小学校低学年(8歳まで)の子供を上手に叱る方法とは?(性格別叱り方)
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性格別 叱り方4パターン!
お子さんの様子に当てはまる性格タイプは見つかったでしょうか。
次に性格別の叱り方について紹介します。
A:チャレンジャータイプの叱り方
危険なことや、周囲の迷惑になるなど、してはいけないことはその場で止めさせ、きっちり叱るのが基本です。
厳しく叱っても根に持ったり、いつまでも落ち込んだりということは少ないでしょう。
ただし、叱られた内容を勘違いしたり、早合点したりすることもあるので、何で叱られてしまったのかを確認する必要があるでしょう。
同じ行動を繰り返さないよう、自制心を伸ばせるように、周囲の大人が根気よくサポートしてあげましょう。
B:マイペースタイプの叱り方
自分のペースで物事に取り組むため、周囲からはダラダラしているように見え、叱られやすいタイプです。
そのため叱られ慣れていることもあり、反省することが少なくなってしまう傾向にあります。
そして見かねた親や周囲の大人が手を貸してしまうため、困った時には他人が何とかやってくれるだろうという依頼心が強くなってしまう可能性も。
そのため「叱る」ことより「サポートする」ことを意識して声掛けをしていく必要があります。
また、守らせたいルールは1つか2つに絞ることで、子供・大人両者のストレスも少なくなります。
C:おだやかタイプの叱り方
このタイプは強く叱ることで不安が増し、萎縮してしまうことが多いようです。
叱られることで自分が否定されたように感じ、自分で行動を制限してしまうようになります。
そのため、厳しい言い方は控え、どんな小さなことでもやる気が感じられた行動には積極的に誉め、励ますようにしましょう。
自信を育てていく関わり方を意識することが大切です。
D:がんばり屋タイプの叱り方
責任感が強く、負けず嫌いなタイプの子には、まずは子供本人の頑張りを認めてあげることが必要です。
自分は間違っていない!という気持ちも強いので、頭ごなしに叱ったりすると、非常に強く反発し、まったく耳を貸してくれなくなってしまうこともあります。
子供本人の頑張っているところ、良く出来ているところを十分に認めた上で、問題になっている部分について、具体例を挙げたりしながら声掛けをしていく必要があります。
焦らず、根気強く向き合うことが大切です。
ただしここに挙げた叱り方が全てではなく、子供の状況に応じて対応を少しずつ変えていく必要があります。
いつもは元気だからと、どう見ても落ち込んでいる様子の子供に厳しく叱っても、より一層落ち込みを深くするだけで、叱られることによって何かを学びとることは不可能です。
性格別の叱り方を基本にして、子供の様子をよく見ながら、その時にあった叱り方を選ぶことも重要です。
叱ることもコミュニケーション!「叱る」ことが深い絆を生むきっかけに!
「叱る」というと、なんだか教育的なイメージが強いものです。
嫌われてしまうのでは?と心配になってしまう親御さんもいるようです。
しかし叱ることも一種のコミュニケーションと言えます。
笑いあい、楽しいやり取りをするだけがコミュニケーションではありません。
時には問題に向かい合い、お互いの考えを確認しあう事も必要です。
そうして確認しあうことで、よりお互いの気持ちが理解しあえるようになります。
「叱る」ということは、このコミュニケーションの一部で、親子関係をより深い絆で結んでくれます。
マイナスのイメージのみで「叱る」ことを避けず、子供に合った叱り方をすることで、より良い関係を築いていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
小学生になると、幼稚園・保育園時代から一気に成長したように感じてしまいます。
しかし子供はまだまだ成長途中で、大人の助言や時には叱ることが必要です。
子供一人ひとりの性格に合った叱り方で、子供の成長を促し、さらに良いところを伸ばして行きましょう。