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妊婦さんが敏感肌に肌質が変化する理由とおすすめケア方法

健康/美容 出産/妊娠
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敏感肌の妊婦さんにおすすめのケア方法

敏感肌の症状が出た時の対処方法

皮膚科に行く方がいい場合

我慢ができないほどの強いかゆみがあり、かき壊してしまいかぶれや湿疹、炎症や赤みなどが治まらなかったり痛みなども伴う場合はアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を引き起こしている可能性もあります。

まずは産婦人科の担当医に相談したり、皮膚科での診察を受けるようにしましょう。その際は事前に妊娠中であることを伝えるようにしましょう。

セルフケアで様子を見てもいい場合

上記のように酷いかゆみや痛み、炎症などが激しいわけではないのなら、刺激に少し過敏になっている程度なので日常のスキンケアや生活習慣などを見直していくことで改善していくようにしてみましょう。

敏感肌のための予防と対策方法

敏感肌の改善と予防のためには薄くなっている皮膚を正常な厚さに戻して健康な肌を取り戻すことが大切です。

そのためには正しいスキンケアで低下したバリア機能を整えて、刺激に負けない健康な肌を作るようにしましょう。
鉄則は・とにかく刺激を与えないようにする!・保湿をしっかりと!

まずはここから!化粧品の見直し

日常のスキンケアは敏感肌の予防と改善のための最善の近道です。

妊娠前から使用しているものでも妊娠後の肌質の変化によって肌に合わなくなっている場合があります。

肌に合わない化粧品は刺激の元です。使用時に少しでもヒリつきや違和感を感じるようなら使用は停止することをおすすめします。

たとえ気にならない程度のヒリつきだとしても毎日小さな刺激を積み重ねてしまうことで、ある日突然、痛みや炎症などの大きな症状が現れるということはよくあります。

洗顔やクレンジング、化粧水やクリームなど、日常の肌につけるものはなるべく低刺激性のものや敏感肌メーカーのものなどに変えてみましょう。

まずはそうしたメーカーの化粧品カウンターでカウンセリングを受けてみて、サンプルから試してみてください。

スキンケア製品の選ぶ時のポイント

角質層のバリア機能が低下している敏感肌に不足しているのは・保湿因子(NMF)・細胞間脂質・皮脂膜の3つです。

不足しているものはスキンケアで積極的に補っていくようにしましょう。

これらを補うために効果的な次の3つの成分が配合されたものを選ぶようにしてみてください。

ヒアルロン酸

水分を維持するための役割であるNMF(天然保湿因子)は本来ならもともと角質層内に存在するのですが、敏感肌はこのNMFが正常に生成されにくくなっています。

ヒアルロン酸は1gで水6リットルを抱え込むことができるほど保水力が高い成分です。

スキンケアでヒアルロン酸を肌に与えることで、NMFの代わりに角質層に水分を維持しやすい肌にしてくれます。

セラミド

敏感肌に不足している細胞間脂質はセラミドが配合されたスキンケアを選ぶことで補うことができます。

セラミドは水分を抱え込んだ1つ1つの細胞をつなぎ合わせて水分蒸発を防ぐ働きがあります。

細胞間の隙間を埋めてくれるので刺激が侵入しにくくなり、敏感肌の様々な肌トラブルを回避することができるようになります。

ワセリン・美容オイル

天然の保湿・保護クリームである皮脂膜ができにくいのが敏感肌です。皮脂膜の代わりとしてオススメなのがワセリンと美容オイルです。

ワセリンはもともと薬用のものであり刺激性もなく、ヒビやあかぎれなど傷のついた皮膚や粘膜の保護剤として使用されているものなので敏感肌にも安心して使えます。ワセリンベースの保湿・保護クリームも販売されている敏感肌化粧品メーカーもあります。

またオーガニックコスメの美容オイルなども敏感肌用に優しく作られているものが多くあり、ホホバオイルやスクワランオイル、アルガンオイルなどは人間の皮脂膜に近いといわれています。

敏感肌妊婦さんのための正しいクレンジング・洗顔方法

スキンケアの中でも洗顔やクレンジングは肌の潤いが奪われやすく刺激も受けやすい作業です。気をつけて丁寧に行わないとバリア機能が乱れて、敏感肌が悪化してしまいます。

とにかく刺激を与えないことを心がけましょう。

洗顔料はよく泡立てて、決してゴシゴシこすらずに優しくなでるようにしてください。

クレンジングや洗顔料の成分にも注意してください。ピーリングやスクラブなどが入っているものは敏感肌には刺激が強すぎるので避けるようにしましょう。

(「泡パック洗顔」は敏感肌に最もオススメの洗顔方法ですのでやってみてください。

(泡パック洗顔について詳しくは「産後の忙しさでいちご鼻…簡単改善&治し方!」に記載しています。)

まとめ

いかがでしたか?

敏感肌は妊娠中だけのことかもしれませんが、長引けば妊娠中に起きた肌トラブルを産後にまで持ち込んでしまうことになります!

逆に女性ホルモンは美肌ホルモンともいわれているので、妊娠中に正しいケアをすれば美肌になれるチャンスの時でもあるのです!

今回ご紹介したケア方法でなるべく早く敏感肌を改善して、キレイなお肌で赤ちゃんを迎えましょう!

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Nemonon

Nemonon

元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています!

同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。