幼稚園に行きたくない!という子供への対処法は?
「幼稚園に行きたくない!」の対処法
では具体的に登園拒否をする子供への対処法をご紹介していきます。
とにかく登園させる
毎朝登園前に泣いて嫌がる我が子を相手にしていると「もういいや、欠席で」とつい諦めてしまいたくなりますが、ここは踏ん張ってなんとか登園させるようにしましょう。
確かに嫌がる理由には幼稚園で何か嫌なことがあったのかもしれませんが、逆に幼稚園は本当は楽しいものだとわからせるには、とにかく幼稚園に行かせないと始まりません。
泣き喚く子を送り出すのは親としては心苦しいし大変かもしれませんが、一旦行ってしまえば案外ケロッとして帰ってくることも多いですよ。
どうして行きたくないのか?と問い詰めない
慎重なタイプの子どもほど新しい環境に対して不安が大きいのです。理由を問い詰めるよりも、何があってもママが守ってあげるから大丈夫だよと言って子供を安心させてあげる方が効果的なようです。
ゆったりとした気持ちと態度で送り出す
登園を嫌がる我が子とのやりとりが毎朝だとこっちがウンザリしてきて泣きそうになってきますよね。
また、子供と同じくママにとっても新しい環境は不安にもなりますし、1人目の子で初めての幼稚園入園という場合はママ自体が緊張でいっぱいということも多いのではないでしょうか?
そうしたママの不安や動揺、焦りなどがあると、それは子供に伝わっていくもの。
大切なのはママが堂々とした態度やゆったりとした気持ちで子供と接し、幼稚園は楽しいよ!という気持ちで笑顔で送り出してあげるようにしましょう。
クラス担任の先生に相談する
入園してわりとすぐに面談を開いてくれる幼稚園も多いですが、心配事や悩み事がある場合はこちらから先生とお話する時間を作ってもらいましょう。
幼稚園の先生は子供の園での様子を見てくれていますし、なにより数多くのタイプの子ども達と接してきたプロです。
子供のパターンに合わせてどういう風に対処すれば良いのか的確なアドバイスがもらえるかもしれません。
楽しいことやお気に入りのものと一緒に登園する
例えばお気に入りのぬいぐるみやおもちゃを持たせたり、ストライダーなどの乗り物に乗せたり、大好きな歌を歌いながらなど、とりあえず家から連れ出すためには気を紛らわせる何かに頼るのも1つの手です。
もちろん園バスの停留所や幼稚園に着いたら持っていけませんから取り上げることになりますが、着いてしまえば子供は案外おもちゃから手を離す子も多いです。
泣きぐずったとしても先生がいますから、そのまま引き渡してお任せしてしまいましょう。
お休みの日は幼稚園を意識させない
子供は幼稚園にいる間は小さいながらも緊張と不安の中、踏ん張っています。
せっかくお休みの日は安心してリラックスしているのに「幼稚園はどう?」など幼稚園の話をされたりすると緊張や不安感を思い出してしまって気分が沈んでしまい、幼稚園に行く気をなくしてしまうかもしれません。
お休みの日は幼稚園の話は一切しないようにすることで子供もリフレッシュでき、月曜日からまた新たな気持ちで楽しく登園してくれるかもしれません。
帰ってきたらたくさん甘えさせてあげる
ママと離れて心細い中、子供は小さい体で頑張って戦ってきています。
だからこそ幼稚園から帰ってきたら思いっきり甘えさせてあげましょう。
たくさん抱っこしてあげたりなど意識的にスキンシップを多めにすることで、ママからの愛情を感じ取り安心した子供は、集団生活の中でも自信を持って過ごせるようになる傾向があります。
これは特に赤ちゃん返りが登園拒否の原因の子にも有効的のようですよ。
怒らない
朝、慌ただしく準備して「いざ出発!」という時に限ってグズって「行かない!」となるもの。
そんな時イライラするのはよくわかりますが、そこで起こってしまっては逆効果。ますます子供にとって朝の準備時間が憂鬱になってしまい、登園拒否に拍車がかかってしまいます。ここはイライラしてもぐっと我慢して、決して怒らずに。
いざとなったら別に行かなくても死にはしない!くらい開き直って、「行きたくないのね。じゃあいいよー。」といったん引いてみたりなど、ゆったり優しく諭してみましょう。
ちゃんと子供の話を聞く
しっかりお話ができる子の場合、行きたくない理由を「〇〇だから行きたくない」とはっきり言ってくれたりしますよね。
せっかく理由をきちんと言ってくれているなら子供の話をよく聞き、対策を具体的に立てていくのもいいかもしれません。
確かに「じゃあ、幼稚園行かなくていいか」となるような理由ではないことがほとんどでしょうが、理由をきちんと聞いてもらえずに無理矢理連れて行かれるのは子供にとっては大きなストレスになるので気をつけてください。
幼稚園に行くことでご褒美があるようにする
例えば、幼稚園から帰ってきたら大好きなおやつがあるよとか、幼稚園に行くと〇〇ができるよ!といったように、幼稚園に行くことでご褒美があったり、楽しいことや嬉しいことが得られるようにする方法もいいでしょう。
〇〇の部分は事前に担任の先生に幼稚園で子供が好きな遊びや遊具、活動などを聞いておくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
幼稚園を嫌がる子ほど慣れてからはのびのびと楽しんでくれる子が多い傾向があります。
どんな子でもいつか必ず楽しく幼稚園に行ってくれる日が来ます!
それまで焦らず気楽に見守って行きましょう!
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