乳歯の虫歯の原因は?虫歯になったらしっかりケアを!どうせ抜けるし・・なんて思っていませんか?
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もしも、虫歯になってしまったら?
とにかく、早めに歯医者で治療を行うことが大切です。
虫歯は初期段階では白い帯状のものがあります。
悪化してくると黒く変色してきますが、乳歯はやわらかいため進行も早くなります。
一般の人ではなかなか虫歯に気づく事はできません。
定期的に歯医者さんで検診を受け、なるべく早い段階で処置ができるようにしましょう。
乳歯の虫歯の治療方法とは?
虫歯初期の場合
乳歯の初期虫歯の色は黒色ではなく、白くにごっている事が多くあります。
この段階ではまだ歯を削る治療は行いません。
フッ素を塗布して歯を強くすることで、歯にカルシウムを取り込み(再石灰化)、初期虫歯の状態から回復させる治療を行います。
虫歯の原因となる食事の習慣や歯磨きのやり方を変え、定期的にフッ素を塗り続ける事で元の歯に戻す事ができるのです。
虫歯が進行していた場合
虫歯が進行していた場合は、虫歯部分を削りとってからプラスチックで詰める治療を行います。
しかし、乳歯の虫歯は進行が早い為、神経まで広がることがあります。
乳歯の虫歯が神経まで広がってしまったら、根の先に膿をため永久歯を変色させたり、歯並びを悪くしたりするので、根の神経を抜いたり、切断したりする必要が出てきます。
神経は乳歯から永久歯へ生えかわる際にとても重要な役割を果たすものです。
神経がない乳歯は、永久歯との交換の際うまく抜けないことがあります。
虫歯予防をしっかり行う事も大切ですが、虫歯になった後のケア方法についてもしっかり押さえておきましょう。
赤ちゃんに歯磨きをしてあげましょう!
赤ちゃんはまだ自分自身でお口の中をきれいに磨くことはできません。
そのため、お父さんお母さんによる歯磨きがとても重要になるのです。
ポイントを押さえ、毎日しっかり続けてあげてください。開始時期は、歯が生えてきたら始めてかまいません。
夜寝る前に、濡らしたガーゼやタオルで歯を拭いてあげることからはじめましょう。
歯磨きをする時の姿勢は、お母さんの脚を伸ばしてその上に赤ちゃんを仰向けにして寝かせ、頭の上側から磨きます。
お母さんの両足で赤ちゃんを挟むようにしながら、口の中をのぞきこみます。脇をしめて磨くと歯ブラシをもつ手も安定して、磨きやすくなります。
赤ちゃんが仰向けを嫌がるようであれば向かいあう形でもいいですし、大きくなれば立たせて行ってもかまいません。
虫歯になりやすいとされる、「奥歯の噛み合わせ部分」「上の前歯の裏側」は、特にしっかり磨きましょう。
毛先を歯の面に軽く当て、弱い力で歯ブラシを小刻みに動かして磨きましょう。
こするのではなく、歯ブラシを当てて振動させる要領で行うのがポイントです。1ヶ所につき20回以上磨く事が目安です。
赤ちゃんが歯磨きを嫌がってしまう場合は?
黙って歯磨きをするのではなく、話しかけたり数を数えたりと、注意を引きながら磨くといいでしょう。
磨く力が強かったり、歯ぐきに強く歯ブラシが当たったりすると赤ちゃんが嫌がるため注意しましょう。
先にも述べましたが、こするのではなく歯ブラシを当てて振動させる要領で行いましょう。歯ブラシをペンのように握りしめて磨くと、ムダな力は入りにくく左右に細かく振動させやすいですよ。
歯磨きが終わったらしっかり褒めてあげましょう。歯が生える前から歯ブラシを触らせたり舐めさせたりすることで、事前に歯ブラシへの抵抗を減らす方法も効果があるとされています。
まとめ
将来虫歯で悩むことがないよう、歯の生え始めるときに注意することや、虫歯になった時の対処方法、赤ちゃんの歯磨き方法などについてご紹介しました。
乳歯の虫歯は大人と比べ進行が早いので、気が付いた時にはかなり進行している事があります。
大事なお子さんの歯の将来の為、虫歯の感染源となるミュータンス菌をできるだけ遠ざけ、歯磨きによって日頃からケアをしてあげる事が大切です。
また、定期的に歯医者で検診を行い、虫歯はできるだけ早く治療を行いましょう。
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