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恐るべし!子供の「イヤイヤ期」!有効な接し方とダメな接し方

子育て
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イヤイヤ期の子供への接し方

基本は子供の気持ちに立って考えることが重要なポイントです。

もう子供は常に受け身である「赤ちゃん」の状態ではなく、意思を持った一人の人間だということを改めて受け止める事が大切でしょう。

そしてその上で、意思や感情をうまく伝えられない子供の代わりにママがその都度言葉にしてあげることが重要です。これを繰り返し続けていくことで、徐々に子供も安心し落ち着いてくれるようになるはずです。

イヤイヤ期と一言で言っても1歳から3歳と幅広いですが、同じイヤイヤ期でも1歳の子と3歳の子で全く同じ対応では通用しにくいかもしれません。

子供の年齢によって微妙に接し方を変化させていくこともイヤイヤ期の接し方のコツではないかと思います。しかし子供によって個人差もありますし成長速度も違います。

次にご紹介するのはイヤイヤ期の接し方を年齢別に紹介していますが、例えば3歳のお子さんに2歳までの子への接し方の方法を試してみるのも1つの方法だと思います。

あくまでご自分のお子さんの成長速度や個性に合わせて方法を選んでみてください。

年齢別 イヤイヤ期の接し方

1歳半から2歳くらいのイヤイヤ期

あらかじめ予定を伝えるようにする

「言葉もロクに話さないような1歳半の子に予定なんて伝えても…」と思うかもしれません。でもたとえ1歳半であっても親がきちんと話せば不思議と伝わったりします。

事前に「今日のお昼にお出かけしようね」「ご飯食べたら公園行こうね」など、あらかじめ今日の予定を伝えるようにしましょう。

それを何度でも言うことで子供の頭に「〇〇の次は△△をする」というタイムスケジュールがインプットされます。

すると子供なりに次の行動の前の心構えができます。するといざ出かけるという時に玄関で「出かけない〜!」といってぐずられることも減っていくでしょう。

子供にとって曖昧な表現は避ける

「あとでね」「今度ね」「急いでるから早く」などの言葉は1歳半や2歳の子には理解不能の言葉です。なぜなら具体的じゃないからです。

なので子供が理解できそうな言葉になるべく置き換える事が大切。

例えば「今〇〇をしているから、終わるまで待っててね」というように『これを待っていれば、要求が叶う』ということをわからせてあげましょう。

急いでいる時も「早く!」ではなく「お出かけするから、お靴を履こうね」など、①でもお話ししたように「〇〇の次は△△をする」というように具体性を持たせる方が、急ぐことを要求するよりも近道の方法です。

2歳から3歳くらいのイヤイヤ期

代弁して共感してあげる

「これしたかったんだよね。そうだよね。」といったように子供の気持ちを汲んでママが代わりに代弁して共感してあげましょう。

人間は自分に共感して理解してくれる相手には心を開き素直になれるという心理があります。子供にももちろんこの心理が通用するのです。

2択の選択肢を提案し子供に選ばせる

代弁・共感してあげた後に代わりなるものを提案しましょう。

例えば「(〜できなかったから)その代わりに〇〇しよっか?してみる?」といったように「はい」か「いいえ」の2択を選んで答えられるような提案の仕方がシンプルでいいです。

これはあくまで「しなさい!」といった命令ではないので、子供の要求を尊重しているのだということも子供に伝わります。

注意点はYESでもNOでもどちらの場合であってもちゃんとそれに対応できるようにすることです。

3歳以降くらいからのイヤイヤ期

言葉や理解力もだいぶ身についてきている頃なので、もう一歩先まで踏み込んだ接し方がおすすめです。例えば…

2択ではなく具体的に「どうしたい?」と聞いてあげる

2歳から3歳ではシンプルにYESかNOで答えやすいように選択肢を与えることをオススメしましたが、言葉が発達してきた頃からはさらに踏み込んで、子供に具体的にどうしたいのかを聞いてあげるといいでしょう。

それをしないとどうなるかを伝える

「〇〇をしなければ、△△はできない」ということを伝えるようにしましょう。

例えば「お片付けしないとTVが見れない」「ハミガキをしないとお出かけできない」など、それをしないとどうなってしまうのか?何ができなくなってしまうのか?ということを具体的に示しましょう。

そうしないと子供にとってはなぜ今それをしないといけないのかがわからないからです。

「それをしないとママが困る」と伝える

ただ「ダメ!」ではなく「これをするとママが困っちゃう、〇〇できなくなる、悲しい。」など、自分の行動が相手に嫌な思いをさせるということを子供にわかってもらいましょう。

「ダメ!しなさい!」といった命令よりも有効的に伝わります。

これらのことに気をつけて接してみたけれどなかなかうまくいかない!という場合は次のことも試してみてください。

別のもので気をそらせるようにする。

乳児の頃から使える最も定番ともいえる方法かもしれません。

お気に入りのおもちゃなど子供の好きなものをあらかじめ把握しておき、イヤイヤが始まった時に「これで遊ぼっか?」と目の前に出せば子供の気をすんなりそらしやすくなります。

クールダウンするまで待つ

色々やってみたけどどうにもならないなら、いっそ放っておきましょう。

毎回自分の要求を聞いてもらい、それが通るわけではないということをわからせるのも大切なことです。

しばらくするとなんで泣いているのか自分でも忘れてしまったりして自然と泣き止みます。もしくは「泣いたけど無理だったか…」と悟ります。

泣くだけ泣かせていれば自然とクールダウンするので、そのタイミングで散歩やお風呂など気分を切り替えさせてみるのもいいでしょう。

そうせざるを得ない状況にする

例えばこれから出かけないといけないという時にイヤイヤが始まってしまったら、部屋の電気やテレビを消してしまい

「ママは出かけるよー。〇ちゃんは出かけたくないのねー。
じゃお留守番しててねー。バイバーイ。」

と先に玄関を出てしまう。

多少強引な手ではありますが、子供にとってはママがいなくなる方が何より嫌なはずなので、これも効果的な方法のひとつです。

大げさなリアクションをとる

子供が駄々をこねて叩いて来たりした時に、怒るのではなく大げさに痛がったり泣いてみたりする方がおさまってくれることもあるようです。

ちゃんとみて褒める

子供の要求の1つに「得意なことやできるようになったことをママに見てもらいたい」という場合があります。

その欲求を満たしてあげることですんなり言うことを聞いてくれる場合もあります。

子供をよく見て観察し、ちょっとした子供の成長や変化に敏感に気づいて褒めてあげましょう。

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Nemonon

Nemonon

元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています!

同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。