育児ママ必読!3歳までが勝負!子供が虫歯になる原因と虫歯にさせないために必要なこと。
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虫歯菌はどう防げばいいの?
まず、赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在していません。
どのようにして子供に虫歯菌が移り、どんなことに気をつけていけばいいのでしょうか。原因と対策をみていきます。
口移しは避けましょう!
赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。
ミュータンス菌の1番の感染源はママや家族の口移しです。
ミュータンス菌は唾液を介して感染し、2歳半ごろまでのミュータンス菌は大人から感染している場合がほとんどです。
- 大人が使った箸やスプーンの使いまわし、口移し
- 赤ちゃんの口にキス
- 大人が口をつけたもの
上記にあげたように、大人が使った箸やスプーンの共用により子供の口内に侵入してしまいます。今虫歯がないからといって口移しをしても平気ではなく、虫歯になったことがある人であれば影響してしまいます。
ついついやってしまいがちなことですが、感染予防のためにも気をつけるようにして、ママだけではなくパパや祖父母にも気をつけるように伝えておきましょう。
甘い物の食べすぎ
外出先や、離乳食で栄養を補えなかった場合などに活躍するおやつですが、おやつを食べすぎると虫歯になる、とよく聞いたことはありませんか?
それは、虫歯菌のミュータンス菌が糖分をエサとして活発に酸を作りだし、砂糖を好むからなのです。
糖分は甘いおやつだけではなく、炭水化物や果糖、乳糖も含みます。
唾液は酸性になった口の中を中性にもっていく働きがありますが、糖分をとりすぎてしまうと唾液では防ぎきれなくなってしまうのです。
おやつに砂糖が入ったお菓子や、甘いジュースをとってしまうと、ミュータンス菌が歯の表面を酸で覆っていき、分解していってしまうことで虫歯になりやすくなるのです。
だからといって、子供は甘いものが大好きです。
欲しがったら欲しがるだけあげるのではなく、時や場所を決めて与えるようにしましょう。
だらだら喰い
口の中は食事を始めると、酸性に傾きます。
食べ終わって30~40分すると、唾液の働きで中性に戻ります。間食が多いとそのだびに口の中が酸性になり、虫歯になりやすい環境になってしまいます。
小さいうちは食事の時間やおやつの時間が安定しないかもしれませんが、できるだけ食事や間食の時間を決めるようにしましょう。甘いものをだらだら食べさせてしまうと虫歯になりやすくなってしまいます。
だらだら喰いには気をつけて、歯磨きをしたり、口をゆすぐだけでも効果があります。
また、キシリトール入りのガムはミュータンス菌の働きを弱め、唾液を分泌する効果があります。
お子様向けのキシリトール入りのガムも販売されています。
ママやパパも虫歯治療を!
虫歯菌に感染するのが遅ければ遅いほど、虫歯になりにくいです。
乳歯が生えてからは上にあげたことに注意するほかに、歯磨きを習慣づけることや、虫歯菌を移さないために、ママやパパも虫歯の定期検診を受けましょう。
感染の窓と言われている生後19ヶ月(1歳7ヶ月)から31ヶ月(2歳7ヶ月)は特に注意をしましょう。
また、妊娠中は虫歯ができやすいので、歯医者と相談しながら無理のない範囲で治療を受けるようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
将来虫歯になりやすいのは3歳までに虫歯菌に感染した人で、ママやパパの口移しが原因となることが分かりました。
そう思うと子供の歯を守るのはママやパパ、身近な大人で、虫歯になる仕組みを理解して、気をつけることが大切です。
両親の口移しや間食の管理、夜寝る前には歯磨きをする習慣をつけることが、虫歯を遠ざけるポイントです。
虫歯菌に感染するのが遅ければ遅いほど、虫歯になる可能性が低くなりますので、感染の窓と言われている生後19ヶ月(1歳7ヶ月)から31ヶ月(2歳7ヶ月)の間は特に気をつけて感染させないようにしましょう。
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