産後の骨盤矯正とは?歪みを戻す前に知っておくべきこととは?
見出し
自分で出来る骨盤矯正!歪みを戻すために必要なポイント
骨盤の歪みを改善するために必要なポイントは次の3つ。
骨盤や姿勢に関わる筋肉を鍛える
姿勢の悪さによって筋力が低下したり、バランス悪くついてしまった筋肉をきちんと鍛えることで筋肉を正しい位置に整えることができます。
すると骨格、骨盤も筋肉によって正しい位置に導かれます。
先にお話しした大腰筋や内転筋などを含む「インナーマッスル」といわれる筋肉を鍛えることで姿勢や関節の位置を正すことができます。
インナーマッスルを鍛えるにはウォーキングやヨガ、ピラティスなどの軽めの有酸素運動が効果的です。
関節の柔軟性を高める
骨盤が歪んだ状態だと筋肉のバランスが悪くなり余計な負担が身体にかかるようになります。
こうした負担は筋肉を緊張させて硬くしてしまい、関節の動きを狭めてしまいます。
柔軟性が悪い身体でエクササイズをしても効果を得られにくいだけでなく、体のバランスの悪さが悪化してしまいます。
ですので、ストレッチなどで柔軟性を高めてからエクササイズをするようにしましょう。
また整骨院や整体院でプロの施術を受けるのも効果的でしょう。
日常的に良い姿勢を心がける
骨盤の歪みの大きな原因は姿勢の悪さ。せっかく筋力をつけたり柔軟性を高めても、日常的に姿勢が悪いと元もくあみです。
とにかく日頃から姿勢を正して過ごすことを心がけましょう。
2人目の産後に体の不調が出る原因
1人目出産時には特に骨盤の開きによる腰痛など、特に体の不調はなく体も楽だったのに、2人目の出産後は腰痛などの体の不調がいろいろ出てしまったというママさんも多いようです。
また、よく「1人目よりも2人目を産んだ後は体型が元に戻りにくい、戻らない…!?」なんて話もよく耳にします。
これらは一言で言ってしまうと「産後の生活習慣が悪かったことが原因」なのです。
1人目出産時と違い、2人目の場合は赤ちゃんとの生活だけに集中することはできません。
上の子のお世話もしなければならないので、1人目の時のように赤ちゃんと一緒にお昼寝して体力を回復させるといったことができにくくなります。
また2人目出産時は1人目の時よりも必然的に歳をとっているので、加齢による体力の低下もみられます。
こうしたことが合わさって2人目の出産後はママの体がきちんと回復されず、骨盤のスムーズに戻りにくくなり体の不調となって現れやすいという傾向があります。
骨盤のために!産前・産後に気をつけること
産後の体の回復は妊娠中からの生活習慣や心がけによって大きく左右します。
産前からできることをやっておけば産後の体の回復もスムーズになります。
産前からなるべく歩くようにしたり、睡眠を十分にとるよう心がけましょう。
また歩く時の靴はスニーカーなどかかとのない、足腰に負担の少ない靴を選びましょう。
そしてなにより、体を冷やさないようにすることが大切です。
そして産後、特に1ヶ月は産前と同じく体をなるべく冷やさないようにしたり、ソファなどに座ると緩んでいる骨盤がズレやすくなるので、なるべく椅子に浅く腰をかけるなどして姿勢を正す習慣をつけるようにしましょう。
また低反発や柔らかいマットレスは骨盤矯正には実はあまり向いていません。
骨盤にいいのは畳に敷布団がベスト。畳に敷布団は寝ている間に自分の体重で緩やかに骨盤矯正をする効果があるので理想的な睡眠スタイルといえます。
まとめ
いかがでしたか?
必ずしもプロの施術を受けないといけないわけではなく、骨盤矯正は自力で十分可能なんです。
また他にも産後の骨盤矯正について知らなかったことや誤解などもあったのではないでしょうか?
今回のポイントが産後ママのプロポーション改善のお役にたちますように!
この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。