳頭
小さいので刺激を受けやすく負担が大きいため、傷ついて痛みやすいです。
乳頭マッサージでなるべく乳頭を強化しましょう。
大きい乳頭
大きいと赤ちゃんの小さい口に上手く入りきらず、授乳が困難になることも。
乳頭マッサージでなるべく乳頭を柔らかくするようにしましょう。
乳頭マッサージ方法
- 親指、人差し指、中指の3本で乳頭の付け根をつまみ、軽く引っ張ったり左右に回したりしてマッサージする。
- 人指し指と中指で乳頭をはさみ、親指で乳頭の先を回すようにしてマッサージする。
母乳マッサージ 方法
- 左手で左のおっぱいの外側から手のひらで押さえるように支え、右手で左のおっぱいを指を広げてボールをつかむように持つ。
- 母指球筋(親指の根元部分で手のひらの膨らんでいる部分)を左のおっぱいの上部に当てて、右に向かって垂直に押す。(4〜5回繰り返す)
- 右手の指は閉じて位置を少し下にずらし、ななめ左下からおっぱいを支えるように持つ。
- 左手を右手の外側に重ね、右肩方向に押す。(4〜5回繰り返す)
- 右手の手のひらを左のおっぱいの下側に当てて支えるように持つ。
- 左手は右手の下に添えるようにして、下から上にすくい上げるように持ち上げる。(4〜5回繰り返す)
右側のおっぱいも同じように行いましょう。
尚、このマッサージは入浴時に湯船の中で行なったり、おっぱいに蒸しタオルを当てて温めてから行うと血行が促進され、より効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
くれぐれも切迫早産や妊娠初期は控えるようにしてください。
また安定期でもお腹が張ったりなどの症状が出るときはすぐに中止してください。
母乳で育てたい!と強く願っている妊婦さんは私のような後悔のないよう、ぜひ早めのおっぱいケアで母乳育児の準備をしておいてくださいね。