離乳食にかぼちゃの皮をいれるのはやめましょう!その理由とかぼちゃを使った簡単レシピ!
かぼちゃはいつから食べられる?
5~6カ月ごろ
ゴックン期 |
7~8カ月ごろ
モグモグ期 |
9~11カ月ごろ
カミカミ期 |
1歳~1歳6カ月ごろ
パクパク期 |
○ | ○ | ○ | ○ |
離乳食初期の5、6カ月から与えることができます。
甘さもあって食べやすく、栄養もあることから常備しておくと便利な食材です。
厚生労働省の「授乳・離乳支援ガイド」の、離乳食初期に与えたことのある食品では、かぼちゃ(他はにんじん、じゃがいも)は5割近くも使用されていることが分かっています。
比較的時期を問わず手に入れることができ、離乳食でもアレンジしやすいところもお母さんにとってありがたいですね。
かぼちゃの栄養素
緑黄食野菜の1つとして有名なかぼちゃは、ビタミン、ミネラルが豊富で、ビタミンAであるβ-カロテン、ビタミンB1、B2、C、カリウム、カルシウム、鉄などをバランスよく含まれています。
β-カロテンはかぼちゃの黄色の素になっている色素成分で、免疫力を高め、風邪に負けない体を作ってくれます。
ビタミンB群はエネルギーを作るのに必要であり、鉄分やカルシウムも赤ちゃんがぐんぐん成長するのに欠かせない栄養素の1つです。
かぼちゃに含まれる栄養素は、赤ちゃんが欲している栄養素でもあるのです。
かぼちゃの旬や選び方は?
かぼちゃは夏野菜なので、6月~9月に収穫をします。
しかし、貯蔵によって甘みが増すので、食べごろは9月~12月ごろになります。
ちなみに、野菜など美味しい食べ物が揃っている北海道のかぼちゃの収穫は、8月~10月ごろなので、一般のかぼちゃより1カ月ほど遅い収穫時期になりますので、食べごろは10月~1月ごろになります。
β-カロテンは色素成分のため、果肉が濃いオレンジ色であるほど豊富に含まれています。
売り場で売っている美味しいかぼちゃの見分けかたは、カット売りの場合は果肉の色の濃いものを、まるごと売っているかぼちゃの場合は、皮が濃い緑色でずっしりと重いゴツゴツしたものを選ぶのがコツです。
かぼちゃの皮はとったほうがいいの?
かぼちゃの緑色の皮の部分には、食物繊維が豊富に含まれており、栄養価が高いですが苦味の強い部分でもあります。
また、かぼちゃの種やワタの部分も苦味が強く、食感も変わってしまうので、離乳食初期~完了期まではかぼちゃの皮や種、ワタはとるようにしてください。
離乳食が終わってから、大人と同じように食べられるようになったら皮の部分も大丈夫です。