小学校低学年(8歳まで)の子供を上手に叱る方法とは?(性格別叱り方)
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小学生だからきちんと伝えることが必要
小学生になったからと言って、叱る頻度が減るわけではありません。
もしかしたら幼稚園・保育園時代よりも叱っている回数は増えてしまっているかもしれません。
そこで少し意識してもらいたいのは、
「もう小学生なんだから出来るはず」
と思っていないか、ということです。
「もう小学生なんだから出来るはず」
と思っていると、些細な失敗やいたずらにイライラしがちです。
しかし、ご自身の小学生の頃を思い返して頂けると気づくように、色々なことを学んでいる最中の「まだ小学生」なのです。
そのため、叱らなければならない場面に出会ったときには
「もう小学生なんだからできるはず」
という気持ちを、
「小学生だからきちんと伝えていく」
という意識に変えていきましょう。
ではどのように叱ると効果的なのでしょうか。
それは子供の性格によって異なります。
次に子供の性格別の叱り方について紹介していきます。
あなたの子どもの性格はどのタイプ?
性格に合った叱り方をすることで、子供の成長を促すことにつながります。
ではあなたのお子さんはどのタイプに当てはまるのでしょうか。
性格を行動パターン、思考パターンの組み合わせで大きく4タイプに分けると、以下のような4タイプに分けられます。
- A:なんでもやってみる!友達たくさんチャレンジャータイプ
- B:自分のペースはしっかり守る!自由人のマイペースタイプ
- C:みんなに優しい!慎重派のおだやかタイプ
- D:じっくり取り組むしっかり者!がんばり屋タイプ
A:なんでもやってみる!友達たくさんチャレンジャータイプの特徴
このタイプの特徴は
- 思ったらすぐ行動
- 社交的で友達が多い
- よく笑い、よく泣き、よくしゃべる
明るく快活で問題なく生活を送っているように見えます。
しかし一方で短絡的な言動を取りがち。
向こう見ずな行動も多く、トラブルに発展しやすかったり、けがをしやすいタイプでもあります。
B:自分のペースはしっかり守る!自由人のマイペースタイプの特徴
このタイプの特徴は
- のんびり自分のペースを崩さない
- 時には奇想天外な発想でみんなを驚かせる
- 何を考えているかわからない
一見何も考えていないようで、周囲があっと驚くような発想をすることがあるのがこのタイプ。
しかし自分のペースを頑なに守ろうとする頑固な面も。
そんな面がのんびりだらだらしているように感じられ、周囲をイライラさせることが多いです。
見かねた大人が思わず手を貸してしまうため、隠れた甘えん坊タイプとも言えます。
C:みんなに優しい!慎重派のおだやかタイプの特徴
このタイプの特徴は
- 誰にでも穏やかに接する
- 静かにじっくり遊ぶのが好き
- 初めてのことはよく観察してから慎重に取り組む
物静かで、周囲を穏やかな雰囲気にしてくれるのがこのタイプです。
しかし人見知りや場所見知りが激しかったり、引っ込み思案でなかなか活動に参加していけないことが多いのも特徴です。
D:じっくり取り組むしっかり者!がんばり屋タイプの特徴
このタイプの特徴は
- 苦手なことでもコツコツ努力する
- リーダーシップがあり、みんなのまとめ役になることが多い
- 負けず嫌い
何事にもしっかり取り組み、周囲の信頼も厚いリーダータイプです。
その一方で負けず嫌いな面も強く、失敗してしまうともう二度と手を付けようとしない可能性も。
気が強く、気に入らないことは絶対に受け入れないことがあるのもこのタイプです。